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ミライアカリを手がけた株式会社DUO塚本氏、起業からVTuber事業に携わるまでを振り返る「VTuberは時代を変える可能性がある」

 ミュージシャンの西川貴教さんらが「学ぶ」をコンセプトに「身近で当たり前の事だけど詳しく知らないモノ、事」をテーマに深掘りしていくニコニコ生放送の番組「西川学園高等学校、略してN高!」。

 6月27日の放送回のテーマは「バーチャルYouTuber(以下、VTuber)」。講師には、VTuberミライアカリさんをプロデュースし、VTuber事務所ENTUM(エンタム)を運営する株式会社DUO代表取締役CEOの塚本大地さんが、生徒には番組レギュラーの西川さん、星田英利さんミクロマンサンライズ!!!さんに加え、ゲストの天木じゅんさんが、MCには土屋礼央さんが登場。

 塚本さんは大学生の時に起業した自身の経歴を前置きで話した後に、ミライアカリさんの誕生秘話を明かしました。

 番組後半には特別ゲストとしてミライアカリさんがスタジオに登場し、出演者たちとやりとりを交わしり、西川さんと一緒にHOT LIMITを歌う一幕もありました。

株式会社DUO代表取締役CEO 塚本大地さん。

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紹介の数珠つなぎで大学生の時に起業

左から西川貴教さん、ミクロマンサンライズ!!!さん、天木じゅんさん、星田英利さん。

土屋:
 塚本さんは大学時代はサッカー部だったんですね。その間に会社を立ち上げて今のミライアカリさんがあるわけでございますけれど、プログラミングみたいなことでやっていくんですか? 先生自身はプログラミングはどうなんですか?

塚本:
 そうですね。僕は情報工学部だったんですけれど、全くそういうのができなくて……。

土屋:
 プログラミングができないのに起業したということなんですけれど、最初はVTuberをプロデュースする会社ではなくて、「アミューズメント業界向けのキュレーションアプリの開発」の会社でした。アプリだってプログラミングは必要ですよね? どうしたんですか?

土屋礼央さん。

塚本:
 僕は基本何もできなくて、ただそれをできる人にお願いするのが得意で。

星田:
 なるほど~。「僕、アイデア持っているんでやってください」って言うの。

塚本:
 力を貸してほしいという形で色んな人を巻き込んで。

土屋:
 いろいろな人が情熱とアイデアというところでいろいろな人を仲間にしていったということなんですが、会社を立ち上げるってお金が必要ですよ。資本金が当時1300万円だったと。どうやって調達したか。それがこちら、「金持ちを紹介してくれる人が集まるIT系の飲み会に参加した」ということですが、どういうことでしょうか?

塚本:
 表現が悪いです(笑)。だいぶいやらしいです(笑)。誤解がないように言うと、バカな大学生だった僕がわかる範囲で、お金ってどこにあるんだろうって考えたら、「社長=お金持ち」というイメージが勝手にあったので、そういう人が集まりそうなところに行けばいいのかなっていう安直な考えでした。そういうふうな人がいそうなところに行って、たまたま30秒プレゼンみたいな時間をもらって。

ミクロマンサンライズ!!!:
 飲み会で!?

星田:
 ちょっとおもしろがって言ってきているんでしょう。「お前、やりたいこと言ってみろよ」みたいな。

塚本:
 大学生だったので、「よくわからないですけれど、僕はこんなことがやりたくて……」という話をしたら、誰も理解してくれなかったんですけれど、ひとりだけ「それいいね」って声をかけてくれて。

西川:
 そういう人がいてよかったね。でもだいたいそういうところだと、おじさんはお酒も入ったりとかしているから、若者の夢を潰す方向に、「いや、だからさ。全然わかってないわ、コイツ」みたいになって潰され方向になるじゃん。それでだいたいめげて帰るみたいになるじゃん(笑)。

土屋:
 でも「貸してくれる人を紹介してやる」って言ってくれたんですって。何度かその人たちと食事をしてる時に、最終的にその人からこう言われたんです。それがこちら。

 「フットサル3点決めたら金持ちを紹介する」です。これは結構ノリですよね。

塚本:
 これもまた語弊があって(笑)。何回か会ううちに、僕はサッカーが好きだったので、また別の人と「フットサル一緒に行こうよ」となって、そこにたまたまお金持ちの社長さんがいてチームになって、やっている時のノリと多少酔っ払っていたこともあって、「お前3点決めてこいよ」みたいな。「決めたらもっとお金持ちの社長を紹介してやるよ」と言われて。

土屋:
 どうなんですか、3点決めたんですか?

塚本:
 決めちゃいました(笑)。

星田:
 これを言われた時に腹を立てないのがえらいですね。これ言われたら、腹立つな~って思うんですよ。

塚本:
 もっとマイルドでやさしい言い方だったので(笑)。

土屋:
 バカにされているという感覚ではなかったと。

西川:
 相手も度胸だめしみたいなところもあるだろうしね。

土屋:
 3点を決めたので、ちゃんと約束を果たします。その人から紹介してもらえたのがこちらです。

 「名古屋で有名な会社の社長さん」です。ここで会ってどうしたんですか? 社長だって今までのことを知らないわけでしょう。

塚本:
 この方も70歳くらいの方で、僕もその会社がどれだけすごいのか、その人が何者かというのがあまりわかっていなくて会いに行って、とりあえず「お金持ちって聞いたから1000万円くらいください」みたいなことを最初手ぶらで行ってしまってすごく怒られまして……。「お前、舐めてるのか!」みたいな。

星田:
 礼儀もくそもないやつがと。

塚本:
 「社会を舐めるなよ」って言われて、「僕、社会わからないんで……」みたいな感じのやりとりをして。

星田:
 全然しゅんとならずに「だって世間わかんないんで」みたいな。

塚本:
 そういう話をしたら「きょうは一旦帰れ」って言われて、あさりの味噌汁だけ渡されて……。

天木:
 なんで?

塚本:
 これを飲んで頭冷やせ的な感じ……?

天木:
 逆に温まっちゃう(笑)。

土屋:
 京都のお茶漬けみたいな? でもそこからめげずに何度か社長に会ったら、ついにお金を貸してくれました。融資? なんて言い方?

塚本:
 特殊で、普通って株式を渡してお金をもらうか、あとは銀行的な感じで利子をつけて何パーセント増やして返しなさいとという感じなのですが。

土屋:
 そういうことなんですけれど、こちらです。

 金利ゼロ。

西川:
 でもこの場合、特殊っていうか大丈夫なのかな。貸しているのに金利が発生しないって、法的に大丈夫?

塚本:
 大丈夫ではないので、会社は関係なくてその社長さん個人のお金から僕たち個人に貸し付けてもらっています。

星田:
 友達同士の貸し借り。

塚本:
 僕らがここでやりとりするという感覚と一緒です。

星田:
 いくらくらいですか。

塚本:
 1300万円。

ミクロマンサンライズ!!!:
 全額だ!

土屋:
 それで起業するわけなんですけれども、とあることでピンチになります。それがこちら。

 「大学を留年」する。これはやばいですよね(笑)。

塚本:
 お金を借りて会社やろうって思って、アクセル踏んだのがきっかけで留年してしまって……。

星田:
 両立はなかなか大変やから。

土屋:
 卒業は?

塚本:
 この次の年にちゃんと卒業しました。

土屋:
 でも留年しながらDUOを続けて、アプリ開発の事業が軌道に乗りはじめるんですよ。そっちのほうでいこうかなと思っていたところ、2017年の春にネットで出会ったのがこちらです。

 キズナアイさん。VTuberのパイオニアと言われるところです。

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