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ゆっくりとゾンビになっていく恐怖…『バイオハザード』全ての悲劇の元凶である「Tウィルス」に感染するとどうなるのか

 ゾンビの攻撃をかいくぐり、クリアを目指すゲーム『バイオハザード』シリーズ。本日1月25日は『バイオハザード2』のリメイク版である『バイオハザード RE:2』の発売日です!

 バイオハザードシリーズには、物語を語るにおいて最も重要であるといっても過言ではない「Tウィルス」という要素が存在し、物語の鍵を握っています。

 今回は、人間をゾンビにしてしまう恐ろしいウィルスについて、博麗霊夢霧雨魔理沙がゆっくり音声で解説した、アキラさん投稿の動画「【ゆっくり解説】バイオハザード用語解説その1「Tウィルス1」」をご紹介します。

『バイオハザード RE:2』
(画像はCAPCOM:バイオハザード RE:2 公式サイトより)

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世界的製薬会社・アンブレラ社が極秘裏に開発した「Tウィルス」とは

魔理沙:
 『バイオハザード』に登場する要素「Tウィルス」について解説していきます。このTウィルスとは、世界的製薬会社・アンブレラ社が極秘裏に開発したウィルスで、アンブレラ社創立以前に、ジェームス・マーカスとその助手であるブランドン・ベイリーらにより発見されたゲノムウィルスの一種「始祖ウィルス」をベースに、様々なウィルスの遺伝子を組み込むなどして作り出された変異体です。

 マーカスがアークレイ山地の幹部養成所で所長を務めていた頃、その立場が始祖ウィルスを研究するのに都合の良いこともあって、マーカスは“ヒル”に着目して、Tウィルスの第一号を生み出しました。

 そして1978年2月13日に、実験体のヒル4匹に始祖ウィルスを投与。ヒルの肉体肥大化・知能向上・集団による捕食に加え、ヒルにウィルスを投与したマーカスの姿へ擬態するという変化が発生しました。これで糸口を掴んだマーカスは、ヒルの体内で生み出された始祖ウィルスと、ヒルのDNAが組み合わさった変異体のウィルスを「Tウィルスの第一号」として、さらなる研究のために何人もの人間をモルモットにしていきました。

霊夢:
 これがバイオハザードでの悲劇のきっかけなんですね。

魔理沙:
 これに感染すると、生物の代謝を異常促進させ、死んだ細胞すらも強引に活動するほどの強大な耐久力や生命力を肉体に与えます。その代わりに、大脳皮質の壊死を起こして知能低下を引き起こしてしまい、これに感染した生物は理性的な思考や記憶を失い、本能的な欲求にのみ基づいて行動するようになります。

 さらに、激しい代謝活動のために大量のエネルギーを求めるため、食欲に駆られて目に映る生物をひたすら襲っては食うだけの存在になります。その姿はまるでゾンビのようです。感染した生物によっては異常な巨大化や、体の一部分が異様な発達を起こします。また、異種間での遺伝子交配の成功率を上げる性質もあります。

 これらの性質を利用して、巨大な生物兵器を作り、軍需産業で巨大な利益を上げるというのがアンブレラ社の狙いです。

霊夢:
 しかもアンブレラ社は製薬会社だから、ウィルスに感染したことを理由に薬を売ることもできるから、一石二鳥なんですね。

魔理沙:
 感染対象は動物に留まらず、植物でも感染して、容易に変異を引き起こしてしまいます。もしもウィルスに感染しても、早期にワクチンを接種すれば、ゾンビ化を免れることができます。ただし、ウィルスが進行して、脳細胞を侵食された場合には救う手立てはなく、脳を破壊するなどの直接的な攻撃で活動を停止させるしかありません。

 そのため、完全に死亡した生物には感染しませんが、感染の症状の一つとして長期の仮死状態に陥るため、死後に死体が生き返るかのように見える場合が多いです。

 人間がTウィルスに感染すると、主に全身の搔痒感、発熱、意識レベルの低下などが発生。その後、大脳新皮質の壊死が始まり、知性や記憶が欠落して、代謝異常による急激な食欲増進を引き起こします。知性や記憶の欠如を如実に表す事例として、手紙や日記を書けても、日付欄に本文の一部が混じっていたり、日付を書き忘れていたり、誤字・脱字が多くなって、助詞を用いず単語を羅列するようになります。

 そして発症後は、知能低下と急激な代謝促進によって生じる極度の飢餓感のため、感染者は摂食を中心とした本能的行動をとるようになり、この状態のことを主に「ゾンビ」と呼びます。

 体内の全細胞が活性化し、死滅済みの細胞さえも再生し、感染者は異常な耐久性を有することになりますが、それに伴い新陳代謝も加速するため、十分な栄養を摂取できない場合には全身の体細胞の分裂と壊死の均衡が崩れ、筋力の衰えによる運動能力の著しい機能低下から始まって、肉体が腐乱してしまいます。また、喋ることができたとしても、本来話そうとした言葉の約一割ほどしか正確に発音できなくなります。

感染者がゾンビになっていく様子が如実にわかる「かゆい うま」の日記

 これらの人間がゾンビ化していく様相を、感染者の視点から克明に描いたファイルとして、事故を起こした研究所の飼育係がゾンビになるまでの過程を日誌に記した飼育員の日記というものがあります。それを読んでみましょう。

 この時はまだ文字にもあまり変化はないようです。

 この時になると、まだ文章はうまく書いていますが、飼育員が防護服で妙に“かゆい”と書いているのは、Tウィルスに感染した初期症状の一つである搔痒感だと思われます。

 この時になると、日記に平仮名がを多用して文章も脱字が多くなり、さらに毎日続けていた日記も、なぜか14日から16日になっていたことから、日にちを間違えたか、日記を書くのを忘れていると予想します。

 この時点で、もう文章をほとんど書けておらず、さらにTウィルスの病状の飢餓感が目立つようになります。

 これが飼育員の日記の内容です。このように、日記の内容が印象に残ったためか、バイオハザードユーザーの間で有名になり、最後のページの「かゆい うま」を略した“かゆうま”というワードが、ニコニコ動画やYouTubeでも、主にコメントなどで使用されるようになりまで有名になりました。

霊夢:
 こんな日記を一人で読んだら、怖くてトイレに行けなくなりますね……。 


 いかがでしたでしょうか。

 Tウィルスに感染し、手遅れになったら最後、ゾンビ化は避けられない。だんだんとゾンビ化していく様相が日記で語られていく描写が、Tウィルスの恐ろしさを物語っています。

 本日は『バイオハザード RE:2』の発売日。このTウィルスの知識を深めておくことで、より一層ゲームが楽しめること、請け合いです。

【ゆっくり解説】バイオハザード用語解説その1「Tウィルス1」

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