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就活に学歴って必要? 「学歴よりも業務に対する耐性を見るべき」茂木健一郎氏らが企業の採用方式に言及

 9月25日放送の『小飼弾の論弾』にて、脳科学者の茂木健一郎氏が「一流企業への就職に学歴や資格が必要なのは、企業の採用基準が定まっていないせいであり、本来は必要のないものだ」と一蹴しました。

 それに対して小飼弾氏山路達也氏が、学歴が重視されるなかで難関校で行われる学校教育について、「すでに優秀である子供が、結果として難関校に入学しているだけである」とコメントし、教育の現状と問題点について議論が交わされました。

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TOEICは撲滅すべき!? 難しい検定を受ける意味はない

左から茂木健一郎さん、小飼弾さん、山路達也さん

茂木:
 俺はTOEIC撲滅主義者なのですが、そもそも英語力を点数化するという思想が嫌いなんですよ。というか、英語力なんてものは、ちょっと喋ればだいたいわかるんですよ。

 だから日本の企業がTOEICの点数を見て人事をやっているというのは、“企業内部の人間自身が英語の判断が出来ない”というだけの話で、そっちの方が本質的な問題なのです。だからTOEICは撲滅すべきだと思っています。

山路:
 単純に採用に掛かる事務作業を省きたい、というのがあるんでしょうね。

茂木:
 それが馬鹿なんだよねえ。

山路:
 企業に人を見る基準がなく、誰を採用していいかわからない。

茂木:
 もうコストをかけてないってことでしょ?

小飼:
 いや、僕の意見は、長い時間をかけてベストを選ぶよりは、本当に先着順で業務をやってもらって、死んだり病気になったりしないか、というのを見るべきなんですよ。

 実は、僕がオン・ザ・エッジでCTO【※】をしていた頃はそういう風に見ていました。

※CTO
chief technical officer.最高技術責任者。

茂木:
 え、そうなんですか? どうやって採用していたんですか?

小飼:
 基本的に先着順で、やっぱり最低限は出来なければいけないことの基準を作り、見ていました。重要なのは“お客さんに怒られても壊れない”ということ。

山路:
 めげない体質?

小飼:
 はい。だから、純粋にプログラミングの能力が高い子というのも、うちは合わず、心の病気になってしまうでしょう。

山路:
 現場主義ですね。

小飼:
 でも、うちに来てもやっていけるかだけ、見るべきだと思うんですよね。

 例えば、普通に電子工学をやるのであれば、最低限の電磁力学の知識はいるわけじゃないですか。そこで使うための微積分や線形代数などの数学的ツールの知識がいるわけじゃないですか。要は、この階段を登れるのであれば、もう先着順で決める。

茂木:
 階段を登るの(笑)?

小飼:
 そう。時期が一致しちゃうのであれば、全員入るだけの能力はあるけど、「これだけしかキャパシティがないからあとは抽選です」で良いと思うんですよね。

山路:
 いまはそれを就職のテストにしてもあんまり意味がない気がしますもんね。

小飼:
 で、なんで良い人を採用しようとするんでしょうかね?

山路:
 企業に「人を伸ばそう」という発想がないのだと思います。

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