アルミ鋳造で「花瓶(一輪挿し)」を作ってみた! 途中ボコボコとはぐれメタルのようにアルミがうごめくも、いい感じに出来上がり
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【鋳造】アルミを溶かして一輪挿しを作る【実況】』というまーくいものさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今まで避けていた禁じ手を使ってしまった… 技術力上がったらまた再製作したいかも。
投稿者のまーくいものさんがアルミ鋳造で一輪挿し(一輪の花を生ける小さな花瓶)を作ります。手にしているのは3Dプリンターで作った原型です。
花瓶の中空部分の砂型が綺麗に出来ました。
最初はいつものように分割で作ろうとして失敗したそうです。X(旧:Twitter)で受けたアドバイスによると、中空の鋳物を作る場合は中子(なかご)を使わないと難しいとのこと。中子というのは空洞部分の砂型のことで、今回は先に作った小さな砂型ですね。
花瓶の形状は砂型から綺麗に抜くのが難しいのですが、いい感じに抜けました。
難しい砂型が成功したので、急いでアルミを流せるように準備します。
「もう二度とこの砂型作れそうにないから、上手くいってほしい」と、多めに溶かしたアルミを注ぐまーくいものさん。
ぷっくりといい感じです。
そうしてまーくいものさんが離れると、アルミが膨らんできた⁉
いない間にボコボコとうごめくアルミ。逃げ場のなかった空気が上がって来たようです。「アルミがいきてる!」「新鮮なアルミはよく動くからな」「はぐれメタル誕生の瞬間」などの反応がコメント欄で沸き起こります。
果たして花瓶はどうなったでしょうか。
砂から取り出して見るといい感じです。これは嬉しい。
しかし余計な箇所を削り落とすと穴がありました。
とりあえず出来ることをやろうと、磨くことにしたまーくいものさん。
底の穴については、これまで禁じ手としていた「メタルパテ」を使います。
サイドの凹みと底の穴にパテを注入。
磨き上げ、何とか穴は埋まりました。これで水を注ぐことができます。
アルミの一輪挿しの完成です!
さっそく花を飾ってみるといい感じです。「穴が空いたのは残念だったけど、難しいと言われたものが形になったことは嬉しい」とまーくいものさん。
現在の精一杯の技術で挑戦したアルミ鋳造の一輪挿し。制作の詳細に興味を持たれた方は動画をご覧ください。
視聴者のコメント
・かっこいい
・遂に中空形状に手を出すのか
・活きのいいアルミだな
・こんなパテあるんだ 初めて知った
・良いじゃない
・おつでしたー!
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【鋳造】アルミを溶かして一輪挿しを作る【実況】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42993057
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