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“半導体ナシ縛り”でCPU搭載ロボットを作ってみた! ICどころかトランジスタもダイオードもなしでルンバみたいな動きを実現

 今回紹介するのは、やすなりさん投稿の『半導体を1つも使わずにCPU搭載のロボットを作ってみた【第1回】』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

半導体不足、何とかしたいですよねぇ…ということで、リレーを110個使って4bitCPUを作ってみました。 自作4bitCPUと言うとTD4が有名ですが、今回参考にしたのはCPU1738というこれまた素晴らしい設計のディスクリートCPUです。

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 これなら半導体不足の年でも安心だと、投稿者のやすなりさんが、半導体をひとつも使わずに、CPUを搭載したロボットを制作しました。

 ロボットは無限軌道で自由に移動します。基本的には直進を続け、バンパーに障害物が当たると向きを変えるようになっています。

 ロボットが背負っている基板の表面がCPUで、裏面がROMです。

 CPUは74個の2C接点リレーと、36個の1C接点リレーで作られています。

 リレーというのは、簡単にいうと電磁石で動くスイッチ。トランジスタも電気で動くスイッチですので、リレーでもCPUが作れます。

 最も変態度が高いのはROMだそうです。真面目に作ると2C接点リレーが60個も必要になります。これがダイオードを使えば15個まで減らせます。

 ダイオードの便利さに誘惑されますが、そこはあえて我慢。ROMの書き込みに4極スライドスイッチを採用することで、29個まで削減できました。

 ICどころか、トランジスタやダイオードも使わない徹底ぶりです。動画ではVOICE VOXのずんだもんが、仕組みを解説してくれています。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ動画も参考にしてみてください。

視聴者コメント

ルンバみたい
リレー使うしかないわな
スイッチ式計算機の復活w
あぁ、電流すごそう。
変態だー

文/高橋ホイコ


▼動画はこちらから視聴できます▼

半導体を1つも使わずにCPU搭載のロボットを作ってみた【第1回】

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