レールを走るミニ四駆を作ってみた! ドリフトでのコーナーリングを“真横”から見るコンパクトコースへ歓声が上がる
今回紹介したいのは、アズパカさんが投稿した『ミゾ四駆』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
定番セッティングなど無い!
ミニ四駆をはじめるにあたりネックとなるのが走らせる場所がないこと。イベント参加はハードルが高く、お店で走らせる場合も他のお客さんが気になります。しかし自宅にコースを置くことは値段と大きさを考えると中々難しいです。
そんな中、投稿者のアズパカさんは「もっと手軽なコースを開発したい」と考えました。
シンプルに市販のコースの1レーンバージョンを作れば解決するかと思いましたが、造形時間も材料の使用量も大きすぎることが判明。材料をケチると壁が薄くなり折れる可能性もあります。
そこで昔タミヤも参入していた「スロットカー」を参考に設計。緑の部分が路面で、赤い部分が壁の役割を担う形です。
少ない材料で剛性が高くなるように補強しつつ、コース同士の連結用に窪みを入れました。
造形時間も材料もかなりコンパクト化することに成功。
3Dプリンターで召喚し……
ミゾ四駆のコースが完成!
コースの総重量は600g。JCJCの1/5以下のスペースに収まってかなりコンパクトになりました。ただし溝対応のマシンが必要です。
アズパカさんはVZシャーシのバンパーを外し、裏側にアタッチメントを装着してローラ-を付けることに。
スピンバイパーのボディでテスト走行です。
走り始めると、ぐわんぐわんと動くコース。材料を節約して軽く作った事が裏目に出て、ミゾ四駆の勢いに引きずられるように画面外へと移動していきます。
ジョイントパーツを床に止めることでコースを固定。低い位置から見ると中々の迫力ですね。マシンがよく見えるのは壁の無いこのコースの利点です。
次はラリーカーの、ヤリスWRCを試してみます。
中々いい感じで走り出しましたが、すぐにコースアウト。ローラーでクルクルと回っています。スピードが早すぎました。
次はコースを大きくしてスピンバイパーで行ってみます。
ロングストレートや連続コーナーがあるので見応えがあるコースには、「おお」「これは楽しい」「満足感ある」の反響が。
先ほどコースアウトしたラリーカーは2段ローラーで試してみます。
今度はコースアウトせず曲がることができました。かすかな揺れで迫力が出て、格好いい走行です。
ローラーセッティングで走りが変わることがわかり、次はリアローラー無しで走ってみます。
しかし逆走からの無限ループへ突入する事態に。リアがスライドし過ぎてスピンしたのが敗因です。
すぐさまコース幅の拡張で対応するアズパカさん。
マシンの方はモーターを低回転型&ローラーを低摩擦タイプ1個に変更。
するとマシンはドリフトを披露。手前のコーナーでスライドできるようになりました。
コンパクトでマシンが良く見えるミゾ四駆。早すぎると飛び出るというデメリットがありますが、ローラーやタイヤのセッティングでまだまだ良くなる可能性もあります。マシンの迫力がダイレクトに伝わる走行を、ぜひ動画でご覧ください。
視聴者のコメント
・見ていて楽しい
・天才か
・壁がないのホント良いな
・有能が過ぎる
・真横のアングルが見れるのいいね
・これ街並みジオラマするとめっちゃ映えそう
・案外飛び出ないし車体がよく見えていいね
・プラレール的な景観模型にできそう
▼動画はこちらから視聴できます▼
『ミゾ四駆』
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