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『はあちゅう』はライター? 作家? 肩書き問題を考える。室井佑月「別にどう名乗ってもいいんじゃない?」

 はあちゅう氏@ha_chu)が「NAVER まとめ」で、タレント性の高いライター、「読モライター」の一人してまとめられたことに対し、Twitterで「ライターではない」と否定。

 はあちゅう氏は、作家とは「自分の意見を書くもの」で、ライターは「誰かの意見を書く職業だ」と主張。しかし、このツイートに吉田豪氏が反論。「作家は小説が本業の人だと考えているので、はあちゅうさんもライター枠の人だと思っている」と呟き、ネット上で大きな話題に。

 上記の話題について改めて意見を聞くために、4月16日配信の『タブーなワイドショー』内で、ライターや作家の肩書きについて特集。渦中の吉田豪氏と、元・実話ナックルズ編集長の久田将義氏に加え、青木理氏室井佑月氏岩井志麻子氏上原善広氏からも意見が寄せられた。


--青木理氏の意見--「基本的にどうでもいい」

吉田:
 久田さんの知り合いの作家枠に入れてもよさそうな人たちに、肩書についてのアンケートを取ってみようというのが今回の特集です。

久田:
 質問はですね、2つなんですけど、「はあちゅうさんの騒動を知っていますか?」という質問と、「ご自身はどういう肩書を名乗っていますか?」という2つですね。

─────じゃあ青木さん【※】から出しますね。

※青木理
1990年慶應義塾大学文学部卒業後、共同通信社入社。大阪社会部、成田支局を経て東京社会部で警視庁警備・公安担当などを歴任。オウム真理教事件や阪神大震災、種々の公安事件や経済事件の取材に携わる。

Q. はあちゅうさんの騒動についてどう思いますか?

A. ぜんぜん知らない。

Q. ご自身はどういう肩書で通していらっしゃいますか?

A. ジャーナリストと呼ばれることは多いが、ノンフィクションライターとかノンフィクション作家とか、元共同通信記者とか元通信社記者とか呼ばれることもある。ネットなどでは「反日」とか「左翼」とか「国賊」などと呼ばれることもあるらしく、それは「違うよ」と思うけれど、基本的にどうでもいい。

吉田:
 全然知らない(笑)。だろうね。

久田:
 元も子もないね(笑)。

吉田:
 反日とか左翼は肩書じゃないよ、それ(笑)。

久田:
 ニコ生でと言ったから警戒しているのよ。

吉田:
 ああ、そうなんですか。どうして俺の敵ばかりいるんだって。

久田:
 どうせ俺は敵だろみたいな感じでね。で、基本的にどうでもいい。彼の名刺はね、共同から独立したときは、ジャーナリストだったんですけど、今はもうないです。青木理とだけで。

吉田:
 もう名前だけで勝負できる? 肩書いらないって言った?

久田:
 いやいや、そう言うとまた怒るから(笑)。

吉田:
 基本的にどうでもいい。まあそうだろうね。ありがとうございます。

久田:
 青木さん、ありがとうございます。

--室井佑月氏の意見--「作家って名乗ってもいいんじゃないの?」

吉田:
 みんな大好き室井佑月【※】さんいきましょうか。

※室井佑月
ミス栃木、ミス公園通り(渋谷区)、雑誌モデル、レースクイーン、女優、高級クラブホステスなど様々な経歴を持つ。1997年に小説新潮主催の読者公募「性の小説」コンテストに入選し文筆活動に入る。

Q. はあちゅうさんの騒動についてどう思いますか?

A. はあちゅうさんてどんな人か分からないけどリテラで記事みた。何で皆んな騒いでいるの?別にどう名乗ってもいいんじゃない。

Q. ご自身はどういう肩書で通していらっしゃいますか?

A. 私自身肩書きはどうでもいい。私は「こうして欲しい」と言ったことない。作家って総合住宅みたいなものだと思う。一軒家も作ればタワーマンションも作るし。そういう意味では陶芸とかクリエイティブな人も作家だよね。だから別に作家って名乗ってもいいんじゃないの?

吉田:
 この室井さんの他人事感(笑)。実に他人事だな。

久田:
 室井さん自身も、フィクションも10冊以上を出しているから作家と言えば作家なんですけど、でも関係ないというふうにね。

吉田:
 こうして欲しいとか言ったことはない。

久田:
 ないんだって。何でもいいと言っている。だから総合建築家って書いてないのかな、作家って総合建築家だよみたいな。

吉田:
 総合住宅みたいな。

久田:
 作る人は全部作家と言っちゃって、いいんじゃないの? って感じの解釈ですよね。だから僕は、青木さんにしろ、室井さんにしろ、みんな20年以上やっているような人ばかりじゃないですか? はあちゅうさんは、どのぐらいやっているのかわからないですけど。

吉田:
 独立して2年とかですよね。

久田:
 ああ、そんなもんなんだ。だからやっぱりこれだけベテランの方で、しかも名前が売れている方の意見としては、どう思うのか? という感じなんですよね。そうするとこうなるという。

吉田:
 でも基本は、やっぱあれですよね、僕もそうですけどこうして欲しいって言ったことないって人が多いんですね。

久田:
 まあ、そうですね。

吉田:
 好きにしてくださいと。肩書がタレントになることもあればみたいな。

久田:
 そうね。コメンテーターとか何かね。あるときもあるし。

--岩井志麻子氏の意見--「収入で肩書を決めるなら私はタレントです」

─────じゃあ次行きましょう。岩井さんですね。

吉田:
 岩井志麻子【※】さん。これまたみんな大好き。

※岩井志麻子
1999年『ぼっけえ、きょうてえ』が選考委員の絶賛を受けて、日本ホラー小説大賞 ・第13回 山本周五郎賞 受賞。半生を赤裸々に語るトークや「エロくて変なオバチャン」を自称する強烈なキャラクターが注目を集める。


Q. はあちゅうさんの騒動についてどう思いますか?

A. 申し訳ないですが、いろいろ若者事情にウトいオバサンはその方をまったく知らなかったので、「作家です」といわれたら「そうですか、作家なんですね」と答えるしかありません。まぁ、基本的に医者と弁護士以外は自称が罪にはならないと思います。

Q. ご自身はどういう肩書で通していらっしゃいますか?

A. 先日、確定申告をしたら文筆業とタレント業における収入が3対7になってました。収入によって職業を決めれば、私はタレントということになります。が、ぼんやりと自分は職業はと問われたら作家かな~と思ってます。住民票も新宿にあり、新宿に納税し、故郷の岡山県には年に何回か帰るだけなのに、自分は東京都民ではなく岡山県民だと思っているようなものでしょうか。

 ちなみに町なかで声をかけられるとき圧倒的に多いのは「あっ、ヒョウの人だ」です。ヒョウの着ぐるみで有吉反省会や5時に夢中に出演しているためでしょうが。もしかしたら私の職業は民意に従えば「ヒョウの人」かもしれません。それでいいです。

久田:
 山本周五郎賞作家ですよ。

吉田:
 タレント業の収入が7割なんだ。

久田:
 それでご自身はどう思いますかと言ったら、確定申告をしたら文筆業とタレント業における収入が3対7になっていましたということで、じゃあ私はタレントなのかというふうに言っています。「あっ、ヒョウの人だ」って。

吉田:
 そうなんだ(笑)。

久田:
 電話で「私ね、歩いていて道端で声かけられるんだけど。「あっ、ヒョウの人、ヒョウの人」と言われるんですよ」って。

吉田:
 やっぱり、地上波、恐るべしなんですよ。テレビ見なくなったとかテレビは嘘とか言うけど。

久田:
 いやいや。テレビの影響は恐ろしいですよ。

吉田:
 みんなテレビしか、テレビの第一印象が一番でかいんですよ。

久田:
 そう。それで最近ヒョウばかり着ているんで。

久田:
 ただですね、この人の文学的な作品としては『ぼっけえ、きょうてえ』で山本周五郎賞を取っていますし、山本周五郎賞って宮部みゆきさんとか吉本ばななさんとかそうそうたるメンバーが取ってるという文才の持ち主ではあるので、それを僕はリスペクトしてるという感じですね。

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