ヤッターマン2号ことカミナリアイがVTuberデビュー! 懐かしの人気キャラも“バーチャル化”で復活する流れが発生?
タツノコプロ56周年突入記念事業として、『タイムボカンシリーズ ヤッターマン(以下、ヤッターマン)』からヤッターマン2号こと「カミナリアイ」が、バーチャルYouTuber(以下、VTuber)としてデビューすることが発表されました。
ラジオパーソナリティのおたっきぃ佐々木さんと、声優の天海由梨奈さんが出演するニコニコ生放送番組「やっぱ、アニメでしょう」では、この話題をピックアップ。おたっきぃ佐々木さんは、「企業の広告塔としての役割が増えていくと思う」「古いキャラクターが成功すると、古いキャラクターを掘り起こすというのがはじまってくると思う」と懐かしいアニメキャラクターがVTuberとして活躍する今後の展望を語りました。
懐かしのキャラクターがVTuberに!今後どのような役目が期待されるのか
おたっきぃ佐々木(以下、おたささ):
いきなりヤッターマン2号がVTuber。でもYouTuberを見ている層って、わりと若い層が多い気がするじゃないですか。『ヤッターマン』はだいぶ古いから。でも再放送があるから見ているのかな。
天海:
初代の『ヤッターマン』って、どれくらい前ですか。
おたささ:
俺が小学生とか、そういうレベル。『タイムボカン』も40年くらいは経ちますよね。
天海:
40年も経つんですね。
おたささ:
一番最初のシリーズが『タイムボカン』で、『ヤッターマン』はふたつ目なので。
天海:
そうなんですね。
おたささ:
そうそう。お約束というのが、いろいろと作られた感じ。三悪のやられっぷりとか、「スタコラサッサ」みたいなとか、「ポチッとな」が生まれたのはこの番組ですからね。そういうところからキャラを引っ張ってきてVTuberになるのは、また面白いかなと。
天海:
そうですね。昔のキャラクターとかがVTuberで活躍されることも増えてきて。これから、どんなものが増えていきますかね。
おたささ:
これからVTuberは企業の広告塔としての役割というのが増えていくだろうと思うんですよ。説明が難しいんだけれど、今まではCMとかで「このCMのキャラクターはこの人!」みたいなのをタレントさんがやっていたりした部分があったじゃないですか。
そうすると、そのタレントさんが例えば事故とかを起こしたりすると、また大変なことになったりするじゃないですか。
天海:
確かに。
おたささ:
でもアニメキャラとかそういう人は、よっぽどのことがなければ、あまりないじゃないですか。
天海:
そうですね。
おたささ:
そういうのがないというので、企業の広告塔としてそういう使い方をされていくんじゃないのかなと思ったりして。
台本に書いてあるんですけれど、構成さんの意見で「個人的な意見ですが、宣伝広告系のVTuberは台本感が感じられて苦手です」って(笑)。確かに台本感って難しいところで、ラジオの台本も結構難しいじゃないですか。
ニュースの部分は台本として書いてあるけれど、しゃべる部分はメモ書きみたいな感じになっていて、わりと自由にしゃべっているじゃないですか。でもVTuberって、わりとそういう台本だと思うんですよね。言わなくちゃいけないこととか、そういうのを書き込まなくちゃいけないところがあったりするんだろうなと思ってね。台本を作るほうも大変だろうなと思いながら。
『タイムボカン』シリーズっていうと、ドロンジョ様のVTuberとか出てこないのかな。
天海:
確かにドロンジョ様は人気ですもんね。
おたささ:
「やっておしまい」みたいな(笑)。出てこないかなと思いながら。でも今後どうなっていくのか。
天海:
まだまだわからないですね。
おたささ:
あと、こうやって古いキャラクターが成功すると、古いキャラクターを掘り起こすというのがめちゃくちゃはじまってくると思う。
天海:
どんどん増えていくと思います。
おたささ:
ちょっと終わっちゃった話ですけれど、VTuberで「ハート様【※】」の中の人のオーディションが。
※ハート様
『北斗の拳』の登場人物。
天海:
すごい!
おたささ:
新人で中の人のオーディションをしたりするのかな。
天海:
確かに最近は結構見かけますよね。「VTuber募集」みたいな。
おたささ:
今コメントで「伊達杏子【※】は早すぎたんや」って(笑)。
※伊達杏子
1996年に3DCGによるバーチャルアイドルとしてデビューしたホリプロに所属するバーチャルアイドル。
ちょっと前にバーチャルアイドル特集みたいなので、やったりしましたけれど。でも今後どういうふうになっていくのかなっていうのは、アイドル化するのか、タレント化するのか、あるいはモデルになっていくかとか、たぶんいろいろな方向性があると思うんだけれど。
そのへんのさじ加減具合というのが、ユーザーに受け入れられるかどうかのポイントなってくるんじゃないのかなと思います。
▼記事化の箇所は04:13からご視聴できます▼
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