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「恋のミクル伝説」の歌収録は一発録りだった──『涼宮ハルヒ』シリーズへの思い出を朝比奈みくる役の後藤邑子さんらが語る

 『涼宮ハルヒ』シリーズ9年半ぶりの最新作『涼宮ハルヒの直観』が2020年11月25日に発売された。

 「9年半前」──赤ちゃんであれば小学生に、小学生であれば大学生に、大学生であれば社会人になる年月である。

 そんな決して短くない期間を経ての新刊発売を記念して、ニコニコ生放送では『涼宮ハルヒの直観』発売直前生放送を実施。TVアニメシリーズで谷口役の白石稔さん朝比奈みくる役の後藤邑子さん鶴屋さん役の松岡由貴さんをゲストに迎え、『涼宮ハルヒ』シリーズへの思い出が語られた。

 本記事では、番組内で語られた思い出エピソードをピックアップ。書き起こし形式にてお届けしていく。

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「涼宮ハルヒシリーズ最新刊『涼宮ハルヒの直観』発売直前生放送」

※本記事はニコニコ生放送での出演者の発言を書き起こしたものであり、公開にあたり最低限の編集をしています。

「恋のミクル伝説」の歌収録は一発録りだった

白石稔:
 思い出エピソードを募集したところ、たくさんの思い出をみなさんからいただきましたので、ちょっと抜粋してご紹介していけたらなと思います。これは……夫婦でハルヒが好きで、結婚した当初は聖地に新居を借りてた!?

松岡由貴:
 えっー!?

後藤邑子:
 新居。すごい!

白石稔:
 アニメ2期のときには、放送が終わってすぐ駅前公園に行ったと……。すごいですね。

松岡由貴:
 聖地巡礼。

後藤邑子:
 いい思い出ですね。「若かった」って書いてある。

松岡由貴:
 西宮北口って、私が通っていた大学のすぐそばなんですよ。なので本当によく行っていた場所だったので、ちょっとワクワクしますね。

後藤邑子:
 「ミクル伝説に衝撃を受けた。言葉になりません」っていうのは、褒め言葉でいいんですよね。

白石稔:
 もちろんです。褒め言葉です。

後藤邑子:
 すごくうれしいです。

松岡由貴:
 衝撃受けるよね、あれ(笑)。私も受けたもん。

白石稔:
 邑子ちゃんの歌、下手なんじゃないか疑惑あったもんね。

後藤邑子:
 あながち間違いではないんだけど、あれはレコーディングでいきなり音を流されて、そのまま「ミ・ミ・ミラクル」って始まったの。

 で、止められないからずーっと歌い続けて、終わったあとに向こう側を見たら、みんな爆笑してて。「これでいこう」って。

白石稔:
 あれ、ワンテイク録りなの!?

後藤邑子:
 そう。

松岡由貴:
 当時、邑子ちゃんから「下手に歌ってくださいって言われたの」って聞いたよ。

後藤邑子:
 確かに言われました。そのときも下手に歌ってはいたんですよ。でもまさか、歌い出しから始まる曲なのに、前振りもなく、いきなりBGMを流され、しかもそのテイクを使われるとは……。

 でもね、すごい褒めてもらえたの。私、自分が歌ってあんなに褒めてもらえたの後にも先にもあのときだけだから、すごくうれしかったよ。

白石稔:
 1話のとき、音響監督に「君たちがこれまで勉強してきてだめって言われているやつを今日はすべてやっていい」って言われた(笑)。

後藤邑子:
 そう、言われた。「だめだって言われてきた演技をやりなさい」っていう。

松岡由貴:
 そうそう、鶴岡さんね(笑)。

白石稔:
 「そんなのある!?」って思いながらも、喜々としてやってました。あれは楽しかったですよ。

“お家で全力ハレ晴レユカイ”コラボの裏側

「涼宮ハルヒシリーズに入ったのは?」アンケートコーナーで、「YouTubeで『ハレ晴レユカイ』を見てから」というコメントを見て、話題は“お家で全力ハレ晴レユカイ”に。

白石稔:
 (涼宮ハルヒシリーズに入ったのは)YouTubeで『ハレ晴レユカイ』を見てからっていう方もいらっしゃいましたね。

後藤邑子:
 なかなかマニアックなスタート地点の方っているんですね。

白石稔:
 そうね。当時はダンスも話題になったからね。

後藤邑子:
 なったし、なんなら踊ったでしょ。

白石稔:
 最近ね(笑)。

松岡由貴:
 最近、私もこっそり踊ってたので。

白石稔:
 えっ、踊ってたんですか!?

松岡由貴:
 踊ってた。

白石稔:
 動画はあげました?

松岡由貴:
 あげてない。

白石稔:
 なんであげないんですか?

松岡由貴:
 綾ちゃんが動画をあげてくれたじゃない。で、みんながあげだして、白石まであげたから、もうこれ鶴屋さんとしてもあげざるを得ないなと思って。

 振り付け大変だし、最初は踊れるわけがないと思ったけど、サビだけでもなんとかしようと思って練習して、パジャマで撮ったんだけど、あまりにも恥ずかしくてやめといた。

白石稔:
 あら。あげてほしかったな、僕は。

後藤邑子:
 それはたぶん見たいって人が多いと思うよ。私は逆に、綾ちゃんが踊って、杉田君が踊ってで、私とかみのりんとかはビクビクしてた。

 踊らなきゃいけなくなるのかな、もう要求されてるのかなって思ってたときに、白石君が踊り落してくれたから、「これで完成だ!」って安心したんだよ。いい落ちができたって(笑)。

白石稔:
 つっはっははは(笑)。最悪や(笑)。

松岡由貴:
 白石、狂気だったよ、ちょっと。「もうやばい、これ白石まできたら、私もやるしかないわ」って思ったくらい。

白石稔:
 それで言うとね、事の始まりは、綾ちゃんが躍って、それに対してSNSで「すごいね」って書いたの。そうしたら、綾ちゃんが「谷口もやるといいわよ」みたいなことを書いたわけよ。

 SNSだから、みんなが見ている。「白石さんやりますよね」とか「やらないわきゃないですよね」みたいな雰囲気になって、「やらなきゃいけないか。よし、じゃあちょっとふざけ目にやろうかな」と思ったら杉田がそれをやっちゃったんです。

 ハルヒとキョン、メインのふたりがやって、もうこれで完結してるわけじゃないですか。でも、ファンからは「いや、白石さんやりますよね?」みたいな空気がずっとあって。

松岡由貴:
 「当然やりますよね?」みたいな(笑)。

白石稔:
 で、(SOS団メンバーは)まだ3人いるんだけど、きっとあの3人はやらない率のほうが高いなと思ってたんです。様子見してるんだろうなって。

後藤邑子:
 SOS団のLINEグループで「どうする!? どうする!?」ってやってました(笑)。

松岡由貴:
 ぞわぞわしてたんだ(笑)。

白石稔:
 最終的に「これは時間をかけるとより苦しくなるから早くやろう」と、深夜に2時間くらい練習して、嫁にカメラを回してもらって踊りました。

松岡由貴:
 嫁なんだ、撮ってくれたの。

白石稔:
 嫁でした。Tシャツの前に谷口、背中に谷川と書いてくれたのも嫁なんです。これは谷川さんに怒られるかなと思いながら踊りましたね。

後藤邑子:
 いい夫婦だね~。

9年半前の『涼宮ハルヒの驚愕』発売時トーク

白石稔:
 さあ、今ですね、9年半前の『涼宮ハルヒの驚愕』発売日の様子がでています。秋葉原のアニメイトさんが、深夜販売をしたそうなんです。

松岡由貴:
 うわっ、マジでっ! 深夜販売ってもう、0時に売りますよっていうことですか。

白石稔:
 そうです。だからみんな暗がりの中、並んでるわけですよ。

後藤邑子:
 お祭りだ~。

松岡由貴:
 みんな、電車とか大丈夫なん?

後藤邑子:
 もうそういうのをきっと、顧みずに来たんでしょうね。

松岡由貴:
 そっかそっか~。

後藤邑子:
 (コメントを見て)すごい、「ニートだから」って言ってる。

白石稔:
 「ニートだから」、そう大丈夫。みんなそのへんでゴロ寝すればいいのさ。だめだったら漫画喫茶やカラオケで寝ればいいのさみたいなね。

 ここでですね、画像の資料を提供してくださいましたアニメイトさんと音声がつながっておりますので、お話できればと思います。お呼びしましょう。アニメイトの手塚さーん。

手塚:
 はい、アニメイトの手塚です。よろしくお願いします。

白石稔:
 よろしくお願いいたします。手塚さんは実際に9年半前の発売日企画に携わっていたということなんですけれど、すごく気合入ってますね。

手塚:
 ありがとうございます。資料に写っているのは秋葉原店の1階なんですけれども、本来ここは通常の売り場なんです。

 ですから、前日に閉店してからみんなでポスターやらなにやらを貼りだして、1時間くらいでこんな感じに作りました。

松岡由貴:
 すごい!

白石稔:
 (資料に写っている写真は)1階にある棚なんですね、これ。

手塚:
 そうです。ふつうの売り場です。

白石稔:
 当時、けっこうな人の数でした? 

手塚:
 そうですね。200人ぐらいでしょうか。当初の予定ですと、1階だけに入れるつもりだったんですが、急きょ地下1階を開けてお客さんに入っていただくかたちになりました。

松岡由貴:
 深夜だからの特典があったんですか。

手塚:
 いや、もうみなさん、本当にいち早く読みたいがために。

白石稔:
 深夜販売しようというのは、みんな最速で手に入れたいだろうから、できるだけ早くお届けしようというところからの企画だったんですか?

手塚:
 そうですね。前回は、全世界同時発売みたいなことも言われてましたので。いちばん早く読める秋葉原っていうところを作りたくてやらせていただきました。

後藤邑子:
 確かに全世界同時発売って聞いた。

白石稔:
 カウントダウンもやられたということでね。

手塚:
 はい。当時の店長がカウントダウンをやったんですけど、9年半のときを経て、彼はいま、台湾アニメイトの偉い人になっています。

松岡由貴:
 海外に飛び立って行ったんですね。

後藤邑子:
 出世された。すばらしい。

白石稔:
 グローバルに旅立って行ったということですね。当時、その本を買われたファンの方々の熱気はどうでしたか?

手塚:
 1階のレジで販売をするんですけれども、レジで買ってすぐ前の秋葉原の大通りで読んでいる方が何人もいらっしゃいました。本当にいち早く読みたかったんだな、と。

白石稔:
 でも、深夜ですからけっこうな暗がりですよね、

手塚:
 お店の明かりだけを頼りにされていて(笑)。

後藤邑子:
 情熱だあ……。


 前作『涼宮ハルヒの驚愕』から9年半ぶりの最新小説となる『涼宮ハルヒの直観』発売を記念した生放送。番組内では、本記事でご紹介した以外にも数多くの思い出エピソードが語られた。

 生放送を見逃した方も、タイムシフトで視聴可能なので、気になった方は下記URLよりご覧いただければ幸いだ。

▼タイムシフト視聴はこちら▼
「涼宮ハルヒシリーズ最新刊『涼宮ハルヒの直観』発売直前生放送」

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