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「今度一緒にスタジオ入ろう」「突然PA卓をいじる」“シンガーソングライターおじさん”の一線を超えがちなファン活動に吉田豪らが言及

 シンガーソングライターの大石理乃氏が自身のTwitterで、女性シンガーソングライターに粘着し負担をかけている、一部の迷惑な“シンガーソングライターおじさん”なる存在を明かし、話題になっています。 

 久田将義氏吉田豪氏がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「タブーなワイドショー」にて、ゲストのコンバットREC氏と共にこの話題に言及。中でも吉田氏は、距離が近いことで暴走する“シンガーソングライターおじさん”の例を挙げ、アイドルファンとの違いやその生態を詳しく解説しました。

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アイドルより距離が近くがっつき放題!? “シンガーソングライターおじさん”の生態

左から久田将義氏コンバットREC氏吉田豪氏

吉田:
 前から話題にはなっていたんですけれど。

久田:
 みたいね。

吉田:
 なぜか今、急に。

コンバットREC:
 僕、これなんか豪ちゃんのTwitterで最近、ひとつふたつツイートを拝見したんですけれど、全容が掴めていないんですけれども。これはアイドルとはまた違う話なんですか?

吉田:
 えーっとですね。今シンガーソングライター現場とアイドル現場の両方に出るような人が増えてきて。

コンバットREC:
 あーそうなんだ。

吉田:
 その結果両方を見比べて、シンガーソングライター現場がいかにめんどくさいかってことを言う人が増えたんですよ。アイドル現場は本当に平和。

 アイドルオタっていろいろと叩かれがちだけど、みんなちゃんと距離を守ってくれるし、ちゃんとお金も落とすし、いい人ばかり。「シンガーソングライター現場は洒落にならない」ということをみんな言うんですね。

コンバットREC:
 シンガーソングライター現場っていうのは、でもアイドルじゃないんですよね?

吉田:
 女性シンガーソングライターをメインに通うのがいるんですよ。中年男性。それが要はアイドルとよりも距離が近い。

コンバットREC:
 そうなの?

吉田:
 マネージャーとかもいない、ひとりでやっている人が多くて。物販もチェキとかも何もなくて、普通に音源とかを売っているだけだから、いくらでもがっつき放題。

コンバットREC:
 ご本人が音源を売っていると?

吉田:
 そう。買わなくても話せるんですよ。さらには音楽に詳しいっていう自負がある人が多いから。

コンバットREC:
 そうなの?

吉田:
 だからすごいややこしくて。

久田:
 めんどくさい(笑)。

吉田:
 ある人が言っていたけれど、言い出すのが「今度一緒に二人でスタジオに入ろうよ」とか(笑)。なんでお前とふたりでスタジオに入らないといけないんだよ(笑)。

コンバットREC:
 自分も何か楽器を嗜んでいる方?

吉田:
 とか。僕が最近ある人から聞いて衝撃を受けたのは、シンガーソングライター系の人と対バン【※1】してた時に、シンガーソングライターおじさんが、突然、そのPA【※2】の卓をいじりはじめて。「何やっているんですか!?」って注意したら、「いや僕、音楽詳しいから」って。

※1対バン
ミュージシャンやアイドルなどの歌手が、ライブを行う際に、単独名義ではなく、複数のグループと共演すること。

※2PA
Public Address(パブリック・アドレス)。ライブ会場で見られる、ミキサー・スピーカー等の電気的な音響拡声装置の総称。

コンバットREC:
 (笑)

久田:
 いや~、めんどくせぇな(笑)。

吉田:
 詳しかろうがどうしようが、ライブハウスの卓をいじっちゃいけないんですよって(笑)。

コンバットREC:
 その時点で詳しくないじゃん(笑)。触っちゃいけないこと知らないんだから。だめじゃん、そいつ(笑)。

吉田:
 そういう人がゴロゴロしているんですよ。

久田:
 ゴロゴロしてるの?

吉田:
 だからそういうシンガーソングライターもやっている人たちがアイドル現場に来ると、「アイドルオタってすごい」って。

コンバットREC:
 それはすごいね。

自作曲のラブソングで「俺の歌だ」と勘違い!? シンガーソングライターオタがアイドルオタより厄介な理由

吉田:
 複数の現場を知っている人ほど、「アイドルオタがいかにいいか」というのをよく言うんですよ。

 SAWAさんっていう、それこそ宇多丸さんとも付き合いが長いヒップホップのアーティスト側の人とかもやっぱり物販とかやっても、人がそんなに来ないのが、アイドルの対バンって「誰々さんがお世話になった」って言って何か買ってくれたりとか、ライブもちゃんと見てくれて盛り上げてくれてお金も落とすみたいな、距離もちゃんとわかっている。

 「厄介なのはシンガーソングライター現場だ」っていうのは前から聞いていて。

久田:
 知らなかったわー。

コンバットREC:
 でもアイドルの現場に行っているんでしょう、この人たちは?

吉田:
 どうなんですかね。シンガーソングライター現場メインの人がいるんですよ。

コンバットREC:
 そっちメインの人がいるんだ?

吉田:
 シンガーソングライター専門のおじさんとかが結構いて……。

コンバットREC:
 え、ちょっと僕、大石さんという方は存じ上げないですけど、シンガーソングライターっていうのはどういう感じの人なの? イルカみたいな感じ?

吉田:
 この人はアイドルへの楽曲提供とかアイドルグループ的なこともやったりとか 、どっちもやっている人で。

大石理乃さん。
(画像は大石理乃さんTwitterより)

コンバットREC:
 綺麗。綺麗って言っちゃいけないか。

吉田:
 そうそう。ビジュアルもありな。

コンバットREC:
 泰葉さんも綺麗ですけれど……。

吉田:
 両方でできる人が増えているんですよ。

コンバットREC:
 ルックスがアイドル的ってこと?

久田:
 でしょうね。

吉田:
 だから加護ちゃんがその後やったユニットに楽曲提供したりとかした人なんですよ。

コンバットREC:
 あー、なるほど。

吉田:
 でも前に聞いたことあったのが、シンガーソングライター現場のほうがオタが厄介になる理由っていうのを、とあるアイドルの人が言っていたんですよ、話した時に。やっぱり例えばAKB48がラブソングを歌っても、やっぱり秋元康ってイメージがあるから……。

久田:
 ある。

吉田:
 これを私に向かって歌ってるとは思わない。

久田コンバットREC
 うんうん。

吉田:
 どうしても秋元康というノイズと言うか、存在することが防御壁になっているけれど、自作曲でラブソングを歌うと「これ俺の歌だ」って勘違いする人がいるらしいんですよ。

コンバットREC:
 俺に向かって歌っていると?

久田:
 マジで? 嘘でしょう?

吉田:
 おまえが俺に対して書いたよね、これ。

コンバットREC:
 完全に電波しすぎ系の……。

吉田:
 そうそう。そのクラス系の人がいるらしくて。

久田:
 マジで? やべえな。

吉田:
 ヤバいらしいんですよ。やっぱり自作の怖さっていうのが。

コンバットREC:
 ヤバいんだ。じゃあ、そっちのほうがやばいやつが集う……。

吉田:
 でも本物は「秋元康が俺のこと書いたな」みたいになるんだろうけど(笑)。

一同:
 (笑)

コンバットREC:
 「秋元さん、俺のこと好きなのかな?」って(笑)。一番ヤバイやつ(笑)。

一同:
 (笑)

コンバットREC:
 秋元さんからのラブレターだと思うやつが、一番ヤバいのかもしれないね(笑)。

吉田:
 (コメントを読む)「八代亜紀にもいたけど」そうそう。八代亜紀インタビューで言ってた。

久田:
 え、本当?

吉田:
 うん、「あれは俺のことだろう」っていうふうに勘違いした人が。

コンバットREC:
 八代さん自分で書いていないでしょう(笑)。阿久悠だろ、書いてるの(笑)。

一同:
 (笑)

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