「完全に鳥やん…」試作を重ね『Besiege』で作られた「鳥型飛行機」。鳥そのものと化した完成度の高いフォルムがカッコ良すぎる
『Besiege』は用意された目標を達成するため、数多くのパーツから目的に沿った兵器を開発する物理演算系のシミュレーションゲームです。プレイヤーの発想力が試されるこのゲームでは、作り手次第で投石器から戦車、戦闘機まで様々な兵器が制作されています。
今回はその中でも少し変わり種、機械仕掛けの鳥を制作した動画をピックアップ!
ご紹介するのは風鳥さんが投稿している「【Besiege】琴葉茜ははばたきたい【VOICEROID】」という動画。これは兵器を開発することが主な目的となるゲーム『Besiege』で、大空を羽ばたく鳥を再現した航空機「オーニソプター」を制作するというもの。
現在Part3まで公開されている本シリーズ、機械仕掛けの鳥が試作を重ねるにつれ完成度が高くなっていく様子をご紹介します。
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大空への挑戦、オーニソプター1号機
Part1では、今後の動画で登場するオーニソプターの基礎となる1号機から3号機までの紹介がされています。
翼を羽ばたかせ空を舞うオーニソプター。風鳥さんによってBesiegeで制作されたオーニソプター1号機は、比較的簡単な作りでありながらしっかりと翼を羽ばたかせ空を舞うことができています。
ステアリングヒンジという角度をつけることのできるパーツを利用し、翼を羽ばたかせることで揚力と推力が発生し飛行しています。姿勢制御はやや難しいようですが、機体が破壊されていなければ簡素な作りであることも影響し、高い復帰力を持っているようです。
鳥らしい動きを再現。問題も抱えた2号機
オーニソプター2号機の基本的な機構は変わらず、ステアングヒンジによる翼の羽ばたきで揚力と推力を生み出しています。この2号機を完成させるまでにかなりの苦労があったようですが、外見は大きく変化し非常に鳥に近づいた造形をしています。
飛行中も大きく変化しました。翼の形状が多く変わったことにより羽ばたきも撓りが再現されより鳥らしく飛行するようになっています。
1号機に比べるとかなり安定した動作ができるようにはなりましたが、いまだ姿勢制御は難しいようです。アーチ状の岩を潜ろうとした際に、何度か挑戦しているもののすべての岩を潜れたことはなかったと発言。今後の課題としています。
1号機から大きな進化を遂げた2号機でしたが、問題も生まれてしまったようです。2号機の紹介は常に空中から開始され、滑空する形で飛び始めていました。これには理由があり、実在する一部の鳥のように初速がないと飛び上がることができない形状になってしまったようです。地上から飛ぼうと翼をバタバタ、かわいいような、悲しいような……。
安定した飛行が可能に! 完成されたオーニソプターの原型
2号機に羽を追加し制作された3号機。地上から飛べないのであれば、飛行中の羽ばたきをよりリアルに再現しようと羽に傾きを付けるなど調整していたところ離陸が可能になったようです。
待機状態からステアリングヒンジを動かすと翼の形状が変化、より鳥の翼に似た形状になります。
翼の撓り具合がより自然な調整が行われ、羽ばたいている姿には「美しい……」「めっちゃ鳥じゃん」とコメントも絶賛。
スピードや縦方向に対する移動が安定したため、まだまだ難しいようですが輪潜りも成功するようになっています。