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街コン仕掛け人が語る”恋愛の賞味期限”とは? 「美しさで勝負する女性なら25歳」「男性のスポーツ選手なら30歳」厳しすぎる婚活市場の現実

 昨今、適齢期になったら「結婚はするものだ」という考えや条件などの、結婚にまつわる事情が変わってきています。

 今回の「ニコニコワークショップ」は、講師役に株式会社TOBE代表取締役社長で「街コン」の仕掛け人でもある大木隆太郎さんを招き、MCで配信者のサトウキビさん、生徒役の配信者のむらまこさん一ノ瀬あきなさんらむねさん野田草履さんに男性の4人に1人が生涯未婚であるというデータを紹介しました。

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男性の婚活市場は勝ち組と負け組の差が顕著

左から大木隆太郎さん、サトウキビさん、むらまこさん、一ノ瀬あきなさん、らむねさん、野田草履さん。

サトウキビ:
 現代の結婚における考え方を先生に伺ってみよう、ということで、まずこちらをご覧ください。

大木:
 これは衝撃的な言葉なんですけれども「生涯独身者」というのを、国が定義して発表しています。簡単に言うと50歳になって一度も結婚できない人の比率なんですけど。男性は今、30%に近づいている状態になっています。これはどんどん増えていくだろうと。

 つまり4人に1人、または3人に1人が一度も結婚せずに人生を終えちゃうのが日本なんですね。女性はもうちょっとマシで、7人に1人と言われているのですが、理由があって、男性って勝ち組と負け組がはっきりしていて、勝てる男というのはプレイボーイになって女性を狩りまくるんですね。

 だから再婚市場で未婚女性が再婚の男性と結婚して、どんどん未婚率が低くなっているというのがあります。

野田:
 許せないですよね。独り占めしてるというわけでしょう。

大木:
 わかりやすく言えば、勝ち組と負け組がはっきりしているというのが結婚のデータでも出ちゃっているのがわかりますよね。

野田:
 4人に1人が生涯未婚の可能性があるということでしょう。この人たちからすると、恨みが溜まっていないですか。

大木:
 溜まると思います。戦争じゃないけれど、負け組はずっと負け組なんですよね。

野田:
 死ぬまでっていうことですよね。

大木:
 そうですね。

野田:
 50歳過ぎてからチャンスはないんですか。

大木:
 女性はあるんですけど、男性は厳しくて、シニア婚というの昔やっていたんですが、シニアの婚活市場って男性はほぼ再婚なんですよ。

一同:
 えぇ~。

大木:
 一度でも結婚した人と、童貞50年が同じ土俵じゃ戦えないんですよね。女性のエスコートから女性の口説きから、全部負けちゃうんですよ。結局は恋愛は経験値なので、経験値を積んでない人は年をとっても勝てない。

野田:
 経験を積まないまま50歳を過ぎちゃうとか、そういう人がたくさんいるということですよね。

大木:
 僕、「恋愛の賞味期限」ということを結構言っているんですけれども、やっぱり一番自分がピークの時に頑張らないと、賞味期限が終わってから頑張ってもなかなか勝てないというのが、この婚活市場っていうのにも起きています。

サトウキビ:
 ピークっていうのは、何を基準にしたピークなんですか。

大木:
 人によって全然違うんですよ。美しさで勝負する女性なら25歳までとか、男性でスポーツ選手だったら30歳までとか、一番自分が輝いている年齢なんですよね。

らむね:
 25歳って早くないですか!?

むらまこ:
 クリスマスケーキと一緒なんだよ。

野田:
 らむねちゃんはあと10年あるじゃん。

大木:
 戦後とかだと「女性の年齢=クリスマスケーキ」という言葉があったぐらいに、やっぱり年齢にシビアだったんですよね。

らむね:
 25歳はないと思うよ。

野田:
 なんで女の人たちは4人に1人の男の人たちにいかないんですか。

大木:
 低所得の方は結婚が厳しくなっています。生涯独身者の方は、低所得の方か、逆に金持ちしかいないですよ。

一ノ瀬:
 お金はあるけれども、誰も信じられないから結婚したくないという人ですよね。

大木:
 そう。だからやっぱり、なかなか厳しい人たちが残っているので、そっちのほうにいかないですね。

モテはノウハウの蓄積! 経験値を積めば人間は変われる

野田:
 見た目も不細工で、50歳は過ぎているけれども、性格はいいという人は絶対にいるはずなんですよ。

大木:
 いますね。

野田:
 そういう人を探そうとしない女性に問題があると思います。

大木:
 結局、結婚相談所とかも入会資格というのがあるんですよ。そこに年収制限と年齢制限があるんです。だから50歳独身ですごく性格はいいけれど、年収300万円以下というのは、結婚相談所に行けなかったり、街コンとかにも参加できなかったりします。出会いの場がないんですよ。

野田:
 最初からダメって言われてるって、じゃあもう……。

大木:
 街コンなんて男性はやっぱり39歳までで、女性は29歳くらいで、どんどん門戸が狭くなっちゃうんですよ。

野田:
 50歳で年収低いって言われても、今まで頑張ってきた結果がそれなんだから、頑張ってる姿勢みたいなのを評価してくれないんですか。

大木:
 それが伝えられたらいいんですけどね。たぶん伝えられる人は結婚していると思います。

一ノ瀬:
 あと思うんですけども、いつの時代も人気の人がモテるというのがあるじゃないですか。どんなに小さいコミュニティでも、そのコミュニティの中で人気のある人って、必ずモテるじゃないですか。

 ニコニコ生放送とかもそうなんですけど、配信者の人って人気の配信者だと、やっぱりモテるんですよ。そういうのも関係して、モテる人はどんどんモテるし、モテない人はモテないのかなと。

大木:
 タレントとかと同じで、人気がある人は女性が本当に寄ってくるんですよね。ノウハウの蓄積なので、モテない経験値がない人はずっとモテなかったりする。ただ勉強したりとか、自分で頑張って合コンに行ったり、若いうちにやっていれば経験値を積めるので、人は変われるなと思います。

 あと、今の日本って男女雇用機会均等法とかで、結婚せずに働けっていう文化をどんどん作り出しているので。「結婚しなくても生きていける」という言葉は典型的だと思うんですよ。

一ノ瀬:
 本当にそうだと思います。

大木:
 そういった女性が特に東京に多くて、未婚率が伸びています。あとバリバリ働いて、40歳を超えて結婚したい人たちもいっぱいいるんですよ。そうすると今度は高齢出産の問題があって、男性が高齢出産を嫌がる人が実際に結構いらっしゃるので、結婚相手として見てくれなかったりする問題も出ちゃったりしています。

野田:
 高齢出産って何歳ですか。

大木:
 医学的には35歳なんですよ。

サトウキビ:
 初産が35歳ですね。でも芸能人の方とか30代後半で初産の人も結構いるので、リスクが高まるというだけです。

野田:
 男性は気にするんですか。

大木:
 本能で実は持っているんですね。遺伝子で。セクハラとかモラルもあるので、言葉では言う人はあまりいませんが、でも本能では若い人の方が妊娠が安全だっていうのを持っているので、どこかで感じているとは思います。

サトウキビ:
 あと男性が普通に若い女が好きっていうのもあるじゃないですか。

むらまこ:
 ロリコンだよね。

大木:
 実際そうですけどね。だってそれでビジネスが成り立つわけですからね。

野田:
 貧乏のおっさんは価値がないっていう、その価値観自体を女性にやめてほしいです。それが一番問題でしょう。

らむね:
 でもお金がないと何もできない。家も借りられなければ、ご飯も食べられないし。全てのことにおいてお金はいるわけです。

野田:
 お金がなくても、そこに貧乏のおっさんがいるっていう幸せがあるじゃないですか。

むらまこ一ノ瀬らむね:
 幸せじゃないよ(笑)!

むらまこ:
 悪夢だよ(笑)。

野田:
 貧乏なおっさんが働きもしないでずっと家にいてくれるんだよ。

むらまこ:
 最悪だよ。いない方がマシ。オブジェじゃん、それ。

野田:
 それを幸せだと感じるようになれよ、女は。

むらまこ:
 なんないよ!

「男性は50歳になっても結婚できる」は大いなる勘違い!? 

サトウキビ:
 でも豪華なご飯を食べられなくても、借金とかがなければ、別に自分も働けばいいし、ある程度働いてたらいいんじゃないかなとも思うんですけれども、この考えは古いですか。

大木:
 選ぶ権利はみんなあるので、それを伝えられるかどうかだと思うんです。みんな平等にチャンスはあったと思うんですよ。貧乏はモテないのは、みんなわかっている。データに出ちゃっているので、本当に結婚したいんだったら頑張ったらいいと思います。

一ノ瀬:
 すごく貧乏ですごく借金があっても結婚している人もいるのが事実。

大木:
 人間力だと思いますね。

一ノ瀬:
 だからお金だけでもないのかな。

野田:
 でも50歳を過ぎても人間は生きていかなきゃいけないんだよ。なんで中身を見てくれないんですか。

大木:
 伝わらないじゃないですか。家で引きこもっていて「俺を見ろ」って言われても、何も伝わらない。

サトウキビ:
 だから生放送をしているんですね、きっと。だって野田さん生放送しなかったらモテてなかったし、童貞も捨てられなかった。

野田:
 そう、だから俺はずっと危機感を持って引きこもりを続けていたんですよ。俺はこのまま誰にも知らないところで死んでいくのかなって思って、それが嫌だからニコニコ生放送を始めたら、爆発して全部さらけ出すようになったんですよ。

大木:
 僕も一緒ですよ。ずっと24歳まで引きこもっていて、死ぬかいい女と付き合うかと思った時に、頑張ろうと思って経営者を目指すんです。

野田:
 頑張ろうと思って頑張れる人は、本当に一握りなんです。ほとんどの人は家に引きこもったままになっちゃって、女性に向かおうとしないんですよね。だから向かおうとしないという人が4人に1人でしょう。女性は7人に1人でしょう。だから割合が少ない女性の方が頑張ってほしい。

大木:
 あと女性は子供が産めるというのが強くて、子供が見たいから異性を探すという強い願望が男性よりは強いんですよね。男性は子供を産むっていう体験がないので、結婚に対する実感が薄いんですよね。

野田:
 そうか。じゃ、女性の方が現実的だから、「男性の方が頑張る」みたいな。

大木:
 あとは社会的に男女雇用機会均等法があっても、社会的には厳しい面があるので、1人では生きていけないから、男性よりも女性の方が結婚を望むパワーが強いんですよ。

野田:
 女性のほうが婚活に対して頑張ってるということですね。

むらまこ:
 そういうことよ。

大木:
 あと恋愛の婚活の期限が男性よりも早いんですね。

サトウキビ:
 確かに。

大木:
 それもあってみんな目標を持って頑張る。男性は50歳になっても結婚できると勘違いしてる人が多いのが事実です。

野田:
 残酷な現実ですね。

 

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