CPUを手作りしてみた! ICを基板にハンダづけするとこからはじめる本気っぷりに「すげぇ」「これは大変そうだ」「惚れる」の声
今回紹介するのは、ginさんが投稿した『8bit CPU作ってみた』という動画です。
ginさんは8bitCPUを自作し、ビデオゲームを動作させました。回路を自ら設計して、ICやらの部品を基板にハンダ付けして作ります。
使用する半導体はDIP型の74HCロジックICとメモリのみに限定します。74HCロジックICとは“4回路2入力NANDゲート”などの機能が入った半導体群。「大変な縛りだよね」とコメントが流れるなど、難しい挑戦であることがうかがわれます。
回路設計をし、基板も設計します。基板は業者に発注します。
届いた基板に部品をハンダ付けしていきます。この規模の回路となると当然不具合が出てしまいます。修正して再発注を繰り返し、3回目で不具合がおさまりました。
簡単なプログラムを実行してみます。基板の右上にある入出力端子にLEDとスイッチをつなげ、足し算をします。基板下部のロータリースイッチでプログラムを入力します。
入力用のスイッチをふたつとも「0011」に設定します。10進数の3に当たります。プログラムを実行すると、出力用LEDが「0110」を示しました。10進数で6となりますので、足し算ができています。
目標はビデオゲームをすることなので、映像出力回路とコントローラーが必要です。こちらは業者に発注せず、自宅で作ります。
“2048”というゲームをプログラムしました。カーソルキーを操作して数字を動かし、同じ数が隣合っていれば足されていき、2048を作れればクリアというものです。自作したCPUで、ゲームが動きました。
どれだけの時間をかけたのかわからないほどの大作です。こうやってCPUを基礎から作ってみると、コンピュータがより深く理解できるのかもしれません。
視聴者コメント
すげぇw
基盤を家で作る?
コレが今どきの自作PCかぁ!
どんだけ時間かかったんだろう
惚れる
文/高橋ホイコ