オカルトメディア『TOCANA』編集長が提唱する規制が強化されたネットの未来とは「普通のネットから同人誌やダークウェブに移行していく」

💡ここがポイント

●現代は「陰謀論の全盛期である」と『TOCANA』編集長が発言。
●それに伴い、ネットでは指定した言葉を弾く「NGワード」が急増しているという。
●氏は「規制が拡大することで、ネットは同人誌やダークウェブに移行していく」と提唱した。

　8月29日、潜入ライターとして活躍するニポポ氏（@tongarikids）による「ニポポのニコ論壇時評」が放送。

　不思議科学、UFO、オカルトなど、知的好奇心を刺激するニュースを多岐にわたって配信するニュースメディア『TOCANA』編集長の角由紀子氏をゲストに迎え、平成に起きたオカルトな出来事を総ざらいしました。

　本記事では、インターネットで急増しつつある「NGワード」によるネット規制と、それにより訪れるインターネットの未来について議論した模様をお届けします。

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人工地震は起こすことが可能

角：
　今は“陰謀論”の全盛期かなと思っていまして。特に、日本以上にアメリカでは「フェイクニュース」というカテゴリーがあるじゃないですか。

ニポポ：
　ああ、トランプ大統領の。

角：
　はい。でも「フェイクニュース」と言い換えると、たぶん陰謀論ということなんですよ。

ニポポ：
　そういうことなんですね。

角：
　要は、人を騙すじゃないですか。一般的ではない、ちょっと違う見方で、自分の正義を主張してフェイクニュースを作る。でも、これってある真実を自分の都合のいいようにいろいろ解釈して、ストーリーをつけるという意味では、陰謀論に近いと思って。

ニポポ：
　有名な陰謀論としては「人工地震」があると思うのですが、人工地震って本当にできるんですか？

角：
　できます。実際に人工地震で認定されている地震も結構あるので。でも、それはいわゆるHAARP【※】で。

　地震研究を使って引き起こしたというよりかは、海底の工事とか、ダムの建設とか様々な要因によって、人工地震が引き起こされたという例はたくさんあるんですよ。

ニポポ：
　なるほど。

角：
　だからHAARPに限らないんですね。

ニポポ：
　そうか。HAARPで大災害を起こしてやろうとかではなくとも、海底の工事で地震を起こしちゃうというっていうのは、なかなか大変な作業をしているんでしょうね。

角：
　そうですね。あとは水素爆弾実験とか、いろいろそうです。

ニポポ：
　北朝鮮の水爆実験の時も、周囲は震度6くらいの地震があったっていいますからね。山体崩壊が起こっている。ということは、北朝鮮が作った、ちょっとまだ未熟と言われているような核兵器のレベルでもそれくらいのことが起こる。

角：
　破壊力がありますしね。

ニポポ：
　そう。だとしたら、もっと力のある国々が本腰を入れたらどうなるのか、という。

拡大するネット上での“NGワード”

角：
　あと、私が今一番気にしているのは、ネット上での“NGワード”がいろいろと増えているんですよ。それこそ「人工地震」も、そろそろNGワードになると思いますね。

　例えば「そのワクチンは正しい？ 正しくない？」など軽々しく発言するのは、もうNGになってきている。これがどんどん規制されていったら、都合の悪いキーワードは一切出なくなってくる。

　さらに、“都市伝説YouTuber”の動画が消されているそうです。

ニポポ：
　そうなんですね。

角：
　占いや心霊、都市伝説といったものが消されていくので。

　アメリカに、アレックス・ジョーンズさんという年商15億を稼ぐ陰謀論者がいたんですよ。しかし、8割は嘘だという。ただ、2割はおそらく本当のことを言っている人なんですよね。

ニポポ：
　なるほど、その8割に2割を上手く隠して。

角：　
　そう。でも、それがやっぱり好ましくないということで、Facebook、YouTube、Twitterなど、全てのアカウントを停止させられて。

ニポポ：
　なるほど、それは恐ろしい。

角：
　「バラク・オバマ元大統領の婦人が実は男だった」とかを言ってる人だったんですけど、「けしからん」と。

ニポポ：
　法でやられてしまうわけですね。

角：
　そうなんですよね。だから、普通のネットに出てくる情報というのが、今まではすごい情報量が多いと思ってたけど、これからは逆になってくると思うんですよ。「大した情報が載っていない」という話になって、同人誌やダークウェブ【※】などに移行していくんじゃないかと。

ニポポ：
　絶対に移行していきますね。

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▼記事化の箇所は下記リンクをクリックして
44:43からご視聴できます▼

トカナ編集長・角由紀子が出演！平成のオカルト総ざらいSP【ニポポのニコ論壇時評】

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