アイドルオタ“入店禁止騒動”について吉田豪らがコメント「怒る気持ちもわかるけど、そのテンションで困る人がいるのは間違いない」
オシャレスポットにハイテンションのオタの大群が現れたら? 張り紙はそれなりに理由はある
吉田:
「アイドルオタ差別だ」と怒る気持ちもわかるけれど、そのテンションで店に入ってくると困るんでしょうという人がいるのは間違いないんですよ。
掟:
お祭り気分ですからね、単純に。
久田:
そう思いますけれどね。
吉田:
周辺の店舗は文句は言うと思いますよ(笑)。
掟:
文句を言う権利はあるよ、当然。
吉田:
ある。
掟:
ただ「立ち入り禁止」と言われると、ちょっと嫌な感じだけれど。
吉田:
ただ、たとえば東京アイドルフェスティバルとかだったら、あの周辺のコンビニが、飲み物が枯れるぐらい売れたりとかプラスになるから。
掟:
オシャレグッズとかを売っている赤レンガの中の店とかは。
吉田:
高級感のある街並みにオタの大群が現れて、みんながウエーイ! っていうノリで現れたら嫌じゃん! ということだよね。
掟:
立ち入り禁止というのもなんですけれど、それなりに理由はあるなと。
「会場に怖い人がいるという可能性は考えて欲しい」
久田:
AKB48の「豆腐プロレス」を名古屋に見に行ったんですよ。
吉田:
本当にAKB48にズブズブですね。
久田:
何を言っているんですか(笑)。行ったんですけれど、女子プロレスって紙テープを投げるじゃないですか。全然わかってないやつらだから。
吉田:
紙テープの芯を抜くっていうのを知らないらしいです。
久田:
だから俺に当たってるのよ。「ちょっと待て」って言って。
一同:
(笑)
久田:
当たったから反射的に見て。すごい見回して。
吉田:
犯人はわからないですよ、みんな投げているんだから。
久田:
いや、本当にバカじゃないのって思って。アイドル好きの人は全然わかっていないから、その時はずっと見てましたね。「今やったの誰?」って。
吉田:
会場に怖い人がいるという可能性は考えて欲しいというのは、昔のプロレス興業とかでずっとあったじゃないですか。
久田:
そうだよ。
吉田:
それこそヴァンダレイ・シウバが勝ってマウスピースを投げたら怖い人に当たっちゃって(笑)。
久田:
やばいよ(笑)。
吉田:
「何するんじゃ!」って(笑)。そういう人をなだめるための百瀬博教【※】さんが発動っていう(笑)。
※百瀬博教
格闘技プロデューサー。総合格闘技イベントPRIDEとの関わりから、「PRIDEの怪人」の異名を持っていた。
久田:
そうそう。そういうことを考えないと。
掟:
でもそれは考えづらい(笑)。
吉田:
当たるところに置くなっていうことで(笑)。でも昔のプロレスはそうだったじゃん。リングサイドに怖い人がいて、知らずに喧嘩をそこに吹っかけちゃって。
久田:
興行ですからね。
吉田:
ああいうところにやばい人がいるという自覚はしたほうがいい。
久田:
僕もあるやくざの組長とみんなで飲んだ時に、「役に座ると書いた役座です」と。だから地方地方に役に座る人がいるわけだから。「そこを通さないと」と言われましたけれどね。
吉田:
タトゥーの痕を消した人がそういう話をすると……(笑)。
久田:
地肌ですからね、これ(笑)。
一同:
(笑)