アウトドアが防災に? ちょっとした工夫や便利グッズを使ったライフハックに「頭ええな」「良いなこれ」の声
今回紹介したいのは、めささんが投稿した『【悪魔ぶって】誰でもできる地震対策【自宅紹介】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
災害への対処法や備えなど、全部を真似るのは難しいかと思う。 けども、1つでもいいから実践してくりゃれ。 安上りな対策でも施しておくと安心感パネェ。 また、オススメの対策方法などあったらコメント欄で教えてくれたら、みんなで読めるぞ。
次から次へと起こる自然災害。今回はアウトドアでの知恵を取り入れた地震対策をご紹介します。どれか一つでも良かったら真似をしてほしいと投稿者さん。便利なキャンプ用品の数々は必見です。
まずはテレビです。後ろに倒れても前には落ちてこないよう、テレビ台に付けた金具へ紐を通して結んでいます。手軽に作れそうですね。ただし、この固定方法は縦揺れには弱いそうです。
次は本棚です。なるべく下に沢山本を詰め、上を開けることで重心を下げています。
突っ張り棒もしっかりと。取り付け方は、右のように奥側に付ける方が良いそうです。
続いてアウトドア道具を収納している棚です。ここは棚上部に物を置いているため、突っ張り棒を付けることができません。
そのため倒れにくいよう転倒防止板を棚の下に入れています。ただし、この対策は縦揺れには弱いそうです。縦揺れは手強いですね……。
次は台所です。ワイングラスの吊り下げ収納では、S字フックを手前に付けることで落ちてくることを防いでいます。
フックを外せば取り出せるので手軽な対策ですね。
シンク上の吊戸棚にも、画びょうとS字フックで簡単には開かないよう対策しています。
普段は画びょうが見えないよう猫ちゃんで隠しています。そんな投稿者さんに「かわいい」「心温まる」のコメントが寄せられました。
続いて玄関のブレーカー対策です。ブレーカーにS字フックで鞄が下げられているのですが……
鞄からはリング状の金具が付いた紐が出ています。この金具を出かけるときにはブレーカーに引っ掛けていくそうです。こうすることで、地震が来て鞄が落ちたら自動的にブレーカーを落とすことができ、火災を防ぎます。この鞄には非常食などを入れておくといいとのこと。
また、トイレなどの生活用水としてお風呂に水をためていますが、飲み水も必要です。そこで投稿者さんはペットボトルの水以外にポリタンクに飲料用の水を貯めています。この水は水道水を入れているだけなので日がたつと悪くなります。そこで洗濯のたびにポリタンクの水を使って、こまめに入れ替えているそうです。
さらに、物の備えだけではなく、消火器や非常用ベルの場所などを確認しておくことも大事だという投稿者さん。集合住宅では意識しておきたいですね。AEDがどこにあるかなども知っておくと役立ちそうです。
次は非常時に大助かりのおすすめアイテムをご紹介していきます。
まずはソーラーパネル。カラビナが付いているので吊り下げて使えます。
開くと長く広がりました。端にあるポケットの中からUSBの差込口が出てきます。これ自体は蓄電できず、モバイルバッテリーやスマホを充電するためのものです。
自転車旅行の際は、ソーラーパネルを広げてキャリーに設置していたらスマホの充電には困らなかったそうです。キャンプにもオススメとのこと。
次はLEDソーラーランタン。数年使っているものですが、日中光を当てると6時間以上光ります。
空気を入れると膨らみます。点滅モードもあるので、キャンプでお手洗いに行くときにテントの中に下げると、戻って来る時に自分のテントがわかりやすくて便利だとか。
こちらは多機能ハンマー&アックス。
ペンチとしても使え、切れ味が良くないもののナイフやノコギリなども備えています。ハンマーでフロントガラスを割れるので、車に備えておくにもオススメです。
他におススメしたいのはダクトテープ。ライターにくるくると巻いています。手で切れますし、靴や傘に穴が開いたときに塞いだりと、ものすごく強力かつ使いやすく便利だそうです。
生活の中にアウトドアで培った知恵を取り入れている投稿者さん。自分の暮らしに合わせて、ちょっとした工夫や準備をすることが大事だと気づかされます。
視聴者のコメント
・良いなこれ
・おっさん大好きです
・収納に工夫があっていいね
・なるほど
・よく考えるなぁ
・生活感あって好き
▼動画はこちらから視聴できます▼
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