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『プリキュア』全15シリーズの歴史をメンバー数やテーマの変遷から読み解く 初代から続く偉大すぎるレジェンドをおたっきぃ佐々木が徹底解説

💡ここがポイント

●『HUGっと!プリキュア』に初代ブラック&ホワイトが登場し、胸熱な展開に。
●おたっきぃ佐々木が「プリキュア」全シリーズの解説を行った。
●プリキュアの歴史を語りつつ、初代を「偉大すぎる」と評した。

 2004年にスタートした『ふたりはプリキュア』の大ヒットを皮切りに、2018年には15周年を迎え、現在も『HUGっと!プリキュア』が好評放送中であるプリキュアシリーズ。10月27日には15周年を記念し、総勢55名のプリキュアが登場する『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の全国公開が決定しています。

 ラジオパーソナリティのおたっきぃ佐々木さんと、声優の天海由梨奈さんが出演するニコニコ生放送番組「やっぱ、アニメでしょう」では、歴代の各シリーズの特徴や登場プリキュアを総ざらいしました。

(画像は東映公式サイトより)

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通算700話を突破! プリキュアシリーズを振り返る

左から天海由梨奈さん、おたっきぃ佐々木さん。

天海:
 今回のテーマはこちらです。プリキュアシリーズ。

おたっきぃ佐々木:
 どうする? きょう終わらなくていい(笑)?

天海:
 佐々木さんの専売特許のような。

おたっきぃ佐々木:
 専売特許でもないけれどさ(笑)。長くなりますよ(笑)。

 Wikipediaから引っ張ってきていますけれど、プリキュアシリーズはプリキュアシリーズは朝日放送から朝日放送テレビ制作、日曜朝8時30分枠のアニメとして制作され、テレビ朝日系列で『明日のナージャ』の後続作品として2004年(平成16年)に放映された『ふたりはプリキュア』の大ヒットから端を発し、以降10年以上にわたってシリーズを重ねている。

 東映アニメーションの女児向け作品としては、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ以来の新風を巻き起こしている。ということで、現在の『HUGっと!プリキュア』までずっと作品がたくさんあるわけですけれども。第16話でシリーズ通算700話を突破。

天海:
 すごいですね……2年分。

おたっきぃ佐々木:
 毎日見たってほぼ2年かかるということですね。

天海:
 毎日1話ずつ見ても。

おたっきぃ佐々木:
 2年かかる。それくらいあるっていうね。プリキュアというタイトルの由来は、初代プロデューサーの鷲尾天さんのインタビューによると、プリティー(PRETTY=かわいい)とキュア(CURE=癒す、治す)という女の子らしいイメージを合わせた造語であり、この名前に至るまで、イメージが合わないとか、商標が取れないなど散々悩んだ末にプリキュアという造語になったとのことです。

 各シリーズ間には『映画 プリキュアオールスターズ』などのクロスオーバー映画を除き、スーパー戦隊シリーズと同じく登場人物や世界観などの連続性はないが、『HUGっと!プリキュア』第21話及び22話では初代プリキュアである無印のキュアブラックとキュアホワイトがはぐたんの不思議な力により召喚される形で登場しており、放送開始以来はじめて過去作品のプリキュアがテレビシリーズに登場することとなった。

 エンディング曲が初代オープニング曲にということで。

(画像はプリキュア15周年公式サイトより)

天海:
 これは胸熱でしたね、本当に。

おたっきぃ佐々木:
 感動しました。最近、一番最後の話。最終話の前にボスを倒して最後に「良かったね」ってやっていると、次の話のプリキュアとすれ違うみたいな展開が多いので、あれなんですけれど。前の作品のあれが出るということはあるんですけれど、でも初代がいきなり出ているというのは……。

 いろいろ資料がこちらにありまして。もともと日朝枠というのを語ると、一番最初は『とんがり帽子のメモル』から。1984年の『とんがり帽子のメモル』からはじまるのですが、『はーいステップジュン』『メイプルタウン物語』『新メイプルタウン物語 パームタウン編』『ビックリマン』『新ビックリマン』『まじかる タルるートくん』『スーパービックリマン』『GS美神』。

 この辺は男の子向けの作品があるんですが、その次の『ママレード・ボーイ』『ご近所物語』『花より男子』あたりから女子向けになって、『夢のクレヨン王国』『おジャ魔女どれみ』『おジャ魔女どれみ♯』『も〜っと! おジャ魔女どれみ』と4作品4年間。ここから完全に女子向けという流れになってきますね。

 『明日のナージャ』『ふたりはプリキュア』『ふたりはプリキュア Max Heart』『ふたりはプリキュア Splash Star』『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』『フレッシュプリキュア!』『ハートキャッチプリキュア!』『スイートプリキュア♪』。

 『スマイルプリキュア!』『ドキドキ!プリキュア』『ハピネスチャージプリキュア!』『Go!プリンセスプリキュア』『魔法つかいプリキュア!』『キラキラ☆プリキュアアラモード』『HUGっと!プリキュア』。

偉大すぎる初代『ふたりはプリキュア』

『ふたりはプリキュア』
(画像は東映アニメーション公式サイトより)

おたっきぃ佐々木:
 順番に追っていきましょうか。2004年『ふたりはプリキュア』。キュアブラック美墨なぎさ、キュアホワイト雪城ほのか。なんだかんだ言っても、この初代が成したことというのが偉大すぎるんですよね。

天海:
 強かったですからね。物理的に強かった。

おたっきぃ佐々木:
 スタッフが『ドラゴンボール』のスタッフだとコメントで出ていましたけれど、女児向けなのに肉弾戦バリバリ。当時『セーラームーン』とか武器とか出して戦ったりしたけれど、ここまでの肉弾戦を改めて『HUGっと!プリキュア』で出てきた時に、この人ら半端ないなっていうね(笑)。

(画像は東映アニメーション公式サイトより)

天海:
 パンチとキックで戦っていますからね、ずっと。

へそ出し衣装がなくなった『ふたりはプリキュア Max Heart』

『ふたりはプリキュア Max Heart』
(画像はAmazonより)

おたっきぃ佐々木:
 続いて『ふたりはプリキュア Max Heart』になって、シャイニールミナスが。

天海:
 きましたね。

おたっきぃ佐々木:
 ひかりちゃんが登場します。この辺はプリキュア研究家の人たちを“プリキュアン”という言い方をしますけれど。勝手に今言いましたけれどね、プリキュアンの皆さんからすると、シャイニールミナスは「キュア」がつかないじゃないですか。だからプリキュアとするかどうかっていう。

天海:
 確かについていない!

おたっきぃ佐々木:
 シャイニールミナスと『Yes!プリキュア5』のミルキィローズはキュアがついていないので、プリキュアとするかどうかが悩ましいところなんですよね。でも今の一般的な流れの中ではプリキュアの中に入れるという流れが多いので……何の話や(笑)! ここは学会か(笑)!

天海:
 確かに今、言われてキュアがついていないなってなりました。

おたっきぃ佐々木:
 ただ『ふたりはプリキュア』から『ふたりはプリキュア Max Heart』に至る時になくなったものがあります。さて、この1年間の間になくなったものは何でしょう。正解はキュアブラックのへそ。コスチュームが最初の『ふたりはプリキュア』は出ていたんですけれど、『ふたりはプリキュア Max Heart』の時はおへそが出なくなったんです。

(画像は東映アニメーション公式サイトより)

天海:
 そうなんですか。

おたっきぃ佐々木:
 ちょっと微妙に衣装が変わっちゃったんですよ。

天海:
 私の中ではへそ出しで終わっていますね。

おたっきぃ佐々木:
 本当にすごい続いたのは嬉しかったんですけれど、おへそがなくなったのは本当に悲しかったなと思いましたね。

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