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日本人はすでに先進国イチの怠け者で、おまけに労働生産性も最低?

 時事ニュース・堅い政治の話から、流行・面白い話までKAZUYAさんがひとり語りするKAZUYA CHANNEL GX 2』。今回は「日本人はすでに先進国イチの怠け者で、おまけに労働生産性も最低? 」と題して「日本人は怠け者になったのかどうか」というトピックを取り上げました。

 『データブック国際労働比較2016』によると、日本人の週労働時間がアメリカやイギリス、ドイツなどと比べて少ないことが判明。この先労働時間を短くしていては、日本人の末路は哀れなものになるという内容でした。これに対しKAZUYAさんは「時間より効率では? 」と指摘。時代とともに働き方は変えるべきで、どのように変えたらいいのか、それを考えるのが大人の役割。若者にその責任を押し付けてはいけない、と解説しました。


 ツイッター見てたらトレンドに「先進国一の怠け者」というのがありました。元ネタを調べていたら、『週刊現代』の「日本人はすでに先進国イチの怠け者で、おまけに労働生産性も最低な件」という記事のようです。

 興味深い数字がある。『データブック国際労働比較2016』を見ると、`14年の週労働時間(製造業)で日本人は、G7(先進7ヵ国)の中で労働時間がかなり短いほうなのだ。厚生労働省が調べた日本の週労働時間(製造業)は37.7時間。調査対象に各国でバラツキがあるため、一概に言えないが、米国の42時間や英国の41.4時間、ドイツの40時間より少なく、フランスの37.8時間、カナダの37.1時間と変わらない水準なのである(イタリアの数値は未掲載)。

日本人がどんどん働かなくなっている。

 今の日本の豊かさの礎を築いたのは、長時間労働を物ともしない高度経済成長期の「モーレツ社員」たちではなかったか。それを否定することは、日本のさらなる成長をあきらめることにつながらないだろうか。

 かつての日本人たちが、寝食を忘れて働いた末に今の日本の繁栄がある。それにあぐらをかいて、「これからは一生懸命働かないようにしよう」などと言っていれば、あっという間に三流国に転落する。

 政府の言うことに踊らされて、やれプレミアムフライデーだ、ノー残業デーだなどと浮かれる前にやるべきことがある。働かざるもの食うべからず。この言葉を忘れると、日本人の末路は本当に哀れなものになるだろう。

 このデータひとつで言われても、という感じはあります。これはモーレツ社員否定というより、時代が変わったということなのではないでしょうか。高度経済成長の頃って、働けば働くほど賃金もどんどん上がっていったじゃないですか。夢のある時代ですよ。

 だけどこの20年デフレだなんだと言われ、給料もぜんぜん上がりませんからね。ただ長く働けばそれだけ利益が出るというわけでもないでしょう。

 1日5時間で十分な利益を得ることができるのなら、それはそれでいいのではないかと思います。残業すればするほど、利益が鰻のぼりだというのなら、合意の元でやればいいでしょう。だけどただ、だらだら残業していても、効率が下がるだけですよ。仕事だけが人生じゃないから、そのへんの考え方も色々あると思います。

 それで日本人は怠け者すぎて過労死するのか。これもう分からないね。今でも日本人って全盛期のエレメンタルヒーローネオスもしくは、スピード・ウォリアーなみに働いていると思うけど。

 この間オーストラリアに行きましたけど、向こうの人って2週間以上の長期休暇が年に何回も取れるそうです。じゃあその休みを取るために毎日毎日深夜まで働いているのかというと、そんなわけでもない。それでいて人口も伸びている。

 物価も高いのですが、最低賃金は1500円以上。もちろん資源が出るとか、日本と国の状況は違いますけど。オーストラリアと比べて日本人が怠け者なのかと考えると、そうは感じなかったです。むしろオーストラリアの人の方が、ぜんぜん働いてないんじゃないかと思った。

 結局ただ長く働いてもしょうがないから、考え方を変えなければならない。この記事は、それを怠ってきた大人たちが若者に責任をスケープゴードしているだけなんじゃないの?

 まあそんなこと言ってる僕はニートみたいなものなんだけどね。

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