「ソチ五輪のショート→フリーで立ち直ったきっかけは?」浅田真央 引退会見中継まとめ【ネットの反応】
ソチ五輪でのフリープログラムへの切り替え(ニコニコユーザーからの質問)
――選手人生におきまして、たくさんの山があったとをおっしゃいました。あの伝説のソチ大会についてお伺いしたいんですけれども、ショートプラグプログラムから20数時間の間に、どのようなきっかけで立ち直って、世界中が感動したのフリープログラムの演技につなげることができたのでしょうか。
各種報道はある んですけれども、立ち直ることができたきっかけにつきまして改めてお聞きかせください。
浅田:
ショートプログラムが終わってからは、本当に「日本に帰れない」ってすごく辛い思いもしたんですけど、フリープログラムの当日の朝もまだ気持ちが切り替わっていなくて、「大丈夫なのかな」っていう形で、公式練習を終えました。
でも試合が近づくにつれて、メイクをして、アップをして、リンクのドアを出た瞬間、すごい会場で「もうこれはもうやるしかないな」っていう思いが出てきて、ようやくその時に「やるしかない」って思いました。
――満面の笑みだったんですけれども、競技は終わった瞬間はどうでしたか。
浅田:
最後、ポーズで上を向いてたんですけど、「終わった~」って思いましたね。それと同時に「良かった」って思いがすごくこみ上げてきて、ちょっと涙してしまったんですけども、バンクーバーのときには悔し涙を流していたので、「(ソチでは)泣いていちゃダメだな」って思って頑張って笑顔にしました。
5歳の自分に言葉をかけるとしたら?
――浅田選手は5歳のときにスケートを始められましたけど、もしタイムスリップして5歳のときの自分に会うことができたらどんな言葉をかけますか。
浅田:
難しいな……「頑張って」って(笑)。
――どういう思いを込めて?
浅田:
やっぱり私はこれだけフィギュアスケートをやって、たくさんの人方に応援してもらえて本当に幸せだなというふうに思いました。なので、大変なこともあったんですけど、自分に対して多分エールを送ると思います。
トリプルアクセルに声を掛けるとしたら?
――浅田選手に伺いたいのは、トリプルアクセルの話なんですけど、自分の強さでもあり、悩まされる存在でもあったということなんですが。あえてトリプルアクセルに声をかけられるとしたらどんな言葉をかけたいですか。
浅田:
難しい。トリプルアクセルに声を掛けたい……?
――そういう存在だとして、「もう困っちゃったよ」っていう感じなのか。「ありがとう」という感謝のかどういう感じでしょう。
浅田:
なんでもっと簡単に飛ばせてくれないのって感じです(笑)。
生まれ変わるとしたら?
――もし生まれ変わるとしたら、もう一度フィギュアスケーターになりたいですか。それともまた別のものになりたいですか。
浅田:
今、こうして26歳までスケートをやって、すべてやり切って、何も悔いはないので、もしもう一度人生があるなら、スケートの道はいかないと思います(笑)。
――例えば、何になりたいなってありますか。
浅田:
本当にいろいろありますね。思い浮かぶものは何でしょう……。
食べることが大好きなので、ケーキ屋さんとか、カフェとかそういう……。レストランだったり、そういうのをやっていたのかなというふうにも思ったりもします(笑)。
結婚は?
――結婚の予定はありますか。
浅田:
ないです(笑)。
結びの挨拶
浅田:
皆さん今日は本当にどうもありがとうございました。
引退を発表してからは本当にこの2日間、温かいお言葉をいただいて、私も本当に晴れやかな気持ちで引退を迎えることができました。
浅田:
スケート人生で経験したことを忘れずに、これから新たな目標見つけて、笑顔で前に進んでいきたいと思っています。みなさん応援どうもありがとうございました。