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【 #タイツの日 】創業72年を迎える老舗タイツメーカーに直撃取材! タイツの秘密をいろいろ聞いてみた【聞き手:よむ】

 突然だが、皆さんタイツは好きだろうか?

 本日、11月2日はタイツの日。百貨店ではタイツの割引セールが実施され、Twitterではタイツイラストやタイツコスプレ写真が数多く投稿されるなど、タイツに溢れる1日となっている。多くの方がタイツを買い、タイツをはき、タイツを描き、タイツを見て過ごしていることだろう。

 さてここに、タイツ愛を極めんとする者がひとりいる。イラストレーターのよむ氏だ。

 氏は、日常の中に潜むタイツの魅力を追及し、数々のタイツイラストを手掛け、今年の5月から放送されたアニメ『みるタイツ』の原作を担当、Twitterでも毎日タイツのツイートに余念がない。それほどにタイツを愛している。

タイツの日を記念して『みるタイツ』24時間ループ生放送(視聴ページはコチラ)も上映中だ。

 そんなよむ氏とは、『みるタイツ』放送開始時に取材(取材記事はコチラ)をさせていただいた、デニールで表すと60デニールくらいのご縁があるのだが、タイツの日が近づいてきた10月中旬、『みるタイツ』担当者さまより、

「よむ先生といっしょにタイツ製造メーカーへ取材に行きませんか」

というお誘いが編集部に届いた。

 取材スケジュールとしては若干タイト(タイツだけに)だったのだが、よむ氏がタイツの製造工程や研究の歴史にどうアプローチしていくのか、何よりタイツフェチイラストを描いているよむ氏とタイツ製造メーカーの担当者さまがどう会話をくり広げるのかが非常に気なったため、取材に同行させていただいた。

 取材にご協力いただいたのは、創業72年を迎えるストッキング・タイツ・インナーウェア製造・販売メーカーであるアツギ株式会社“すべての女性の「美」と「快適」に貢献したい。”を掲げ、アスティーグ、エクスエールなど数々のオリジナルブランド製品を世に送り出するタイツ界でその名を知らぬ者はいないほどの大手メーカーだ。

 ファッションであったり、防寒目的であったり、普段何気なくはかれているタイツがいかに作られているのか。糸一本の研究から紡がれるタイツ製造のあくなきこだわりをお届けしていこう。

聞き手/よむ
文・編集/竹中プレジデント

タイツ愛に溢れたお部屋でお出迎え

よむ:
 本日は取材のご協力ありがとうございます。部屋に入った瞬間から気になっているんですが、後ろのタイツたちってもしかして……?

アツギ担当者(以下、アツギ):
 はい、ユアちゃんの30デニール、レンちゃんの60デニール、ホミちゃんの110デニール、そしてユイコ先生の20デニール、準備させていただきました!

よむ:
 すごい! ありがとうございます。ちなみに『みるタイツ』 や僕のことってご存知だったんでしょうか?

アツギ:
 はい。私自身、アツギの公式Twitterアカウントの運用を担当しており、「タイツ」や「ストッキング」などよく検索をしているのですが、5月くらいに“タイツのアニメが始まる”という情報が出てきて、そこでよむ先生のお名前も知りました。思わず上司にも「タイツのアニメが始まったみたいです」と報告させていただいた記憶がございます。

よむ:
 アツギさんに知ってもらえていたなんてすごく光栄です。最初に見たときの感想ってどんな感じでしたか?

アツギ:
 最初に見たのがイラストでしたので、女の子がかわいいなっていうのが最初に抱いた感想です。その後、どのような作品なのか調べてみたら、女の子によって好みのデニールがあって、その描き分けもすごくてびっくりしました。アニメのイラストもよむ先生が担当されていたんですか?

よむ:
 そうですね。普通はイラストレーターがアニメ制作に参加することはないのですが、この作品は“タイツのイラストをなるべくそのままアニメで”と、こだわった結果、僕が担当するようになったんです。

アツギ:
 タイツの表現がすごくきれいで……社内にいる商品のパッケージを担当しているデザイナーとも、タイツの透け感の表現がすごいという話をしていたんです。

 取材のお話が決まってから、改めて勉強せねばと『みるタイツ』 のBlu-ray Discも買いました。注文して届きたてなのですが、もう5回くらい見ました!

よむ:
 5回もですか!? 本当にうれしいです。お気に入りの女の子はいましたか?

アツギ:
 皆さんかわいくてすごく悩んだのですが、レンちゃんが推しです。勉強もバイトも一生懸命で、3人の中だといちばん普通な女の子なんですよね。普段は、ツッコミ担当なのですが、3話でユアちゃんのタイツが伝線したときには大爆笑してしまったり、そういうかわいらしいところも合わせて好きです。

レンちゃん。

よむ:
 わかってらっしゃる。メインとなる3人の女の子の中でレンちゃんは普通の女の子で、タイツのデニールも3人の中で真ん中の60デニールなんです。

 『みるタイツ』に登場する女の子たちに似合うタイツをコーディネートするとしたら、どんなタイツをはかせたいか、なんてお聞きしても大丈夫でしょうか。

アツギ:
 女子高生向けの商品【※】であったり、靴下も展開しているので、社内的には靴下もおすすめしたいところなのですが、やはりタイツをおすすめせねばということで、選ばせていただきました。あえて通学ではなく、プライベートではいていただきたい商品を提案させていただきます!

 レンちゃんにおすすめしたいのは、ATSUGI THE LEG BAR(アツギザレッグバー)というブランドのスパイラルダイヤ柄のタイツです。ちょっとシンプルな柄ではあるんですが、喫茶店でバイトしているシーンがあったので、そのときにこういうチェック柄をはいてもらったらかわいいのかなと思いました。ちなみにデニールは、60デニール相当です。

※女子高生向けのタイツ……学生でも買いやすいお値段、手に取りやすいパッケージ、学校にはいていきやすいプレーン(とくに模様のない)タイツ。

アツギ:
 つぎはユアちゃん。Je l’aime(ジュレーム)というブランドのニーハイの柄になっているタイツです。コスプレが趣味だったり自撮りが好きとプロフィールにも書いてあったので、ぜひ絶対領域を演出して撮ってもらえたらなと。私イチ押しで絶対に似合うと思います。

アツギ:
 ホミちゃんには、ATSUGI THE LEG BAR(アツギザレッグバー)のコットン混ケーブル柄(400デニール相当)をおすすめしたいです。ちょっとセーターみたいなふんわりやさしく温かい感じで。アニメの中でも黄色いニットを着ている回があったので、それとも相性がいいのかなと思います!

アツギ:
 ユイコ先生は大人なので、高級ラインなんですけど、Exhale(エクスエール)というブランドのグラツィア柄です。バックシームに、スワロフスキークリスタルがついている大人な一足になっています。

よむ:
 ユイコ先生のスワロフスキークリスタルはすごいですね。描くのめちゃくちゃ大変そう(笑)。

アツギ:
 学校ではさすがにはけないと思うので、お仕事中ではなく、ぜひ休日にはいてもらいたいです。

よむ:
 ちなみにご担当者さまはタイツのことを好きでらっしゃる?

アツギ:
 好きです。

よむ:
 あー、よかった! 今日もタイツですもんね。60デニールですか?

アツギ:
 じつはですね、30デニールなんです。

よむ:
 えっ、60に見えました。

アツギ:
 30デニールですが、はきかたや身長によって見えかたが違うことがあります。ちょっと濃く見えていますよね。

よむ:
 濃く見えますね。僕、女性に会うときはよく「〇〇デニール?」って聞くことが多くて。けっこう当てられることが多いんですが、当てられなくて残念です。お仕事は主にどんな業務をされているんですか?

アツギ:
 商品の販売促進です。アツギ公式Twitter運用でしたり、本日の取材のご対応をさせていただいたりしております。

よむ: 
 取材でおうかがいするのは無理だと思っていてダメ元だったんです。でもオッケーとのことです、と連絡いただいて、え、いいの? と。

アツギ:
 正直、取材の連絡をいただいた際にはびっくりしました(笑)。ただ、このような機会は滅多にないと思うので、これを逃すと絶対に後悔してしまうと、上司を説得しまして。

よむ:
 そうなんですか!? ありがとうございます。

アツギ:
 後、よむ先生に聞きたかったこともあったんです。3話のここなんですけど、これって……弊社の製品のアスティーグですよね?

よむ:
 ヤバい怒られる!

アツギ:
 今日絶対聞こうと思っていて(笑)。

よむ:
 細かいところまで見ていただいていてうれしいです。でもちょっと複雑(笑)。

目指すタイツに適した“糸”から開発するアツギ社のこだわり

よむ:
 さて、大分余談を挟んでしまったのですが、ここからは本題であるタイツの製造に関してお聞きしていければと思います。まず、タイツがどのように作られていくのか教えてください。

アツギ:
 タイツの製造工程は、基本的に糸の加工からパッケージに入れるまでに6つの工程に分かれています。

①カバリング(糸の加工)
伸びる性質をもつポリウレタン糸に、伸びないが丈夫なナイロン糸を巻きつけ、タイツに使用する糸を加工する。この糸をカバリング糸と呼ぶ。

②編立
カバリング糸を筒状に編み立てる。

③縫製
筒状の2本を一対にし、パンティ部とつま先をミシンで縫製し、パンティストッキングの形にする。

④染色
タイツに色をつける。基本的に染色されるまで色は白色。

⑤仕上
足型に入れ、スチーム熱を加えて脚にフィットするように形をつける。

⑥検査・装飾
目視で完成した商品を1足ずつ検査しながら、パッケージに詰めていく。


アツギ:
 よむ先生的に気になった工程はございますか?

よむ:
 カバリングでしたり、縫製していく流れはふんわり知っていたのですが、染色の工程が意外でした。この段階まで色は白なんですね。

アツギ:
 そうなんです。例外もあるのですが、白いカバリング糸で編み、縫製されたものを黒や肌色などに染めるのが基本になっています。

よむ:
 作られるタイツの中で黒色のタイツは多いのでしょうか?

アツギ:
 黒が非常に多いですね。

よむ:
 やはりそうなんですね。異なるデニールでも工程はいっしょですか?

アツギ: 
 はい。デニールの違いというのは、ポリウレタン、ナイロン、これらの糸の太さによって変わりますので基本的にはいっしょで、同じ工程を踏んで作られていきます。

よむ:
 なるほど。いまご紹介いただいたタイツの製造工程って、業界全体として共通のものなのでしょうか?

アツギ:
 はい、全体の流れはほぼ共通かと思います。

よむ:
 ではその中で、アツギさんならではのこだわり、他社と比べた際の強みがありましたら教えてください。

アツギ:
 糸の加工(カバリング)から自社で行っているところです。自社にこの工程がないメーカーは、カバリング専業の会社から、カバリング糸を購入し、イラストの②編立のところからの製造となります。

よむ:
 カバリングを自社で行うメリットは具体的に何かあるんでしょうか。

アツギ:
 自社で行うメリットは、どんな加工条件のカバリング糸も作ることができることですね。加工条件というのは、どんな糸を使って、カバリング工程の時にどれぐらいポリウレタンを伸ばすのか、どれくらいの密度でナイロンを巻くのかなどの条件のことです。

 例えば、引き締めが強いタイツを開発する際にはそれに合ったカバリング糸を、しっとりした肌触りのタイツを開発する際にはそれに合ったカバリング糸をと、開発する商品にマッチするカバリング糸を自社で開発できるため、さまざまな商品を開発することが可能です。

よむ:
 タイツを作るために糸一本から開発しているなんて……感激です。

女性が求めている機能を追求し続けるタイツ開発

よむ:
 日々、さまざまな商品を生み出しているアツギさんですが、具体的にタイツの研究ってどのようなことをされているのでしょうか?

アツギ:
 情報収集と商品開発、ふたつの軸がございます。情報収集に関しては、10年以上継続して大規模な調査を行ったり、テーマに応じてグループインタビューを実施したりと、現代の女性がどんなストッキングやタイツを求めているか、マーケットリサーチを行っております。

 また、調査する一方で、アツギの70年超の歴史の中で、女性がタイツに求める大事なポイントとして「温かい」「柔らかい」「清潔」が共通の要望としてあることがわかっていますので、リサーチ結果と経験の両方を活かして商品開発を進めています。

よむ:
 時代によって、消費者のニーズは大きく変わるものなんでしょうか?

アツギ:
 もちろん、カラータイツが流行ったり、タトゥーストッキングが流行ったりと、ファッションのトレンドのようなものは随時変化していくのですが、機能面に関しては変化が少ない印象です。とくに「ムレない」というご要望は時代を通して多いお声です。

よむ:
 利用者の方がとくに「ムレ」を気にされる箇所はどこなんですか?

アツギ:
 多いのは足です。靴で覆われているので。

よむ:
 タイツでなくとも足って靴をはいていればある程度ムレてしまうものだと思うんです。まったくムレないタイツというのは難しい気がするのですが。

(画像はpixiv「吾輩は猫である 3」より)

アツギ:
 やはり素材的にムレやすいというのはあります。靴下の素材ですと吸ってくれるのですが、タイツ素材のナイロンは吸いにくいので。

 ですので、吸放湿性に優れた糸を原糸メーカーさんといっしょに作って、従来のものよりもムレにくい商品のご提案をさせていただいています。

よむ:
 これまでさまざまな研究を行って、さまざまなタイツを販売しているアツギさんですが、今後の課題のようなものがあれば教えてください。

アツギ:
 70年やってきた中で、製品に関して求められていることはある程度のレベルでクリアできているかとは思っており、今後に関しては、女性の求めている機能について研究を重ねて、ニーズに沿った商品を開発していけたらと思っています。

 また、私個人としては、自分に合ったタイツやストッキング選び、お手入れや収納方法などタイツやストッキング関して、皆さんに役立つ情報を知ってもらいたいという想いがあるので、そのための情報発信をがんばっていきたい、というのが課題でもあります。

捕鯨用ロープ製造からタイツ製造へ

よむ:
 創業70年を超えるアツギさんですが、創業当初は捕鯨用ロープの製造もしていたとホームページに書かれていて、なぜ捕鯨用ロープからタイツを作りに舵取りされたのか不思議に思ったのですが何か理由があるんでしょうか。

アツギ:
 創業当時のお話になるのですが、戦後の日本は国民のタンパク源を鯨で得ようと、捕鯨が国策として盛んに行われていました。そしてその捕鯨用ロープは当時、生糸で作られていました。

 元々、創業者は生糸の研究をしており、その強みを活かせる分野として当時需要の高かった捕鯨用ロープの製造へ参入します。得意だからやろうと。

よむ:
 自分の持っていたスキルや知識を活かせる分野へということですよね。

アツギ:
 そうです。その後、捕鯨用ロープの素材がナイロンに移り変わって、創業者はナイロンに初めて出会い、この素材に可能性を感じるようになります。

 また、戦後から少し経って、経済が復興し、女性がまたおしゃれにお金を使い始めるだろうという、時代の流れをキャッチアップし、当時シルク製だったストッキングをナイロンで作って提案してみようと、ストッキングの製造にシフトしていったと聞いております。

よむ:
 タイツとストッキングによる名称の違いは明確に定められていないと聞いているのですが、アツギさんとしての定義は決まっているのでしょうか。

アツギ:
 アツギの定義ですと、30デニール未満をストッキング、30デニール以上をタイツと呼んでおります。最近では、25デニールぐらいのものをシアータイツと呼んでいたりもします。

よむ:
 最近になって、デニールの薄いシアータイツが流行っているのには何かしら要因があるんですか?

アツギ:
 恐らくですがファッションの流れなのではないかと。シア―タイツが流行る前は、脚の透けないタイツがトレンドで売れていました。それが2010年くらいでしょうか、ViViやGLAMOROUSなどのファッション誌で透けたタイツをコーディネートするのが発信され出してから、トレンドに変化が見え始めて。

よむ: 
 機能的な面で何か求められたというより、もっとカジュアルな流れと。シアータイツは、30デニール未満ですが、タイツという名称なのには何か理由があるのでしょうか。

アツギ:
 ものとしてはストッキングの定義になるのですが、若い子たちのあいだではストッキングという言葉が浸透しておらず、「薄いタイツをください」と店頭にお越しになるお客様もいらっしゃって。それならシア―タイツという名前にしたほうが伝わりやすい、ということで現在の名前となっております。

今期イチ押しのタイツと“映える”タイツのはきかた

よむ:
 11月に入り、本格的にタイツが活躍する秋冬シーズンに入ってきましたが、今期イチ押のタイツがあれば教えてください。

アツギ:
 今期イチ押しなのが、ATSUGI THE LEG BAR(アツギザレッグバー)のデオドラントタイツという商品です。太陽光や蛍光灯に当たるだけで、臭いや臭いのもととなる細菌を水と二酸化炭素に分解する消臭機能がついていて、「24時間ニオイにくい」をキャッチコピーに販売させていただいています。デニールは30デニールと80デニールの2種類がございます。

よむ:
 24時間、すごいですね。この時間は実際に試したんですか?

アツギ:
 外部検査機関で検査を実施いたしました。

よむ:
 臭いにくいというのは、うれしい方多いでしょうね。

アツギ:
 女性がタイツに求める大事なポイントのうちの「清潔」に当てはまる部分です。

 また、最近の技術革新で生まれたダブルニットタイツ(ATSUGI THE LEG BAR 180Dダブルニットプレーン)も、これからの寒い時期にはおすすめでございます。1足のタイツですが、魔法瓶構造(2枚重ねた構造で編みあがっている)により空気の層があり、温かいのが特徴です。

よむ:
 (実際にタイツを触りつつ)これすごく温かそうです。寒い時期にはピッタリですね。

アツギ:
 そうですね。真冬に向けて。

よむ:
 これからタイツをはかれる方も多くなると思うのですが、いわゆる“映える”タイツのはきかたがあれば教えてください。

アツギ:
 ひとつはデニールの使い分けです。スカートの丈とかパンツの丈とかにもよるのですけど、全身のコーディネートのうち、脚の見える面積は結構広いので、同じ服を着ていたとしても、タイツの透け感を変えることで全身の見えかたやイメージが大きく変わります。

 その日の気分や目指すファッションで、タイツのデニールを使い分けていただけると雰囲気がガラッと変わって“映える”と思います。

よむ:
 これはすごくわかります。

アツギ: 
 また、とりわけ脚をきれいに見せる、という意味では、ボトムや靴によってタイプを変えてほしいです。

 例えば、ミニスカートやショートパンツの際には、パンティ部の切り替えがないタイプを選んでいただいたり、オープントウパンプスなどつま先が空いている靴を合わせる場合はつま先に切り替えがないものを選んでいただけると、隙のない美脚が楽しめると思います。

よむ先生の願望も叶えてくれる夏でもはけるタイツ

よむ:
 タイツがはかれるメインシーズンは寒くなる秋冬だというのは重々承知なんですが、僕的には夏にもタイツをはいてほしいんです。夏でもはけるタイツを教えていただけないでしょうか。

アツギ:
 じつは……そんなよむ先生に知ってほしいタイツがあるんです! それがこのアスティーグ【黒】です。普通のタイツは秋冬向けとしてつけていることが多い温かくなる機能が、アスティーグ【黒】にはつけていないので、春夏含めてタイツファッションを楽しんでいただける商品になっております。

 デニールは25、40、80をご用意していますので、その日の気分やファッションに合わせて選んでいただきたい商品です。年間を通して、透け感を楽しんでいただきたいと思っております。

よむ:
 温かくなるものとならないものとでは、具体的に何が違うんですか?

アツギ:
 光が当たると発熱する機能(光発熱加工)、人から出る水分(汗など)に反応して温かくなる機能(吸湿発熱加工)などの、加工を施すことで温かくなる仕組みがあるのですが、アスティーグ【黒】にはそのような加工をしていないのです。

よむ:
 無加工タイツ。

アツギ:
 温かいことに関しては無加工です。でも、黒の色みにはこだわっているので、かっこよくはけますよ。

 後ですね、夏おすすめのストッキングになるのですが、はいたほうが涼しいというのを目指して作った商品もございます。それが、アスティーグ【冷】ひんやりキープです。

よむ:
 はいたほうが涼しい!?

アツギ:
 そうなんです。実際にサーモグラフィで計っても、はき続けたほうが、素脚のときよりも脚の表面温度が下がっているというデータが取れています。

 もうひとつ紹介させてください。機能面でおすすめしたいのが、パンティ部分のムレ対策にもなるパンティ部レス ストッキングです。

よむ:
 風吹きぬけてますね。

アツギ:
 かなり。よむ先生的にはどれがお気に召しましたか?

よむ:
 僕はこれ(アスティーグ【黒】)ですね。

アツギ:
 色が黒の。

よむ:
 黒っていうか、普通のやつがいちばん好きなんです。パンティ部レス ストッキングもセクシーでいいと思います。なによりお手洗いの際に毎回脱がなくていいのが便利なのかなと。

アツギ:
 よくご存じで。そうなんです! この上からショーツをはくと、お手洗いの際にショーツだけ下げればいいので楽なんです。

よむ:
 そう、世の男性はみんなショーツの上にはくと思っているんですが、実際はショーツが上なんですよね。一般的に出回っている描きかただと、ショーツの上にガーターストッキングなので、使用されている通りに描くと「上下逆ですよ」と言われることもあるんです。

アツギ:
 なるほど(笑)。タイツ・ ストッキング の上げ下げは伝線してしまうリスクもあって女性にとってはけっこうなストレスなのです。でもこれならショーツの上下で済むので、涼しいし伝線のリスクもない、夏にぴったりな便利グッズです。

よむ:
 タイツの進化ってすごいですね。ただ個人的には、伝線対策の補強トウやランガード【※】はあったほうがよくて……。

※つま先部位の伝線を防ぐための補強トウ、パンティ部に穴が開いてもレッグ部が伝線しないようにするためにあるランガード。

アツギ:
 よむ先生のイラストから細部のこだわりを感じていました。イラストに、あえて入れてるんだろうなって。

(画像はpixiv「もう…すぐ破れる…」より)

よむ:
 今後、機能面での革新が進んで、そもそも伝線しない商品が生まれてしまったら、そういうドキッとするところがなくなってしまうのかなと思うと、寂しい気持ちになります(笑)。

アツギ:
 (笑)。


 アツギ株式会社では、タイツの日を盛り上げる施策として、Twitterにてタイツプレゼントキャンペーンを実施中。「こんなタイツが好き」という熱い想いをツイートすることで、秋冬おすすめのデオドラントタイツが抽選で10名様に当たるのでぜひ奮ってご応募を。詳細は下記のアツギ公式Twitterを参照してもらえれば幸いだ。

 また、ニコニコにおいても、タイツアニメ『みるタイツ』の24時間生放送が上映中だ。今回の取材中も垣間見えたよむ先生のタイツ描写へのこだわりをその目で感じ取ってほしい。

「みるタイツ」24時間一挙放送【11月2日はタイツの日】

cよむ/TRUSS

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