女騎士が豆腐メンタルすぎて“くっころ”連発! 『オーク編集と女騎士マンガ家さん』で見せた数々の醜態に敏腕オーク編集もドン引き
ニコニコ漫画で連載中の『オーク編集と女騎士マンガ家さん』は、よくある“オーク×女騎士”とはひと味違う、“変にリアルなお仕事コメディ”です。
オークが上京してマンガ編集になっていたり、女騎士がアフター5でマンガを描いていたりと、ツッコミどころ満載の本作。
しかし、彼らがお互いの夢に向かって邁進する姿は、ついつい応援したくなっちゃいます!
オーク編集 VS マンガを持ち込む女騎士……!
マンガを愛し争いを好まぬ温厚なオーク、イェルド。
彼は、野蛮なオークとしての生活に嫌気が差し、上京を決意しました。
そしていまでは、バリバリのマンガ編集者として活躍しているというのだから、人生は何が起こるかわからないものです。
東京での暮らしにも難なく馴染めたようですが、これは他者への無関心が招いた現代社会の闇と言えるでしょう。
しかし、異世界の出身者同士は引かれ合う運命なのか……!
イェルドの前に新人マンガ家として現れたのは、鮮血したたる女騎士だったのでした。
彼女の名前はアンネリース。ペンの道を捨てきれず、騎士業のかたわらマンガ家を目指しているようです。
マンガ家としては卵ながら女騎士としては腕が立つようで、今日もオークを3匹ほど切り捨ててきたのだとか。
当然、オークであるイェルドは心中穏やかではなく、何とかふだん通り接しようと心がけたものの……。
なぜか彼女の持ち込み原稿に手をかけただけで、絶対絶命のピンチに!
それもそのハズ、じつはアンネリースは豆腐メンタルの持ち主だったのです。
あまりの気の弱さに、イェルドからは「女騎士に向いてないんじゃないですか?」と冷静なマジレスが。
彼女が主張する鎧の精神ダメージ軽減効果も、不安を煽るだけという展開ですが……かくして、オーク編集×女騎士マンガ家の奇妙な打ち合わせが幕を開けたのでした。
ダメ出しの嵐に女騎士のメンタル&鎧はボロボロ!
命からがら、アンネリースの持ち込み原稿を読み進め始めたイェルド。
しかし彼女のマンガは、女子高生+女騎士のハイブリッドラブコメともいうべき、恐ろしいシロモノでした。
体育の授業でキャッキャウフフと鎧を装着する登場人物たちに、さっそく敏腕オーク編集から指摘が。ニコニコ漫画のコメントにも「どういう世界観なの……」と、戸惑いの声が寄せられます。
なお、アンネリースにはこの程度のやり取りでも貫通ダメージが入ります。厄介だなコイツ。
ついに血みどろの愛憎劇に突入してしまった、アンネリースの持ち込みマンガ。
イェルドの「少年誌に載せられないんだよ!!」という追撃も、読者的にはすこぶる納得ですが……。
その後も続くダメ出しの嵐にアンネリースは吐血し、装着していた鎧も崩壊。あられもない姿になった彼女の口から、お約束のセリフまで飛び出してしまいます。
マンガに対する熱意はあってもメンタルが弱すぎるアンネリースに対し、オーク編集・イェルドはどう向き合っていくのでしょうか?
現場叩き上げオークの編集力はダテじゃない!
とにかく、取り乱したアンネリースをなだめようとするイェルドでしたが、彼女の剣には破邪の力が込められており……。
ついに彼女に、オークであることがバレてしまいます。またしても絶体絶命か!?
これ見よがしに、女騎士特有(?)の被害妄想を展開するアンネリース。しかし、イェルドは真剣な表情で語りかけるのでした。
「完璧にスーツを着こなしていたから気付かなかったでしょうが」という言いぶんは説得力を欠きますが、オークながら編集者として大成するまでの道のりを激白。
さらには、「魔物の私でも編集者になれたんだ!」と、マンガ家を志すアンネリースを励まします。……大切なところを、さり気なく隠しながら。
将来有望な若い芽を諭し、導く。その姿は編集者の鏡。ようやくアンネリースも心を開いたようです。
こうして、敏腕オーク編集者&新米女騎士マンガ家の、二人三脚の戦いが始まったのでした。そう、いまココから。
……初っぱなから、国家権力を相手取ることになってしまったオーク編集、イェルド。
今後も彼は、豆腐メンタルで死にたがりなアンネリースをはじめ、“触手族”や“魔道士”といった異世界の愉快な仲間たちとともに、さまざまな修羅場へと巻き込まれていきます。
もちろん、女騎士らしさ全開のムフフな受難シーンや、生々しくも情熱溢れるマンガ語りシーンもてんこ盛り!
待望の単行本第1巻も2018年8月9日に発売予定なので、ぜひ資料(意味深)として手もとに置いておくことをオススメします。
(画像はニコニコ漫画『オーク編集と女騎士マンガ家さん』より)
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