煩悩男子とドS女子の攻防がクセになる。『ギリギリ遮る片桐さん』はバカバカしくもアツいバトルラブコメ(?)
ニコニコ漫画の「ドラドラしゃーぷ#」にて連載中の『ギリギリ遮る片桐さん』(作者:TALI先生)は、“巨乳”と“視線”がキーワードの新感覚ラブコメ。
主人公の男子と、彼の唯一の楽しみを邪魔しようとする片桐さんとの攻防は次第にエスカレートしていき……!? なにゆえ、彼女は“遮る”のか。ふたりのばかばかしくも白熱したせめぎ合いの様子と、勝敗のゆくえにご注目ください。
巨乳好きの岡田の前に立ちはだかる“絶壁”
主人公の岡田は、地味で普通で巨乳が大好きな男子。
そして、クラスメートの大木さんは……。
……引くほど乳がでかいのです!
その壮大さの前には、思わずコメントも「クラスにひとりはめちゃくちゃ巨乳の子いたよね……。」と正気を失ってしまうほど。
いやどんな導入だよ!? まあ「わかる」と言わざるを得ないのが悔しいところですが。
さて、冴えない岡田にとって、大木さんの山脈を眺めることは唯一の楽しみ。
彼は自身がクラス内で“空気”である状況を逆手に取り、本日もその峰々を拝もうと視線を動かします。
……が、岡田の目に飛び込んできたのはまさに絶壁!
「この背中は……! 片桐さん!」と、彼は驚愕する羽目になるのでした。
片桐さんが“遮る”ワケとは
大木さんのおっぱいが見たい岡田と、その視線を遮る片桐さん。
じつはこの攻防は、昨日今日に始まったことではないようでした。
またも楽しみを邪魔され、「そこへ立たれるとぼくのユニバースが……」と悔しがる岡田。
そもそも何故、片桐さんは彼の前に立ちはだかるのでしょうか?
その片桐さんは、「何故なの!? と思っているな岡田くん!?」としたり顔。
いつからか岡田の悪行に気付いていた彼女は、始めこそ大木さんをヨコシマな視線から守るべく行動していたらしいのですが……。
いまとなっては、岡田が邪魔されて悲しむ様子を見ることこそが彼女の至福となっていたのです! なんてヤツだ!!
ただし、この場合モラルに反した悪事を行っているのは岡田であり、片桐さんの行為は他人からとがめられるようなものではありません。
いわば天敵である彼女からマークされてしまった岡田は、果たしてどうすればいいのか……!?
欲望渦巻くふたりの攻防の決着やいかに!?
岡田を困らせること自体を至上の悦びとし、かつ圧倒的に優位な立場から彼の目的達成を阻む片桐さん。
しかも彼女は岡田への責め苦が足りないと見るや、即座に揺さぶりを加えるというドSな性格の持ち主で……。
ふいに振り返り、明らかに岡田のほうを見て不敵な笑みをこぼした片桐さん。
彼女の視線と表情の裏にある真意を察知した岡田は、即座に戦慄します!
「ぼくが巨乳をチラ見していることがバレてる!?」と、一瞬で心をかき乱されてしまう岡田。
だれにもバレてはいまいという(無根拠の)自信を、根底から覆されてしまった彼のショックは察するに余りあるところです。
予想通りにことが進んだ達成感もあり、ヘブン状態に突入する片桐さん!
対する岡田は錯乱するあまり、「巨乳センサー!」とワケのわからないことを言い出すうろたえよう。
焦った彼は冷たい風に当たるべく、教室の窓を開け放ちます。
するとなんということでしょう、入り込んできた風が片桐さんのスカートを直撃!
大木さんを死守することと引き換えに、鉄壁と思われた彼女の牙城は脆くも崩れ去ったのでした……。
それでも片桐さんはこの勝負を「引き分け」と思っているようですが、岡田にとっては否。
「なぜなら男にとってパンツは……トロフィー!!!」と、彼は満足げな表情を浮かべます。それでいいのか岡田!?
そして今後も、あさっての方向に情熱を燃やすふたりの攻防は続いていくことに……。続きが気になった方は、ぜひ発売中のコミック1巻と7月9日に発売された第2巻を合わせてチェックしてみてください!
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(画像はニコニコ漫画『ギリギリ遮る片桐さん』より)
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