アルミ鋳造を始めて1年! 成長の確認のため初期作品「灰皿」をもう1度作って比較してみた
今回紹介したいのは、まーくいものさんが投稿した『【鋳造】アルミ鋳造を始めて一年が経つのでもう一度灰皿作る【実況】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
鋳造を始めて一年が経とうとしているので、もう一度灰皿を作ってみました。 一度に複数作れる様になったのが成長している所だと思います。
鋳造を始めて1年になる投稿者のまーくいものさん。自分の成長を確認するため、初投稿作品の「灰皿」をもう1度作ることにしました。画像は光造形で作った原型です。
まずは砂型作り。原型が抜けにくかったためか、砂が少し崩れました。原型の反りやひねりが悪さをしているようです。
アルミを流してから考えようと、2個目の砂型をサクサクと作ったまーくいものさん。1年の経験で同時に複数の砂型を作れるようになったそうです。
まずは横長の砂型にアルミを注湯。ぷっくりとアルミが上がってきましたが、「良くない気がする」とまーくいものさん。
最初の砂型の方がいい感じに流れたそうです。
砂型取り出してみるとどちらもいい感じ。しかし「喜ぶのはまだ早い」とまーくいものさんは警戒を怠りません。
すると、ダメだと思った方は予想通り穴が空いていて、キレイにできたと思った方も中がグチャグチャでした。
原型を作り直し再挑戦。今度はFDM(熱溶解積層法)のものです。
アルミを注湯したところ反対から上がって来ません。本当はアルミを流す穴ではないのですが、不安で右からも流すことにしたまーくいものさん。
結果は……
作り直しです。
2回目に作った砂型は少し崩れたものの許容範囲内です。
アルミが反対側からしっかりと上がってきます。
いい出来です。裏のポツポツは空気の逃げ道として作ったとのこと。
3回目の砂型はこれまでで一番キレイに出来ました。
砂から取り出したものも一番綺麗です。
穴の空いていないこちら3個を磨いて仕上げます。
形を整え磨きました。段階別に並べると、手間をかけただけ仕上がりがキレイになるのがわかりますね。
灰皿の完成です!
初投稿作品と比較。今回制作した灰皿の方が厚みが薄くなり、細かいところまでキレイに仕上がっています。厚み部分の縁のエッジが効いていますね。
重ねられたピカピカの灰皿たち。こうして数を作れるようになったのが1年での大きな進化です。
何度も砂型を作り直しては鋳込んだ今回。湯口にアルミを流し込むと、反対の穴からぷっくりとアルミが上がって来る様子が楽しいです。ぜひ動画でご覧ください。
視聴者のコメント
・ええぞ!ええぞ!!
・湯口で既に進歩が明らか
・待ってましたー一周年おめでとう!
・どんどん進化してる
・もう買える
・シンプルないい灰皿だぁ…
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【鋳造】アルミ鋳造を始めて一年が経つのでもう一度灰皿作る【実況】』
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