「オレらの仕事がなくなるから、芸能人はネットに来ないで」 テレビ化が進む中、もがき続けるネットタレントの本音
「テレビは表現に配慮するべき?」をテーマに、ネット上で活躍する雑談配信者が討論。
ニコニコ生放送を中心に活動する雑談配信者・NERさんは、「テレビは表現に配慮して真面目に、そしてガチガチに規制を」「テレビでできないことをできるのがネットでそれが面白い」と熱弁します。
テレビではヤラセっぽい雰囲気であったり、過激なことが少なくなってきているなど、いわゆる「テレビ離れ」が時折話題に挙がることもあり、それは「テレビが表現に配慮した結果」でもあるのかもしれません。
その一方で、テレビが表現に配慮したことによって、ニコニコ生放送をはじめとしたネットの生放送に視聴者たちが“刺激”を求めてきたことも事実だと言えるでしょう。ただ、近年ではテレビで活躍した芸能人やタレントがネットの世界へ移り、活躍をするケースが増えています。
「あいつら(芸能人)がネットで面白いことをしたら、オレら配信者としての仕事がなくなるから来ないでください」と語るNERさん。長い間、ネットの世界で活躍してきた配信者たちの「ホンネ」がこのテーマでは見えてきます。
編集/ノダタケオ( @noda )
■関連記事
・「はじめしゃちょーみたいになって、地位も名誉も何もかも手に入れたい」親の貯金2000万円をFXで溶かした男が次なる野望を語る
・ニコ生主に聞いてみた「将来設計はしてる?」「ニコ生のサービスがなくなったらどうするの?」
芸能人はネットに来ないで
NER:
テレビは徹底的に表現に配慮して真面目にするべき。ヨゴレはオレらネットにやらせてください。
よっさん:
そう!
NER:
正直、テレビができないことをできるのが(ネットの)配信者で、それが面白いわけですよ。
よっさん:
NERさん、初めて意見が一致したね。
NER:
だって、野田草履みたいに(真冬に川に飛び込むなど)キチガイ行為をしたり、よっさんのような激しい言動をテレビですることはできません。ネットでしか見れないから、みんなは面白くて見てます。オレもそうだけどね。
よっさん:
その通り!(拍手)
NER:
(テレビは徹底的に表現に配慮して)ガチガチに規制して。テレビでできないことをオレらがやりますから、こっちに来ないでください。
横山緑:
要は、「テレビのタレントたちが、ネットのオレたちの世界に入ってくるな」ってことが言いたいのね。
NER:
そう。こっちが面白いのはオレたちが全部独り占めしたいから。
ひろゆき:
(元)SMAPの香取慎吾さんとかが11月からネットにきちゃう(11月2日から5日までAbemaTV AbemaSPECIALチャンネルで配信された「稲垣・草彅・香取 3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」のこと)わけじゃん。
NER:
来ちゃいますね。ああいうのやめてほしいです。
NER:
芸能人はネットに来ないで欲しいです。だって、面白くない奴がネットの生放送へ出てきて、「あ、つまらないな」と思われたら、(オレたち)ネットの配信者もつまらないと思われるのが嫌。
オレらはネットの世界でやってるんだから、タレントはテレビの世界で勝手にやってろって話。オレらはオレらの仕事を好き勝手やりたいから。
ひろゆき:
「オレらの仕事がしたいから」だって。
NER:
あいつらが面白いことをしたら、オレら配信者としての仕事がなくなるから来ないでください。
ひろゆき:
仕事だったんだ(笑)。
■関連記事
・「はじめしゃちょーみたいになって、地位も名誉も何もかも手に入れたい」親の貯金2000万円をFXで溶かした男が次なる野望を語る
・ニコ生主に聞いてみた「将来設計はしてる?」「ニコ生のサービスがなくなったらどうするの?」