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さたぱんP×Odetariによる夢のタッグ!ハードな音像も聴き応え抜群の「EMERGE M♡DE MIKU」収録楽曲『Party Monster』

 日本発の機械の歌姫・初音ミクを、世界のディーヴァへ。
 そんな夢物語のような話を現実へと近づける、VOCALOIDカルチャーの世界発信を目的とする日米合同プロジェクト「BEYOND BORDERs」を知っているだろうか。

 2026年6月に始動したこのプロジェクトは、国内外の若手クリエイター・プロデューサーによる共同制作を通じ、日本のボカロ文化を世界発信すると共にクリエイターの世界進出を後押しする取り組みである。

 そのプロジェクトの一環となるのが、9月配信予定となるコラボレーションEP第1弾『EMERGE M♡DE MIKU』。

 今回ピックアップするのは、そんなEPの収録曲のひとつである「Party Monster」。楽曲を手がけたのはアメリカでシンガー・ラッパーとして活躍するOdetariと、ボカロP・さたぱんPだ。

文/曽我美なつめ


 これまで「ヤババイナ」や「シンギュラリラリ」、「ばごーーーん!!!!!」などの、キッチュで刺激的なボカロ曲を多数生み出してきたさたぱんP。近年のボカロシーンを知るリスナーであれば、その活躍もよく知るところである。

 一方のOdetariは、アメリカで活躍する20代の若手アーティスト。代表曲となる2023年リリースの「Good Loyal Thots」はTikTokでの特大バズが話題になり、YouTubeでの楽曲再生数は現在5300万回を突破した。
 また彼はこれまでも楽曲のジャケットやMVの撮影などで、日本のカルチャーに対する敬愛をたびたび見せている。そんな背景もあって、今回のプロジェクト起用へ白羽の矢が立ったのだろう。

 そんな二人によって制作された「Party Monster」は、全体を通して非常にハードな音像が印象的な1曲となる。頭拍の掴みづらい複雑な構成のイントロから、いわゆる“音割れ”なアタックの強いキックが主となるフレーズ、そして初音ミク歌唱のメロディが織り込まれたラウドなパートなど、非常に目まぐるしい展開も本曲の大きな特徴のひとつ。

 元々カオティックで刺激過多な楽曲を得意とするさたぱんPと、近年の音楽シーン潮流で一定の支持を得るハイパーポップ的要素も武器とするOdetari。2人それぞれの音楽的魅力が、この曲からは存分に楽しめる。ボカロ曲好きはもちろん、直近で古き良きクラブカルチャーとも接近しているインターネットミュージックシーンが好きな人にもぜひ聴いて欲しい、まさに“モンスター級”の一作だ。

 9月配信予定となるコラボレーションEP第1弾『EMERGE M♡DE MIKU』。海外で活躍するホットな若手クリエイター・アーティストと、日本のボカロPが大勢参加し共同制作した曲を収録する、まさに日米の音楽カルチャーの懸け橋を象徴するようなEPだ。
 「Party Monster」のみならず、日本のボカロカルチャーと世界の多才なクリエイター陣によるユニークな化学反応をたっぷり楽しめるEP『EMERGE M♡DE MIKU』。VOCALOIDシーンが歩み始めた新境地を体感してみよう。

■楽曲配信情報

Party Monster 配信先こちら

■information

Party Monster 公式ビジュアライザー ニコニコYouTube

BEYOND BORDERs 公式アカウント InstagramXtiktok

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