歌に踊りにコントまで!? 中国版の“紅白歌合戦”は超豪華な総合エンタメ番組だった【春節聯歓晩会2017】
“春節”とは旧暦の正月(旧正月)のことで、中国では1年のスタートとされています。そして春節は最も大事な祝日で、国民の大半が里帰りをして大切な家族と過ごすとされています。
そんな春節で毎年恒例となっているのが『春節聯歓晩会(しゅんせつれんかんばんかい)』。旧正月を祝う年越しカウントダウン番組で、豪華なステージの中、大スターによる歌や京劇が披露される様子はまさに“中国版・紅白歌合戦”と例えられています。ニコ生では一部字幕・翻訳を交えた上で『春節聯歓晩会』の様子を中継しました。
まるでオリンピック! 現在の中国を象徴したような豪華すぎる演出!
番組冒頭から豪華なステージ演出で、会場もニコ生のコメントも一気に盛り上がります。一部の演目では、画面左下に日本語の字幕が表示されます。
一部内容は同時通訳されるため、中国語がわからない方でもお楽しみいただけます。また、運営コメント(画面上部)では、日本語で解説や補足がされます。
会場は全部で5つ。北京会場を中心に映しつつ、時折、他会場も中継します。どの会場も個性のある演出で非常に豪華です。
歌だけじゃない! あらゆるエンターテインメントが詰め込まれた“ショー”
日本の紅白歌合戦と同様に歌手が歌を披露します。スタジオだけではなく、中継先にてそこの特性を生かした演出の中で歌う歌手もいます。
春節聯歓晩会の演目は歌だけではなく、10分程度の京劇・コントもあります。間を持たせるための些細なものではなく、きちんとした演目になっています。
歌やコントだけではなく、マスゲームや武術などのパフォーマンスもあります。まるでオリンピックの開会式の雰囲気を感じさせます。
カウントダウンという娯楽は万国共通
年越し間近になると演目を中断し、全員で年越しのカウントダウンを始めます。
このようにして中国では新年を迎えました。そして、演目が40分ほど続いた後に、番組は幕を閉じました。
※タイムシフト視聴は2017/02/07(火)23:59まで