面白いアナログゲームはどこで見つけるの? ニコニコで活躍するゲーム実況者の皆さんに聞いてみた
ソーシャルゲーム、アナログゲーム、さらにはフリーゲームなど、さまざまなジャンルのゲームが日々リリースされています。
体験型トーク番組「ニコニコワークショップ」では、MCにゲーム実況者の高田健志さん、ゲストに同じくゲーム実況者のたけぉさん、テラゾーさん、タラチオさんが登場し、面白いアナログゲームの探し方をテーマに、普段どのようにして面白いゲームを見つけるのかを解説しました。
解説の合間に出演者が薦める様々なアナログゲームにも注目です。
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記号の組み合わせを見て推理する『ピクテル』がハマる!
高田:
実際にどのようにして面白いゲームを探しているかということで、面白いアナログゲームを教えてください。カードゲームもアナログゲームですし。タラチオさんは10種類カードゲームやられていたりとか。ああいうのはどうやって見つけるんですか。
タラチオ:
カードショップで働いていたんですよね。
高田:
店員さんだったんだ!
タラチオ:
だからなんとなく在庫とかを……。
高田:
これ面白そうだな~とか。
タラチオ:
みたいなのはあったのですが、アナログゲームはやっぱりリアルの店舗に行ってもらうのが一番早くて。具体的に名前を挙げてしまうと、「HOBBYBASE イエローサブマリン」ですかね。
たけぉ:
イベントで持ってきた『ピクテル』はどうやって見つけたの。
(画像はAmazonより)
タラチオ:
あれは実は知り合いづてなんだよ(笑)。
たけぉ:
『ピクテル』というのは、カードを合わせていって、手を作ってという。
タラチオ:
透明な地図記号であったりだとかが書いてあるカードがいっぱいあるんですよ。女子トイレのマークとか。いわゆるピクトグラムという記号がたくさん書いてあるカードがいっぱいあって、テーマを決めるんですよ。テーマを決めて、その記号を組み合わせていって、それが何を示しているのかを当てるというゲーム。
高田:
なるほど。記号の組み合わせを見て、「これはこのテーマだろうな」っていうのを予想する?
タラチオ:
主題者が何を出しているのかっていうのを、透明のカードを組み合わせていって決めていくんですけれど。
高田:
要は一人の人がカードを並べて。後の人が推理をする。
たけぉ:
組み合わせていって、要素を増やしていってわかりやすくしていく。
高田:
言葉でヒントを出してしまったらダメ?
たけぉ:
ダメです。
タラチオ:
たとえばテーマが「マリオカート」だったら、車の後ろにバナナの記号を置いたり……。
高田:
あぁ~! そういうこと! なるほどね!
タラチオ:
どんなふうに組み合わせてもいいんですよ。配置とかも。
高田:
配置とかも考える要素になるんだ。
タラチオ:
そうです。やっていて結構面白いです。
アンテナが高い人のTwitterを要チェック! 「3回以上話題に上がっているゲームは面白い」
高田:
そういうのをよく見つけられますね。
タラチオ:
自分はかなり受け身なほうなんですけれど、アナログゲームをやってる人はガッツリ探しています。結構コミュ力がエグいんですよ。
高田:
それめっちゃわかる気がする(笑)。確かにボードゲームをやっている人にめっちゃ誘われるので。
たけぉ:
人数集まる時があると持ってきて「ちょっと一緒にやろう」みたいな(笑)。
タラチオ:
そういう人のTwitterをざっと見て、だいたい3回以上話題に上がっているゲームは結構面白い。
一同:
(笑)
タラチオ:
アンテナが高い人のTwitterを片っ端からフォローしていくと見つかりやすいかなと思います。だいたいそういうコミュ力の塊みたいな人って、2カ月から3カ月に1回くらい、会議室を借りてやるんですよ。
テラゾー:
あるある。借りられる会議室あるよね。
タラチオ:
なので、参加するのも博打としては結構有用なのかなと思うんですけれど。
高田:
そういった方と繋がる、と。
たけぉ:
アナログゲームの体験会とかあったりするでしょう?
タラチオ:
そういう場所に行くのがいいと思います。俺は受け身だから行かないけれど(笑)。
高田:
受け身の人ばかりだと成立しないから、誰かしら勇気を出して誘う側に回らないと(笑)。
タラチオ:
そうやって攻めているやつのTwitterって、一瞬バズる時があるから。その隙を見逃さず!
高田:
「自分もやりたいです」みたいなことを言えば、「来いよ!」みたいになるんじゃないかということですね。
ゲームの即売会やボードゲームカフェに行くと新しい発見があるかも?
高田:
ちなみにテラゾーさんやたけぉさんはボードゲームは?
たけぉ:
あなろぐ部【※】というところでやったりしています。
※あなろぐ部
ゲーム実況者のスナザメさんが投稿するアナログゲーム実況動画シリーズ。たけぉさん、テラゾーさん、タラチオさんはそれぞれ過去に出演した経験がある。
テラゾー:
自分もそういう知り合いがいるから、その友達が「一緒にやらない?」って言ってくれるのが大きいので、そういう友達を作れるか……。
高田:
それもう、友達の作り方講座みたい(笑)。
たけぉ:
探し方としてはゲームマーケットというのがあると思うんですけれど、春と秋にやっていて。そういうところに行って、個人で作っているアナログゲームを探す。
高田:
そんなのを売っているイベントがあるんだ。
タラチオ:
即売会で結構出ているんですよ。
テラゾー:
コメントにもあったけれど、ボードゲームカフェとかで店員さんが「このゲーム面白いですよ」って勧めてくれたりするから……。
高田:
ボードゲームのカフェっていうのは、お茶でもしながらそこにいる人たちで「ちょっと遊ぼうか」みたいな?
タラチオ:
恐ろしく健全な雀荘みたいなイメージ(笑)。
一同:
(笑)
高田:
わかりやすかった(笑)。じゃそういうところとかに集まった人で楽しみながらと。
タラチオ:
結構都内にもありますよ。
高田:
行かれたりするんですか。
たけぉ:
ないでしょう(笑)。
タラチオ:
わざわざそこに行ってカードゲームをするっていう蛮行はしたことがある。
たけぉ:
基本的に人見知り感があるんですよね。
タラチオ:
基本的に人見知りだから、あまり知らない人と「一緒にやりませんか?」とか、まあ無理だな(笑)。
テラゾー:
知り合いがまさにそこの店員で、「きょうお客さん入っていないからやろうぜ」って言って、カフェに入ったことがあります。
高田:
でもボードゲームとかって、コミュ力がなくてもゲームがはじまっちゃえばいけるじゃないですか。ゲームがはじまる前がちょっとコミュ力が必要なだけで。
タラチオ:
ゲームがはじまってから共通言語が生まれるので。
高田:
前後がちょっとコミュ障だと辛い。
たけぉ:
やった後、みんなで「ここをこうすればよかったね」とかいう話で盛り上がって、仲良くなるというところがあるので。強制ウォッチングしてくれればいいんじゃない?
高田:
それはめっちゃありがたい(笑)。
タラチオ:
オフ会とかで対戦相手が見つからない時は「対戦相手募集中」っていう立て札を作っちゃえばいい。
高田:
そうしたら向こうから来る。
タラチオ:
ボードゲームカフェでできるのかはわからないけれど、そういうシステムはいいんじゃないかと思うんですけれども。