“黒電話”を改造して「目覚まし時計」にしてみた。大音量ベル+音楽が聞ける謎の充実仕様に「これは売れるな」と欲しがる人が続出!
今回紹介するのは、dydtさんが投稿した『「黒電話」で目覚まし 作ってみた』という動画。再生数は1.9万回を超え、「ニコニコ技術部」カテゴリランキングで最高で1位を記録しました。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ニキシー管によるレトロ感、ダイヤルによる入力など楽しい装置になりました。 今回初めて調べましたが、「電話」の仕組みってホント良くできていますね。たった2線の電話線に数百mV~200Vp-p近い信号が双方向で流れます。今回作った装置でもこの信号の処理が難しくも面白いところでした。
投稿者さんの祖父母宅で使われていたという思い出の黒電話。飾っておくだけではもったいないと、目覚まし時計として活用することにしました。
黒電話内部には大小のベルが。
電話線に流れる多様な信号。これらを制御する装置を作ります。
設計図です。
黒電話本体は改造せず、コントロールする装置を作りました。時間表示はニキシー管を使用し、レトロな雰囲気で黒電話とマッチしています。
内部構成です。
通常は現在時刻を表示します。
受話器を取ると、「ダイヤルを回してアラーム時刻を設定してください。」と音声が。0、8、3、0とダイヤルしてアラームを8時30分に設定します。受話器を置いたら設定完了です。制御装置の黒いボタンをプッシュすると設定時刻の確認もできます。
朝になりました。8時30分になると「ジリリリン♪」と懐かしいベルの音が響きます。受話器を取るとベルは止み、「おはようございます。8時30分になりました。」の声と共に爽快な音楽が流れました。モーニングコールのようですね。
目覚ましの音は3種類あり、受話器を取った際に流れる音楽の種類も設定可能です。
カップラーメン用にタイマーモードも備え、こちらもダイヤルで設定します。受話器を置くとカウントダウンがはじまりました。今回は15分30秒に設定しました。目覚ましとは違う音で鳴る、細やかな作りになっています。
Wifi接続機能も備え、時刻の同期などもできます。接続中には、懐かしいダイヤルアップ接続音の「ピー」が響きます。
黒電話を鳴らす信号は電話の規格に基づいているので、現代の電話器でも使用可能です。
視聴者のコメント
・かっこいい!!
・芸が細かいw
・金払うから作って欲しい
・ほんとすげぇよコレ…
・懐かしい音
・機械と技術への愛を感じる
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