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「北朝鮮工作員は今現在も日本国内を自由に動いている」専門家が語る『アメリカ VS 北朝鮮 戦争』が想像以上にヤバい

 参議院議員の山本一太さんが司会を務める『山本一太の直滑降ストリーム』 に、同じく参議院議員の青山繁晴さんがゲストとして登場しました。

 共同通信の記者を19年勤めたあと、昨年参議院議員に当選しメタンハイドレート採掘技術公募開始や教科書記述改定などに携わってきた青山さんに、緊迫している北朝鮮問題について語って頂きました。


左から山本一太さん、青山繁晴さん。

米軍はすでに北朝鮮との戦争を準備している!?

山本:
 万が一、北朝鮮戦争になった場合、拉致被害者を救出しないといけないなど、そのあたりをお聞きしたいのですが。

青山:
 万一ではなく、万十になったとき、まさかの新朝鮮戦争になった場合ですが、アメリカは戦争の準備を去年の10月、オバマ政権の末期から準備しています。北朝鮮の核開発は戦争でしか止められないと、アメリカ軍首脳陣は考えているのではないでしょうか。

 今年の5月2日に真珠湾太平洋司令部のハリス司令官とお会いして申し上げたのですが、日本が拉致被害者を救出するのは聖なる任務であって米軍にお任せとかは絶対にできません。

山本:
 現在、朝鮮半島に自衛隊は足を踏み入れられませんよね。

青山:
 今の安保法制は当事国の同意がないと自衛隊を派遣できません。ぼくが議員になってる間になんとか自衛隊を派遣できるようにして日本の警察や医者と連携する作戦を組み入れて下さいと言いました。そのときの司令官からの返答は申せませんが、理解はされたようで山のように質問をされました。

 もう一点、アメリカと日本が共同で北朝鮮の核を排除せず、アメリカが北朝鮮にある程度核を認めアメリカへの脅威だけ排除するイランと同じ核合意をした場合、ぼくは反対ですが日本は核武装をせざるをえないとも申しました。北東アジアは根こそぎ変わりますよ。

北朝鮮と戦争した場合、国内の北朝鮮工作員の脅威は?

山本:
 青山さんは米軍の動きなどにも詳しいですが、米軍のピンポイントの攻撃が成功せず日本とも全面戦争になった時どうなるのでしょうか?

青山:
 一番の脅威は、スパイ防止法もない日本で今現在も北朝鮮工作員が自由に動いているということです。

山本:
 日本はスパイ天国ですもんね。

青山:
 工作員が日本の社会的インフラを狙った被害が予想がつかず、米軍も懸念を抱いています。

山本:
 日本は起こっちゃいけないものは起こらないという考えですからね。国内テロの工作員の動きもシミュレーションもちゃんとやって対策練ってなければいけないですね。

2年以内に戦争は起こる!? このままだと日本は間に合わない

青山:
 日本は地震国で都市部の地下街は優秀な構造になってます。空調にフィルターを被せて水と食料、医薬品を置くだけで立派なシェルターになる。ところが今みたいに自由に工作員が動いているとシェルターに入って来られてしまう。警察は工作員を拘置できるようにしないといけない。

 このままいくと日本は間に合わなくなります。米軍はこの2年の間に北朝鮮の核能力は最終的に戦争に訴えてでも排除すると言ってます。

山本:
 2年というのはアメリカから見てということですか。

青山:
 そうです。それが今年の5月の話です。ぼくは夏にまた太平洋司令部に行くのですが、事前の連絡で「5月に話したことについて、2年間でやらなければならないことが、かなり片付いた」と聞きました。ぼくが「あなた方が言いたいのは間に合わないということか」と訪ねたら「間に合わない。なんとかしてくれ」と。

 もりそばかけそば(森友・家計問題)ってのはアメリカにとってびっくりなんです。アメリカにとっては、「なんで今そんな話をしているのか!」ということですね。

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