意味深ツイートを連投するような「かまってちゃん」はどう扱ったらいいの? ネットタレントたちに正解を聞いてみた
「人から愛されたい」「大事にされたい」という欲求が特に強い“かまってちゃん”と呼ばれる人たちについて、今回の「ニコニコワークショップ」では女性ボイスでの配信を行っているkimonoさんを講師に迎え、MCで配信者の高田健志さん、出演者で配信者の横山緑さん、NERさん、ぼびぃさん、おぐらさん、グラビアアイドルの大塚びるさんと、その魅力や恋愛をテーマに語り尽くします。
ワークショップでは、「女性ボイスを出すために、女性の心理も理解した」というkimonoさんが、かまってちゃんとの上手な付き合い方・別れ方などを実演する一幕も……。
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かまってちゃんとうまく付き合っていく方法は?
高田:
かまってちゃんの定義はそもそもあるのでしょうか。先生、説明をお願いします。
kimono:
もともと2ちゃんねるのメンタルヘルス板というのがありまして、心身に疲れている人が愚痴とか心の病について話す掲示板がありました。そこに常駐している人たちを「メンヘラー」と呼ぶようになりました。そこから呼びやすく「メンヘラ」になったのが定着したと思われます。ここでは差別的な意味ではなく、「かまってちゃん」という肯定的な意味でお話を進めていこうと思います。
高田:
「かまってちゃんとうまく付き合っていくには?」というテーマなのですが、恋愛に発展したりするのかというところを聞かせていただきたいと思います。
kimono:
正直、かわいげもあるし、面倒くさいところもあるのですが、喧嘩とかした場合に相手の目線に立って優しくしてあげるのではなくて、バッサリと言うことが重要なんです。そうじゃないとズルズル引きずってしまいます。長く付き合っている場合だと、自分も“かまってちゃんをかまってあげないと”という人になってしまいます。
高田:
共依存【※】ですね。
※共依存
自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存している状態。 「人を世話・介護することへの依存」のこと。
kimono:
はい。だからそこは気をつけて、相手はかまってちゃんだという認識を持って接していくのが大事だと思います。
高田:
自分の好みの女性のかまってちゃんが現れたら、横山さんはどうしますか。
横山:
俺は徹底的に、相手が満足するまでかまってあげます。
高田:
NERさんは?
NER:
かまってちゃんって、かわいくないですか? 昔からすごく好きなんです。
高田:
なんかそれ、わからなくもないです(笑)。おぐらさんは?
おぐら:
僕も横山さんと一緒でめちゃめちゃかまいます。そろそろかまってほしいだろうなっていうタイミングで自分から電話をかけたりします。
“かまってちゃん”の特徴・生息域――暇な時間が多いと発症する?
高田:
僕、寝落ち通話【※】しますよ。みんなしないの?
※寝落ち通話
主に二人で通話をはじめ、どちらかが力尽きて寝るまでのあいだ会話を続けること。
おぐら:
しますね。
ぼびぃ
寝落ち通話の何がいいの(笑)?
おぐら:
幸せな気持ちになれる。一緒に寝てるみたいな。
高田:
相手の寝息が聞こえてくるんですよ。それがいいんですよ。Twitterのツイート連打はかまってちゃんになるんですか。
kimono:
リプライをしてかまってくれないかと。特に深夜帯ですね。自分の見ている配信者だったり、楽しみにしていた動画を見終わった後に寂しくなって、Twitterを連打して誰かにかまってほしいんですね。
高田:
よく見るのが、女性の方に多い意味深なツイート。
kimono:
わかります(笑)。
高田:
翌朝とかに落ち着いたのか、「昨日のは別にそういう意味じゃないよ」みたいなツイートをして。そういうのめっちゃ多くないですか。
kimono:
直接的ではなく間接的に匂わすというのは非常に多い気がしていますね。
高田:
次のテーマは各かまってちゃんの「特徴・生息域」です。趣味や仕事もそれに準じているのでしょうかということですが、どういうところに、どういうかまってちゃんがいるのでしょうか。
kimono:
配信者やコスプレイヤー、Twitterで1日3時間以上張り付いている人たち、イチャイチャ大好き、女子校出身者ですね。
高田:
女子校出身者!?
kimono:
僕の経験ですが、いままでいろいろな話をしていく中で、ほぼ全員女子校出身者に限って、とんでもなくかまってちゃんが多いです。女子校の方は、男性に対しての理想像が高くなってしまったり、低くなってしまったりするんですよ。
おぐら:
経験値が少ないから?
kimono:
僕の主観ですが、恐らくそうですね。
高田:
大塚さんは共学ですか。
大塚
共学です。
高田:
コスプレとかはしたことないんですか。
大塚
興味はあります。撮影会でコスプレをしたことがあります。
高田:
普段は水着なんですよね。かまってちゃんじゃない人からしたら、人前で水着になるのは恥ずかしくてできないじゃないですか。いろいろな人からDVDを観てもらったりすると、やっぱり嬉しいですか。
大塚:
嬉しいですね。最初は抵抗があったりするのかなと思っていたのですが、撮影会とかやってみたら楽しいです。
高田:
かまってちゃんはどういったところに多いんですか。
kimono:
ネット社会になってから顕著になった気がします。暇な時間が多い大学生とか、配信者とか、時間が余るとかまってちゃんになりやすいですね。
高田:
仕事をしている人はなかなかそういう時間がないですからね。
「かまうところはかまう、バッサリ切るところは切る」のが正解
高田:
かまってちゃんをかまうのは正解なんですかね。
kimono:
基本的には長く付き合っていくのであれば、ありかもしれません。
高田:
でも、図に乗りそうじゃないですか。
kimono:
乗ります。そういうときは空気感を読んでバッサリ切るところは切る。かまってあげるところは、かまってあげる。それが正解なんじゃないかなと思います。
横山:
とりあえず喧嘩をしないことが大事だと思います。
おぐら:
怒ったりしないんですか? 喧嘩すると「別れる」ってなるんですか?
横山:
すぐに言ってきます。
おぐら:
だったら「いいよ、別れてやるよ」って言ったら、だいたいかまってちゃんが泣きはじめますから。「ごめんなさい、私が悪いんです」ってなるから、一回言ってやればいいんですよ。
横山:
それ何回中、何回くらいの確率?
おぐら:
10回中10回くらいですよ。
高田:
やっぱり、言ってやったほうがいいんですよ。
横山:
いや、そういうのはやっぱりだめですよ。
一同:
(笑)