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「ビットコイン」「ネム」「リップル」etc…仮想通貨のメリットとデメリットを素人でもわかるように解説してみた

便利なツールが有志により続々と開発中

立花:
 ビットコインって、1ビットコインが74万?

四條:
 ただ1ビットコインからじゃないと買えないわけではないので。0.0001枚から買うことができるんですよ。細かく分割して買うことができるので、「投資をはじめようと思ったけれど、ビットコインは74万円じゃ高すぎる」と思っている人でも、1000円からでも買うことができるんですね。

立花:
 換算とかが難しそうだと思うんですけれど。

ねむぐま:
 便利なツールができているので、お店の人が1万円と入力すると、その時間のレートでちゃんとNEMにしてくれるんです。有志の人たちが着々といいものにしてくれるんです。

四條:
 発行している母体が作っているわけではなくて、ファンが作っているんです。個人の方がよりよいサービスを作っていくというのが、一番活発なのがNEM。その中で実際使えるように活動されているのがねむぐまさんです。

ねむぐま:
 テクニカルなものとか、エンジニアとかそういう技術のある人はどんどんそういうのを作ってくださる。僕はそんな技術が全くないので、一番下の草の根活動というか、自分の足で行って、導入して帰ってくるみたいな。どんどん技術が上がっていけば、それをフォローする人もいるというバランスが取れたほうが面白いなと。そういうのはNEMは多いかもしれないですね。

 

言わないだけで、意外とみんな仮想通貨を持っている?

アナログタロウ:
 いつくらいから仮想通貨をはじめたんですか。

ねむぐま:
 僕は去年の6月からなので、そんなにずっとやっているわけではないです。

四條:
 僕は去年の5月です。

かいとぅ:
 僕は2013年です。ビットコインを知った時も、ちょっと遅いほうというか。今ほどニュースで仮想通貨という言葉を聞かないという日がないというものではなくて、たまにネットで流れてくるという程度で。

 Twitterを介して知り合いましたというのは、ほぼなくてみんな見よう見真似でやっているということがすごく多かった時代です。興味があって自分で試したりとか、マイニングっていう言葉もよく聞かれると思うのですが、パソコンでブロックチェーンをマイナーと呼ばれる人たちがマイニングをして、送金のブロックチェーンを繋いでいく。

 ざっくり言うと、そういう作業をしていることなのですが、それにマシンパワーといって、パソコンのグラフィックボードというものがあるのですが、その機能を使うんですね。私はそこからはじめていて、家でマシンを組み立てて、マイニングの報酬というのをビットコインからもらえるんですが、それをやっていたというのがあります。

立花:
 マイニングって「掘る」って言いますよね。上限とかってあるんですか。

かいとぅ:
 よく言われるビットコインに関しては発行上限があります。ビットコインのマイニングは他の通貨でも同じ場合があるのですが、半減期と言って、掘る計算の難易度が変化するんですね。100というマシンの力を持っていて、たとえば10掘れますというのがずっと続くわけではなくて、実は半年後には2しか掘れないということもありえるんですね。

 そうすると、100のマシンを増やしていかなければならない。必ずしも一定の報酬をもらえるわけではないんですね。

アナログタロウ:
 仮想通貨を使っている人はどんな人ですか。

ねむぐま:
 本当に幅広すぎます。

立花:
 IT業界の人とか?

アナログタロウ:
 そういうのに長けている人が多いイメージです。

ねむぐま:
 決してそんなことはなくて、もしかしたら隣で仕事をしている人が持っているかもしれないし。あまり持っている人は「持ってるよ」とは言わないですね。持っていれば持っているほど言わないと思うので、みんな持っていると思いますよ。セキュリティ面もあるでしょうし。

かいとぅ:
 食品の通販を扱っているところが仮想通貨決済をしたところ、おそらく主婦の方だと思うんですけれど、「やっと生活用品を買うきっかけができて、すごく嬉しいです」とか言われたりするので。  

立花:
 へぇ、主婦の方が。

四條:
 へそくりで買っている人も結構いるらしいですよ。

立花:
 バレないですもんね(笑)。

四條:
 Twitterの知り合いの方でも、お子さんをお持ちの主婦の方とかもよくいらっしゃって、主婦の方もやっているし、IT関係に詳しい方もやっているし、本当にいろいろな人がやっていて、僕は普段は町工場で働いているんです。

立花:
 え⁉ そうなんですか!

四條:
 町工場で働いている中で、実際に仕事をしている最中に「この人、仮想通貨を持っているな」って思われないんです。たぶん周りにもそういう人はいるんじゃないかと思うんですけれどね。

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