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レトロなボカロ曲が大人気! ミクがパン作りの楽しさを歌う『だからパンを焼いたんだ』に「懐かしさで涙出てきた」の声

 今回紹介するのは、あわのあゆむさんが投稿した『『だからパンを焼いたんだ』 / 初音ミク』という動画です。再生数は7万回を超え、「VOCALOID」カテゴリランキングで最高で1位を記録しました。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

初音ミクがパン作りの楽しさを教えてくれます。
疲れた現代人も、そうでない人も、みんなでパンを食べましょう!!!


 初音ミクを使ったボカロ曲『だからパンを焼いたんだ』が懐かさで涙が出ると大人気です。「なんか懐かしさで涙出てきた」「なんだこの懐かしい感じのボカロはw」「2008年代かよw」などのコメントが寄せられています。

 ボカロ曲は2007年に初音ミクが発売され、その後一大ブームとなりました。最近では“まさにプロの神業”とも言えるカッコイイ楽曲が目立っていますが、初期はコミカルで明るく、語弊を恐れず言うならば“庶民的”な楽曲が多くあったように思います。

 『だからパンを焼いたんだ』はまさにいい意味で庶民的。濃い調教をしていない初音ミクの歌声がなんとも懐かしい。曲調は明るく、BPM170前後と速いテンポ、Aメロ・Bメロ・サビとつなぐ定番の構成で、伴奏はギターとドラムを中心としたシンプルな編成。とても聞きやすい楽曲です。

 懐かしい曲想である一方、歌詞は現在を表現しています。「タバコ吸える場所を探しながら外回りのサラリーマンは言う。人生にスパイスはいらないよ、安定が欲しい…。」「友達の試着を待ちながらオシャレ盛りの女子高生は言う。素のままの自分でいられたらいいのになー。」と、いまどきの若者が抱える心のモヤモヤが描かれています。

 「理想に見切りをつけ逃げ出すのは良いことだ」と宣言したあと、「それでも何かが気になっている」と歌詞は続きます。そして「何かをやらずにはいられなかった…」と歌い、音楽は高潮、サビに向かいます。

 そうです、パンを焼くのです!「だ、か、ら、パンを焼いたんだ」とサビでは歌い上げます。その後はひたすら大量のパンを焼いた歌になります。歌詞が表現する世界観が身近であることも、この楽曲に懐かしさを感じる理由なのかもしれません。 

 文字やかわいいイラストがパタパタアニメふうに動きます。映像の作りも懐かしさを感じさせるもので「Flash感ある」というコメントも寄せられていました。すっごい元気になれる曲です。ぜひ聞いてみてください。

視聴者コメント

めっちゃすき
何このかわいい曲
ああ…この感じだ懐かしい
ボカロ初期わかるわ
すごくいい感動した

文/高橋ホイコ

▼ミクがパン作りの想い歌う動画は
こちらから視聴できます▼

『だからパンを焼いたんだ』 / 初音ミク

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