ファミコンでネット対戦ができる!? 離れた位置のコントローラーを操作できる自作マシンに「天才だな」「謎の感動」と称賛の声集まる
今回紹介するのは、BlueToneさんが投稿した『ネット対戦ファミコン』という動画です。再生数は1万回を超え、「ニコニコ技術部」カテゴリランキングで最高で1位を記録しました。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
遠く離れたところに住んでいる友達と、ファミコンで遊びたい!!
そんな熱い想いを実現するために、ミニファミコンをネット対戦できるようにしました。
ソレノイドをインターネット経由で制御して、物理的にボタンを押して遠隔でファミコンをコントロールします。
ネット越しの時差が適度なハンデになって、楽しく遊べる作品になりました。
ミニファミコンを、ネット対戦ができるようにした凄腕技術者が登場しました。実現方法が天才的です。なんと、コントローラーのボタンを物理的に押す装置を作り、その装置を遠隔操作できるようにしました。なんという高度な遠回り!
システム構成です。ファミコンのプレイヤー2用のコントローラーを操作する機械をソレノイドで作ります。ソレノイドの制御はobnizで。obnizをネット接続し、遠隔地のコントローラー操作の情報を受け取ります。画面はテレビ電話で中継します。
コントローラーを操作する部分はアクリルで作ります。
コントローラーを操作できるようにソレノイドをセットします。
遠隔操作用のコントローラーには、USBゲームコントローラーを使います。スーパーファミコンのコントローラーっぽい。
パソコン上で動作するソフトウェアをHTMLとJavaScriptで作ります。
完成しました。実際に使ってみましょう。
複数のコメントが心配していたように、タイムラグが発生するようです。しかし、慣れてくると、タイムラグがちょうどよいハンデとなって意外と遊べるそうです。
大阪で、鹿児島の友達とファミコンで遊べるなんて、発売当時を思うと夢のようですね!
視聴者コメント
天才だな
こういう技術の無駄だいすき
謎の感動だわ
できてる…すげぇ
すごいなぁ
文/高橋ホイコ