モリモリ盛れる“自撮り術”を美人レイヤーさんがご紹介。「カメラ目線はNG」「肩だけ少し出したらあとは目の力」
斜め上撮りは頭でっかちに見える可能性も。顔の位置に気をつけて
サトウキビ:
続いて嶋村さんの自撮りを見ていきましょう。
嶋村:
お花とか人形とかと一緒に撮ると増し増しになれる感じが……。
サトウキビ:
これは加工なし?
嶋村:
「SNOW」というアプリを使用しています。やっぱり白いライトがあるところで自撮りをします。でも私、アップ系が多いんです。顔をアップで撮るので、遠目で綺麗に撮れるようになりたいです。
サトウキビ:
写真を撮るときに、目に光がちゃんと入っているのがいいですね。
こいずみさくら:
そうですね。ライトとかの光が目に来ているのですが、専門用語でキャッチライトといって、これが写真にあるかないかで、目の輝き、求心力って違うので、これは何が何でも入れたほうがいいですね。
サトウキビ:
今の写真はものすごいかわいいのに、宣材写真は……。
嶋村:
あんまり宣材写真はよくないんですよね(笑)。
サトウキビ:
目に光が宿っていないように見るんですけれどね。
こいずみさくら:
事務所あるあるというんですか、宣材写真が真面目だっていう。
嶋村:
かわいい系な感じで撮れちゃうので、綺麗系で撮れる自撮りを教えていただいたら嬉しいなと思います。
サトウキビ:
アーティスト写真は撮るときの決まりとかはあるんですか。
こいずみさくら:
とくに決まったものはなくて、オーディション用ですよね。クセがない写真が一番好まれるのですが、たとえばSNSとかホームページで写真を使うのであれば、加工をしたりとか自分の求めるイメージのものを使うと効果的ですね。
サトウキビ:
実物のほうが、ものすごいかわいいですよね。
嶋村:
嬉しいです。でもどっちがいいんですかね、実物がいいのか写真がいいのか。
こいずみさくら:
難しいところじゃないですか(笑)。
嶋村:
フォロワーがあまり増えないので、自撮りが良くないのかなと思って。
ユリコタイガー:
ちょっといいですか。たとえば仕事のときは自撮りでやるのは完全にダメです。遊んでいるよねってなる。公式のアカウントだったら、もうちょっと綺麗な写真、自撮りじゃないほうがいいですね。たとえば私はTwitterはプライベートでやっていますから自撮りのアップロードが多いですが、Facebookページは公式のページなので、いつも綺麗な写真を載せています。
サトウキビ:
素晴らしい。もう、こいずみ先生いらない(笑)。
私、みなさんのTwitterの写真を事前に見てきたんですけれど、嶋村さんのオフ会の写真もすごいかわいくて。
サトウキビ:
あれは他撮りですよね?
嶋村:
撮ってもらっています。自撮りは顔がアップになっちゃうんです。
サトウキビ:
でも顔小さいですもんね。
嶋村:
顔が丸いので斜めから撮るように工夫しています。
こいずみさくら:
アイドルの方だと毎日SNSにアップしないといけないじゃないですか。なかなかバリエーションがつきづらくて、毎度同じ感じになっちゃうというのはありますね。
サトウキビ:
嶋村さんにアドバイスするとしたら?
こいずみさくら:
上から撮っていると思うのですが、写真の撮り方としては合っています。上からのほうが顔が小さく見ます。ただそれは、写真の真ん中に顔が来ると小さく見えるのですが、逆にカメラの上のほうに頭が来ちゃうと、頭でっかちになっちゃうので、それは注意してできるだけカメラを離してカメラの真ん中に顔が来るように上から撮るといいですね。
嶋村:
最近、遠くから撮っているように見えるカメラがありますよね。そういうのを使ったほうがいいんですか。
こいずみさくら:
それをするとちょっと綺麗なイメージにはなりますよね。ただあれもバランスが難しいので、できるだけ自分で頑張ってください。
ネタ自撮りもポラロイド風にすればフォトジェニックに
サトウキビ:
続きましてほなちゃんの自撮りを見ていきましょう。
ほなちゃん:
ニコカフェです。照明が綺麗なんですよね。
サトウキビ:
オレンジの照明で美肌に見える。
ユリコタイガー:
これは今日の衣装?
ほなちゃん:
リスナーさんが好きな服なんです。
こいずみさくら:
これは?
ほなちゃん:
35億の人……(笑)。
サトウキビ:
ちょっと雰囲気変わってきましたが大丈夫ですか(笑)。
ほなちゃん:
いやいや、自撮りってこういうものでしょう(笑)。
こいずみさくら:
めちゃめちゃフォトジェニックですね。超レベル高いです。
サトウキビ:
別人(笑)。
嶋村:
これはどういう意図でやっているんですか(笑)。
サトウキビ:
男性の配信者の方で、よっさんという方がいるのですが、その人の顔に似せてみたメイクをしてみたっていう……本当にうり二つなのでよかったら検索してください。
ほなちゃん:
よっさんは師匠なんです。弟子にしてもらっているんです。
サトウキビ:
そうなんだ。コメントで似すぎて笑えないとありますね(笑)。ほなちゃんに対するアドバイス的なものはありますか。
こいずみさくら:
僕、最後の2枚も結構ガチでいいと思っていて、周りの照明をちょっと落としてポラロイド風にするとすごくいい。ああいう感じにすると逆に1周回ってかわいく見ちゃうというか。可能性を秘めた一枚だと思います。
女装のプロ×写真のプロが本気を出すとこうなる
こいずみさくら:
今回は何枚かプロの本気をやってきたので見ていただけたらと思います。
サトウキビ:
ちなみに普段先生は自撮りはしますか。
こいずみさくら:
普段はなかなか撮らないです。ただ、今回やってみたんですがハマりつつあります(笑)。自撮りって簡単だと思っていたのですが、実際やってみると違うなというのがわかって、試行錯誤を重ねた上での4枚です。見ていただけたら思います。
一同:
えっ!?
サトウキビ:
別人でしょう!? 待ってください。
こいずみさくら:
詐欺りました(笑)。決して僕の性癖をわかっていただきたいとかいうのではないです(笑)。
サトウキビ:
今のは何ですか。
こいずみさくら:
僕がちょいちょい遊びに行かせていただいている新宿の「女の子クラブ」さんといって、手ぶらで来ても誰でも女装できますよというところで、スタッフのみなさんにお願いして、せっかくやるのであればガチでやってみようかと。女装のプロ×写真のプロの作品です。
サトウキビ:
先生はそっち系の人なんですか。
こいずみさくら:
違いますけれど……その世界もアリかなって(笑)。
サトウキビ:
かわいいですね。
サトウキビ:
待って、普通にかわいい(笑)。
こいずみさくら:
これは男子トイレです。超オシャレな店で無理くりこんなことをやっていたというだけです(笑)。
サトウキビ:
無理くりにしてはノリノリで撮ってますね(笑)。
嶋村:
想像していたのと全然違う(笑)。
こいずみさくら:
実は4枚それぞれに意味があって、嶋村さんのお話にもあったけれど、どうしても自撮りって同じパターンになっちゃうじゃないですか。ではなくて、たとえば本を顔に被せてみたりとか、普段の生活の中で鏡を活かしてこういう場所で撮りましょうとか、バリエーションの説明をするためにやってみたんです。
サトウキビ:
でも女装する必要はなかったですよね。
こいずみさくら:
やりたかったんです(笑)。
サトウキビ:
わかりました、そっち系の先生ということで(笑)。
こいずみさくら:
女装は悪くなかったです(笑)。