美しすぎる脱出ゲーム『I am you』 “もうひとりの自分”と洋館を探索する短編小説のようなストーリー
今回紹介するのは、RPGアツマールにsquare worldさんが投稿した『I am you』というゲームです。
投稿者メッセージ(ゲーム説明文より)
不思議な夢の中にいた、もう一人の自分。
彼は僕にこう言いました。
「ボクはキミだよ」 と。彼の代わりにあるものを探すことに。
それを探し始めると、僕と彼との関係がだんだん分かってきて……ちょっぴり切ない 二人のお話。
しんみり系脱出ゲーム『I am you』が「面白い」「楽しかった」「お洒落なゲーム」と好評です。廃感ある世界が好きな人はよだれが止まらないでしょう。広すぎる洋館、灰色の壁に赤い花、白いパズルピース、しっとりしたピアノのBGMとミステリアスな空気がムンムンに漂います。ああ、なんか、心がしんみりしてくるぞ!
タイトル画面が美しい。モノトーンで描かれた人物と「I am you」のロゴ、もうお洒落です。タイトルが美しいゲームって、それだけでクオリティの高さを期待させてくれます。
ストーリーは、洋館に自分にそっくりな青年がいて、白いパズルのピースを集めるよう頼まれるというもの。ピースを全部集めたら洋館からの脱出方法を教えてくれるそうです。つまりは洋館からの脱出ゲームなのですが、この青年が放つ雰囲気が謎めきすぎているのです。自分にそっくりなヤツがいるってだけで不気味なのですが、そいつに「だって、ボクはキミなんだよ?」なんて言われると、ドキっとします。
パズルのピースはそこらへんに落ちていたり、ダイヤル式の小箱に入っていたり。小箱を開けるダイヤルのヒントはいろんなところにあります。音楽室にあるピアノの鍵盤も何かのヒントのようですが…。脱出ゲームとしてもなかなかよくできています。
読後感といいますか、プレイ後の後味はあまりよくありません。ですが、その苦みがいいんです。短編小説を読んだような気分にさせてくれます。想定プレイ時間60分と短い時間でサクッと遊べるゲームです。自分そっくりの青年が何者なのか、見てみませんか?
視聴者コメント
面白かった
すき
お洒落なゲームでした
良いゲームでした!
楽しかったです!
文/高橋ホイコ
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