乙武洋匡さんの悩み相談「女にモテるには？」「SNSの炎上が怖い」回答が切れ味良すぎな件
2018年4月28日（土）から29日（日）までの2日間、千葉・幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2018」。
「超ニコラジ supported by サッポロ生ビール黒ラベル」には、『五体不満足』の著者でタレントの乙武洋匡さんがパーソナリティとして出演しました。
視聴者からのお悩み相談コーナーでは「彼女が欲しい」「女にモテるには？」等、恋愛にまつわる質問が目立つ中、「人見知りを直したい」「SNSの炎上が怖い」等の日々の生活についての相談も寄せられ、乙武さんは「1億3千万人も日本人がいたら、自分のことを好きになってくれる人間もいれば、嫌いな人間もいる」と、前置きをした上で「嫌われてもいいという開き直りが、解決するひとつのアプローチになるかもしれない」と語りました。
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相談その1 「人見知りを直したい」
乙武：
では、みなさんの悩みも聞いていきたいなと思うのですが、「せーの」と言ったら1分間くらいみなさんのお悩みを見せていただきたいなと思います。ではご準備はよろしいでしょうか。ではいきたいと思います。せーの！ どんなお悩みが来るのでしょうか。
（コメントを読む）「子供いないんだけど、どうすればいいですか」「女にもてるには？」「就活しんどい」。就活ね～、しんどいよね。
（コメントを読む）「借金が多い」「彼女ができません」。女絡みが多いですね。（コメントを読む）「女の作り方」「愛人の作り方」。これは乙武だから聞いてやろうという感じなんでしょうか（笑）。
（コメントを読む）「彼女欲しい」「結婚したい」「女に浮気されるのが怖い」。本当に女絡みばっかり。ありがとうございます。（コメントを読む）「彼女欲しい」「人見知りを直したい」。これはどうなんだろう。
僕は人見知りをあまりしないタイプなので、良いアドバイスができないかもしれないんですけど、どうなのかな。僕は人と接する時に結構開き直るんですよ。人見知りをする方って、たぶん嫌われたくないっていう気持ちがやっぱり最初に強く出ちゃうのかなと思うんですよね。
でも1億3千万人も日本人がいたら、自分のことを好きになってくれる人間もいれば、嫌いな人間もいるじゃないですか。だから隠してばっかりでも全然仲良くなれないんで。僕の場合は「自分はこういう人間です」とあけっぴろげにしちゃうんですよね。
だから当然「お前のこと嫌いだ」っていう人間も出てくるでしょうけれど、中には「そんなお前もいいんじゃない？」と言ってくれる人間も出てくるので、そういう意味で「乙武好き」「乙武嫌い」がはっきりしてるのかなと。その結果、アンチはアンチで出てくるし、応援してくれる人とか仲良くなる人も出てきます。
「乙武尊敬してる」って、ありがとうございます。ロクな大人にならないですよ、大丈夫ですか（笑）。
だから、嫌われてもいいかという開き直りが、もしかしたら人見知りを解決するひとつのアプローチにはなるかもしれません。
相談その2 「SNSの炎上が怖い」
乙武：
（コメントを読む）「SNSの炎上が怖い」。なるほどね。別によくないですか？ それも同じで炎上って、僕が思うに二種類ぐらいあると思っていて。
ひとつが2、3年前ですかね。あの「バカったー」とか言われた時代。バイト先のシンクに寝転がったり、アイスの容器に入っちゃったりしてとか。ああいうのはさすがにまずいなと思いますし、人に迷惑がかかることなので止めたほうがいいと思います。
これは避けたほうがいいと思うんですけれども、僕の炎上とか社会学者の古市憲寿さんみたいな炎上は、人と考え方が違うっていうことで起こる炎上が結構多いのかなと思うんですけども、そんなのは全然気にする必要はないと思っていて、人と考えが違ったところで別にいいじゃん。
本当にそんなので炎上する世の中はどうかなと思うんですけれども。1年くらい前だと思うんですけれど、パンダの赤ちゃんが生まれたでしょう。それに対して古市さんがワイドショーで「バッチィ」とか言って炎上したらしいんですよね。本当に馬鹿馬鹿しいなと思って。
彼がバッチィと感じたんだからそれでいいじゃん。別に合わせて「可愛いですね～」なんて思ってもいないことを言うよりは好感が持てるなと思うんですけれども。僕も彼もそういう空気を読まないところがあるので、よく炎上するのかなとも思います。