社畜がサービス終了したはずのゲーム世界へ異世界転移。『オーバーロード』が今プレイしてるゲームのことを考えると泣け過ぎる
「今楽しんでいるゲームがサービス停止になったらどうしよう」
オンラインゲームを楽しむ・楽しんだことがある人なら1度は考えたことがあるのではないでしょうか。
サービス停止になることで、お金をかけたアバターや武器なども使えなくなってしまいますし、ゲーム内で出会った人にもそこでは会えなくなります。自分が今楽しんでいるオンラインゲームがある方はそれに置きかえて考えてみると、こんなに寂しいことはありません。
現在ニコニコ漫画で読むことができる『オーバーロード』は、そんなオンラインゲームのサービス終了がきっかけで異世界転生してしまう物語です。そして転移した世界はゲームの世界に酷似していて……まるでゲーマーの悲しみと夢がいっしょにやってきたようですね。
原作は丸山くがねさんによる人気ファンタジー小説(KADOKAWA刊)が原作の『オーバーロード』。2015年夏にはTVアニメも放送されました。
現実世界では”社畜”、オンライン上では”ギルド長”
本作の主人公であるモモンガ(ゲーム内のハンドルネーム)は、一時は爆発的な人気を博したオンラインゲーム『ユグドラシル』内で、最高十大ギルドのひとつとして名を馳せていたギルド“アインズ・ウール・ゴウン”でギルド長を務めていました。
広大な世界と高い自由度で人気となった『ユグドラシル』でしたが次第に人気は低迷し、サービス開始から12年後、ついにサービス終了が決定しました。
ゲームの最終日、モモンガは、本拠地のナザリック地下大墳墓で仲間の訪れを待ちわびていました。
しかし、すでにほとんどのギルドメンバーは引退し、久しぶりにログインしてきた仲間もすぐに帰ってしまったため、モモンガは1人でサービス終了の時を迎えることになります。
ゲームが盛り上がっていてプレイヤーがたくさんいた当時の思い出を振り返りながら、ともにゲームを駆け抜けた仲間たちに思いを馳せるモモンガ。
最後に別プレイヤーがデザインした地下大墳墓の守護者統括“アルベド”の設定を、遊び心から「ちなみにビッチである。」を「モモンガを愛している」に書き換えてしまいます。
アルベドはこれによって非常に残念な一面を持つわけですが、それが判明するのは後の話。
そして静かに、ゲーム終了の時を待つ
ギルド内の玉座にてNPCたちと一人静かに最後の時を待つモモンガ。 終了することに不満を述べるわけでもなく、ただ、ひとり静かに……。この場面は、自分がプレイしているゲームの最後の瞬間を考えると涙が出そう……。
サービス停止時刻を過ぎても終了しないことに気が付いたモモンガ。何かがおかしい。
骸骨のアバターのままゲームの世界に転移してしまったモモンガ。
モモンガは忠誠を誓ってくれる守護者統括のアルベドをはじめ、各階層守護者たちの期待を裏切らぬよう、完璧な支配者として振舞おうと『ユグドラシル』の世界で奮闘していきます。
そんなモモンガの活躍が再びアニメで見られるように。冒頭でも紹介しましたが、本作のTVアニメ2期『オーバーロードⅡ』が、2018年1月8日より放送されます。
また、ニコニコ生放送では2期の放送に先駆けて、2018年1月6日18時(開場:17:30 開演:18:00)より『オーバーロード』全13話の一挙放送も上映されます。この機会に作品を振り返り、2期に備えてみてはいかがでしょうか。
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