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『宇宙戦艦ヤマト2202』南部役 赤羽根健治が語る作品のゆくえ「古代進の苦悩が他の人物にクローズアップしていく」

 ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが番組ホストを、声優の中村繪里子さんがアシスタントを務める、ニコニコ生放送番組「吉田尚記dスタジオ」。今回は、秋にテレビ放送が開始、11月2日に第六章が公開される『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』から南部康雄(なんぶ やすお)役の赤羽根健治さんがゲストで登場。

 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のストーリーや赤羽根さんの真面目な個性についてのトークが展開されました。 

画像は『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』公式サイトより。

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普通で生きていきたいと思って築き上げた赤羽根健治像

左から中村繪里子さん、赤羽根健治さん。

吉田:
 赤羽根健治さんといえば、数々の役をやっていらっしゃる中で『アイドルマスター』のイメージが強い人が多いかなと思いまして、そういう言い方をしたんですけれども、赤羽さんは『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』にもご出演中?

赤羽根:
 出演させていただいております。

吉田:
 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』で、役どころとしては?

赤羽根:
 南部康雄という……。

吉田:
 艦橋……ブリッジにいますよね?

赤羽根:
 そうですね。艦橋にいて砲雷長をやらせていただいております。

画像は『吉田尚記dスタジオ』より。

赤羽根:
 懐かしい。オーディションの時に見た以来な感じがする。

吉田:
 この設定資料集みたいな。

中村:
 自分に似ていると思いませんでした?

赤羽根:
 別に全然思わなかったです。

中村:
 本当に? 私、作品で見た時にこんなに赤羽根くんの顔に見えるキャラクター初めてかもと思いましたもん。

赤羽根:
 だって、僕は古代進やりたいなと思って頑張ってオーディションを受けに行ったんですもん(笑)。

吉田:
 そうですもんね。やっぱり大作の主人公って、役者さんのお仕事をされていたら、一度はやってみたいと思われますよね。

吉田尚記さん。

赤羽根:
 やってみたいと思いますね。懐かしい。思い出します、これ見ると。

吉田:
 今日赤羽根さんがいらっしゃっていて、中村さんが来ていると、この状態はほぼ新婚さんいらっしゃいに近いなという気持ちになっています。

赤羽根・中村:
 そうなんですか?

吉田:
 やっぱり有名作品のヒーロー、ヒロインですから。中村さんは初めての人じゃ全然ない感がすごいわけですよ 。あと、以前から赤羽根さんと何度もお会いしているじゃないですか?

 お会いするたびに思うんですけど、赤羽根さん以上に普通のリアクションを物事に対して取る人に出会ったことがないんですよね。

赤羽根:
 そうなんですか?

吉田:
 ほら、普通でしょう?

中村:
 ほら、今、上手な例が出ましたよ。

赤羽根:
 じゃあ中村さんだったら、今のどう返す?

中村:
 じゃあなんか……。

吉田:
 だって、僕は中村さんのことを普通だと思ってないんですもん。

中村:
 おぉ~い!

吉田:
 ほら、こうなるんですよ。全然悪いことではなく、日本人の良心みたいな人だと思っているわけですよ。

赤羽根:
 たしかに普通で生きていたいなと思って生きていますもん。

吉田:
 普通で生きていきたいなと思って目指して築き上げた赤羽根健治像が今この状態なんですね。

赤羽根:
 だと思います、一応。

中村:
 なんか普通じゃなくなった片鱗がちょっと出ちゃってごめんね。

赤羽根:
 あぁ~まぁまぁ、でも……。

中村:
 普通です!! 本当だぁ~(笑)!

赤羽根:
 中村さん見ていると普通でいることが必要と思ったりしますよ 。

吉田:
 やっぱり中村さんを見て思うわけですよね 。

赤羽根:
 (笑)

吉田:
 あれですよ、だって中村さんを見ていると個性的な方が多い中で、逆に言うと普通というのが一番重要な個性かもしれないですよ。普通の人が出てこない作品に僕らはノっていけないですから。

中村:
 たしかにね。

赤羽根:
 それはありますよ。僕としては、ハーレム作品が多いので、やっぱりあれって主人公はだいたい普通の人間なんですよね 。

中村:
 確かに7年前の時からハーレム作品で出会ったんですよね、ある意味。

赤羽根:
 あれハーレムって言うの? 俺は言わないよ、怖いから(笑)。

吉田:
 どちらかというと被害者と言った方がいいかもしれない。中心に立っていなければいけない赤羽根さんみたいな状態で、 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』だと、どうなんですか? 一応、今のところも超絶活躍しているわけではないけれど。

赤羽根:
 そうですね。『宇宙戦艦ヤマト2199』に比べると、活躍しなくなっちゃったんですよ、残念ながら。

画像は『宇宙戦艦ヤマト2199』公式サイトより。

中村:
 (笑)

赤羽根:
 やっぱりキーマンにキーマンを持って行かれましたよね。

吉田:
 他にどうしたって目立つ方がいらっしゃる。そして、役の紹介もまだしてないんですけど、エピソードが次々に出てくるこの方に出てきていただきたいと思いますが、アーツビジョン所属、中村繪里子さんです。

中村:
 よろしくお願いします。邪魔するよ~。

吉田:
 もう余計なことを言っていますね。中村さんが役の話しているのが超新鮮。

中村:
 そうですか?

吉田:
 はい。だってほとんど聞いているのはおもしろエピソードばかりですから。

中村:
 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の中では、桐生美影という役を声優として担当させていただいております。私も久しぶりに見る全身図。

画像は『吉田尚記dスタジオ』より。

吉田:
 そして、キャラクター的に役どころで言うと、どんな感じなんですか?

中村:
 技術科に所属する女の子で、いろいろな宇宙船を動かす、ヤマトを動かす上での技術部分を担当している部署の人なんですけれども、実は『宇宙戦艦ヤマト2199』でそのポジションにいて、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』ではヤマトを発進させるためにあえてヤマトに乗らないという選択をしたキャラクターの1人なんですよ。

吉田:
 いわゆる地上側に打ち上げる人がいないと、打ち上げることができない。

中村:
 そうなんです。

赤羽根:
 そういうシーンありましたね。そっか。あれはやっぱりあえてなんですね。

中村:
 あえてです。そのあと、映像入りしたりいろいろあったりしたんですけども、なので、今、南部くんとは離れ離れになってしまっています。

赤羽根:
 なんか別に僕と桐生さんに何かがあるわけじゃないですよ(笑)。

中村:
 何もないです(笑)。全然ないです(笑)。

赤羽根:
 なんか裏エピソードでこいつらできているみたいなあるわけじゃないですよ(笑)。

中村:
 これっぽっちもないです(笑)。生まれる予定もないです(笑)。

吉田:
 仕事上は同僚ということでいいんですよね?

赤羽根:
 そうですね。ヤマトクルーですから、きっとね。今、違うところにいますけど、ヤマトクルーという扱いなんだと思います。

中村:
 家族みたいなね。

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