クイズ番組『アタック25』の予選会に参加してみた! 筆記試験&スタッフ面接を突破して本戦出場するハードルはやや高めかも?
今回紹介するのは、ゆっくりどりーふさんが投稿した『パネルクイズアタック25の予選に挑戦した話【ゆっくり解説】』という動画では、音声読み上げソフトを使用して、朝日放送テレビにて放送され、2021年秋に放送終了した「パネルクイズ アタック25」の予選会に参加した体験談を紹介します。
本選出場はわりとハードル高めだった
今回は、うp主がクイズ番組の「アタック25」の予選に挑戦したお話をお届けしたいと思います。ただ、アタック25は2021年9月現在、放送終了が決まっており、それが残念です。まずは応募ですね。番組の最後のほうで表示される応募方法にのっとり、はがきで申し込みます。しばらくして、テレビ局からハガキが来ます。
ハガキには予選の日時と会場の場所が書いてあります。日時は、とある日曜日の午後が指定されています。それはつまり、その日曜日に都合が悪ければ予選自体に出られないこととなり、次のチャンスを待つしかないということになります。
さて、予選の日になったら会場に行きます。私の場合、東京の時は六本木ではなく築地だったので、この時はテレビ局ではなく、系列の新聞社だったと思います。福岡の時は地元のテレビ局でした。
ビルの中の部屋に入ると、多くの人がいました。そこで自己紹介書を記入してから、筆記テストです。筆記テストは普段のクイズ番組で見るような問題が多く、言葉の問題や雑学知識、芸能界関係の出題もありました。
テストはすぐに採点され、その間会場で待たされます。私は2回とも筆記で合格しました。自己採点はしていませんが(そもそも問題は持ち帰れない)正答率は7割~8割だと思います。
次は筆記試験に合格した人だけ残って、テレビ局のスタッフと集団面接です。合格したのは最初の人数の1/3くらいです。ここで応募した動機や自己アピールを話します。
テレビ局の人から「もし優勝したら商品の旅行は、誰と一緒に行きたいか」という質問もされました。私はこの集団面接を突破できなかったのですが、その原因を推測するに、関西のテレビ局のスタッフが「面白い」と思ってくれるような受け答えができなかったからではないのでしょうか。
私はこの面接で合格できなかったので、予選はここで終わりでした。ここで合格すると「番組への待機者リスト」というものに載ります。つまり、予選通過は必ずしも番組への出演を保証するものではなく、番組の制作スタッフが様子を見て「使えそうな人」に声をかけて呼んでくれるのです。
たまに「シニア特集」とか「学校の先生特集」とか年齢や職業をそろえて出場者を決めていることがありますからね。そのため、全然声をかけられないまま、出場する権利が消滅することもあるとのことです。
この場合はまた次の予選会が開催されるのを待って、再チャレンジするしかありません。余談ですが、文字番組に出場することになった場合も交通費ですが、本人については大阪のテレビ局が交通費を出してくれるようですが、応援する家族や友達(後ろの席に座っている人たち)の場合は自腹なんだそうです。
というわけで、私は予選どまりで現在に至っています。今表示されている写真のボールペンは、予選の問題を解く時に配られたもので、予選に応募した記念に持ち帰っていいものでした。
あれから10年くらいたったので、また予選に挑戦して今度こそは番組出場も果たしたかったのですが、番組の方が打ち切りが決まってしまって本当に残念です。アタック25に限らず、テレビの視聴者が参加できる番組そのものもほとんどなくなってしまっているのも残念な傾向です。
本戦出場の明確な基準はわかりませんが、筆記に加え、テレビ受けしそうなキャラクターやエピソードを持っていなければ、本選への参加は厳しいようですね。
ちなみに2022年3月より、BSJapanextにて『パネルクイズ アタック25 Next』として復活しているようです。興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
『パネルクイズアタック25の予選に挑戦した話【ゆっくり解説】』
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