“1%の可能性”を秘めた美少女パートナーと激アツの大冒険! 『インフィニット・デンドログラム』が俺たちの追い求める異世界VRの理想形だった
ゲーム好き、とくにオンラインゲームが好きなら、“ゲームの世界に実際にダイブしてプレイする”というのを夢見る方も多いのではないでしょうか。
ニコニコ漫画で連載中の『インフィニット・デンドログラム』(原作:海道左近先生)では、進歩したVR技術によってファンタジー世界へ! ボス討伐、レベリング、PK……などなど心躍る冒険を体験できます。
コミカライズを担当するのは『NEEDLESS』でおなじみの今井神先生ということで、世界観や戦闘シーン、美少女キャラの描写も超美麗。
実際にゲームをプレイしているような……もとい、異世界を冒険しているような没入感を、ぜひお楽しみください。
美少女に轢き殺されかける主人公
時は2045年、主人公の椋鳥玲二は受験を終えて念願のVRデバイスを手にしました。
彼がプレイしたかったのは、五感すべてを使って世界に入り込める完全ダイブ型VRMMO『Infinite Dendrogram』。
“ジョブ”、“能力”、“進化”……そして“パートナー”によって、“可能性(オンリーワン)”を提供するというのが売り文句のようです。
さっそく、玲二はレイとして『Infinite Dendrogram』の世界に足を踏み入れることに。
まずは自分をゲームに誘ってくれた兄との合流を目指す道中、ある美少女と衝撃的な出会いを果たします。
出会い頭の衝突……にしては、あまりに交通事故めいたダメージを負うレイ。
それもそのはず、彼女はかなりの高レベルプレイヤーだったようでした。
瀕死のレイを魔法で瞬時に回復させたスゴ腕の美少女は、妹を探しているとのこと。
連絡先を渡して足早に去っていくと同時に、玲二のログには新規クエストの発生を告げるテキストが表示されていました。
その後、レイは待ち合わせ場所でシュウこと兄の修一(なぜかクマの着ぐるみ装備)と合流。
兄にクエストのことを話すと、先ほどの美少女はリリアーナというNPCであることが判明します。
彼女の妹の行き先は、高難度ダンジョン・旧レーヴ果樹園である可能性が高いとのこと。
さらに、レイは兄から、この世界で死んだNPCは二度と生き返らないことを告げられます。
「……それは後味悪いな」とレイ。かくして、彼の初クエストをめぐる冒険がスタートしたのでした。
クエストが完了しない理由とは……?
大量の虫型モンスターに囲まれ、苦戦を強いられるリリアーナ。
そんな彼女の窮地を、トリガーハッピー状態のシュウ(とレイ)が救います。
シュウが手にするガトリングガンは、プレイヤーに授けられた“エンブリオ”が具現化したもの。
各プレイヤーによって性能は異なり、ひとつとして同じものがないという点が、このゲーム最大の特徴なんだそうです。
シュウの圧倒的な火力により、モンスターを根こそぎ焼き払うことに成功した一行。
これにて一件落着か……と思いきや、なぜかクエストは未完のままでした。
なんということでしょう、当クエストはリリアーナをパーティに加えたここからが本番!
突如地中から現れた“亜竜甲蟲”を相手に、この先レイは死闘を演じることとなります……!
レイの咆哮が“エンブリオ”を呼び覚ます!
シュウを一瞬で地中深く引きずり込んでしまった“亜竜甲蟲”。
戦力差を感じたリリアーナは、決死の覚悟で妹のミリアをレイに託します。
レイは悔しさを滲ませつつも、ミリアを連れて森を抜けようと走り出しますが……。
無情にも、新手の“亜竜甲蟲”が出現!
事前にシュウからデスペナルティが24時間のログイン制限だと聞いていたレイは、ここで自分が死んだらミリアはまず助からないことを悟り、交戦を決意します。
しかし、“エンブリオ”が孵化していない彼ができることといえば、兄からもらっていた消費アイテムで時間を稼ぐ程度。
ダメージ90%カット効果のある“身代わり竜鱗”を盾に、ヒールポーションをがぶ飲みして耐えしのぎます。
そのうち、ついに“亜竜甲蟲”のヘイトは逃げ去ろうとうするミリアに向いてしまい……。
幼女に手を上げるとは、許すまじクソムカデ……!
“救命のブローチ”によりミリアの命に別状はなかったものの、万策尽きたレイはいまだにピクリともしない自身の“エンブリオ”に怒りをぶつけるしかありません。
そんな彼の咆哮に呼応するように、どこからともなく響き渡る声。
レイが再び目を開くと、そこには片手で“亜竜甲蟲”を受け止める美少女の姿がありました。
ゴスロリ美少女パートナーの実力やいかに!?
絶体絶命の状況で現れた彼女こそ、レイがこの世界でつかんだ「1%の可能性」にして、彼の唯一無二の“エンブリオ”。
なおも不敵な笑みを浮かべる美少女は、剣に姿を変えマスターであるレイに力を授けます。
戸惑いながらも、無我夢中で彼女を振り下ろすレイ。
「倍にして返すぞ」という少女の意味深なセリフとともに放たれた一撃は……!
なんと、あの悪しき“亜竜甲蟲”を一刀両断!!
今井神先生の画力も相まって、すさまじい破壊力であることが見て取れます。
その後、ふたたび少女の姿に戻ったレイの“エンブリオ”は、名をネメシスというそうな。
超強力なパートナーを引き当て、初陣を劇的な勝利で飾ったレイ。この先、彼にはどんな運命が待ち受けているのでしょうか。
そしてその裏では、とあるVRチャットルームで不穏な会話をする謎の勢力の姿も。
剣と魔法の世界を舞台に、熱血主人公と頼れる美少女パートナーが渦巻く陰謀に立ち向かう本作。
「これぞまさに追い求めていたVRゲーの理想形!」と思った方は、ぜひ続くエピソードや1月26日に発売される単行本4巻を読んでみてください。
さらに本日1月25日にはTVアニメ化も発表! 詳細は公式サイトをご覧ください。
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(画像はニコニコ漫画『インフィニット・デンドログラム』より)
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