話題のクソゲー『ファイナルソード』RTAが早くも投稿! ボス戦バグを発見したプレイヤーの登場に「ついに来たか」の声
7月2日、突如としてNintendo Switchでリリースされ、ゲーマーの間で大きな話題となったゲームがある。
『ファイナルソード』だ。
『ファイナルソード』は2019年にスマートフォン向けにリリースされており、7月2日にNintendo Switchでも販売が開始されたゲームで、グラフィックのチープさ、難易度調整の甘さ、移動式の床の上に立ってもキャラクターは移動しないといった仕様など、クソゲーらしさ満点の内容にゲーマーたちの注目を集めた。
発売後すぐに、Nintendo Switch版で使用されているBGMの一部に『ゼルダの伝説』の楽曲が無断使用されている疑惑が立ち、リリースから4日で販売停止となったことでさらなる話題となった。
リリース直後からゲーマーたちの注目を集めたことで、販売停止後の現在も実況プレイ動画が投稿されている『ファイナルソード』だが、その多くはゲームの粗さに注目したプレイや、何とかクリアを目指すものがほとんどだったが……。
7月10日にはついに、最初のボスであるトロル討伐までのRTA動画が投稿されてしまった。
今回はついに登場した話題のゲーム『ファイナルソード』のRTA動画。コペさん投稿の『ファイナルソード トロル討伐RTA(バグ技あり) 6分44秒』をご紹介する。
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最初のボス「トロル」討伐までのタイムを競うRTA
RTAというとゲームクリアまでのタイムを競うものを思い浮かべるかもしれないが、本動画はクリアまでのタイムを計測するものではない。
今回コペさんが投稿したRTAはボスの討伐など特定の区間だけを計測するというRTAで、本動画ではプレイヤーが最初に出会うボスのトロル討伐までのタイムを計測する。
本作のトロルは、設定ミスなのではないかと疑うほどにHPが高く、硬い。
さらに、プレイヤーに対しての攻撃も強いため、通常のプレイではかなりのプレイヤーが躓くポイントのひとつだろう。
しかし、本動画ではバグを使いながらトロルを攻略、プレイ開始から6分44秒で討伐を達成している。
ボス戦までの移動はひたすらにローリング
さて、ボス討伐までのタイムを競うRTAである本動画では、ボス戦まで可能な限り早く到達できるように移動でも速度を意識した移動が行われている。
移動速度を意識した移動方法とは、ローリングだ。通常であれば敵の攻撃をよける際などに使用するローリングだが、本作のローリングは異様に速く、走ることができない室内の移動速度としては最速となる。
そのため、ゲーム序盤で訪れる家の中ではローリングを採用し、転がりながらキャラクターに話しかける特殊な動きを見ることができる。
本動画では、室内だけでなくフィールドでもローリングを採用し、動画の1/3ほどをローリングで移動していた。
しかし、実際のところフィールド上での移動速度はローリングよりも走ったほうが早いようで、後日投稿された第二走のRTAではローリング移動は室内のみに変更されていた。
動かなくなったトロルをひたすら殴るボス戦
多くのプレイヤーが躓くポイントのはずであるトロルをプレイ開始から7分かからずに倒してしまったコペさん。いったいどんな技を使ったのか? それはトロルの棒立ちバグだ。
本作のトロルは非常に硬く強いことで知られているが、致命的なバグが残っており、うまく条件を作ることができれば一切の攻撃を受けることなく討伐することができる。
本動画ではそのバグを使用。ボス戦がスタートすると絶妙な距離感を保ちながら陸地へトロルを誘導し、陸地ギリギリで攻撃をかわすことでトロルをただの案山子にしてしまった。
トロルが動かなくなってからはひたすらに殴るだけ、RTAに挑戦した理由や雑談を交えながら3分ほど殴り続け6分44秒でタイマーをストップさせた。
ゲーマー界隈で小さなブームとなった『ファイナルソード』。トロル討伐RTAに挑戦したコペさんは7月12日にもさらにタイムを縮めたトロル討伐RTAを投稿している。
更新動画を投稿できるように頑張りたいと話すコペさんが、今後どれほどタイムを縮めるのか? 他のボスにも挑戦するのかぜひチェックしてほしい。
文/富士脇 水面
ファイナルソード トロル討伐RTA(バグ技あり) 6分44秒
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