THE BACK HORN Vo.山田将司が尾崎豊『十七歳の地図』を聴いていた中学時代を語る「自分が歌いたいと思ったのは尾崎さんの影響」
「人生の中で一番聴いた曲かもしれません」『十七歳の地図』
山田:
僕は尾崎豊さんの『十七歳の地図』
山田:
中学生のときに、ちょうど尾崎さんが亡くなってそこから知ったのですが、当時はすごく暗くて、学校とかでも全然会話をしなかったんです。
でもお母さんからフォークギターを貰って、尾崎豊の弾き語り集を弾いていたんです。人生の中で一番聴いた曲かもしれません。自分が歌を歌いたいなと思ったのは尾崎さんの影響ですね。
なんかモヤモヤしているのを、代弁してくれている感じがしました。続いてBLANKEY JET CITYの『LOVE FLASH FEVER』というアルバムです。
山田:
高校生のときに聴いたアルバムです。あの爆発力と歌詞と声と、こんなバンドは聞いたことがないという興奮がありました。ドラムの中村達也さんはドラマーなら一回は憧れませんか。
大澤:
憧れます。フェスで袖で見る機会があったのですが、ドラムに座りに行くところからオーラがすごくて。かっこいいと思いました。
ピエール中野:
ドラマーってある程度規則的なところに縛られがちなところがあるのですが、それを全部取っ払って、達也さん流でやってしまう。めちゃくちゃ自由ですね。
弱った気持ちに優しいSIONの『俺の声』
山田:
Eastern youthの『旅路ニ季節ガ燃エ落チル』は、声がめちゃくちゃ優しく刺さってくるから、そこがすごく好きでした。
山田:
SIONさんの『俺の声』は2000年の頭くらいによく新宿のゴールデン街に飲みに行っていたんですが、家まで歩いて帰る途中によく聞いていました。
山田:
SIONさんの曲はバラードなんだけど声がしゃがれているので、弱った気持ちに優しいんですよね。
スタッフ:
尾崎さんにはじまり、SIONさんって言葉が刺さってきますよね。
松田:
THE BACK HORNは激しい曲やドロドロした曲もありますけれど、やっぱり歌が残っているというところに、尾崎さんやSIONさんのアルバムを選んでいるというところが、THE BACK HORNとリンクしますね。
山田:
洋楽は洋楽の魅力がありますけれど、歌心があるボーカリストが好きです。
松田:
悩んだり何か俺どうしたらいいんだっていうときに音楽があるのは素敵だし、そういうものだとして考えると、俺たちもそういう音楽を作りたいなと思います。
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