ヒョウ柄かと思ってたらジャガー柄の可能性も? ヒョウとジャガーの違いを詳しく説明します
今回紹介するのは、再生数1.2万回超えのムカデさんが投稿した『ニコニコ動物図鑑~間違い探し編~ 八回目音質改善版?』という動画。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
あの生き物とこの生き物、どっちがどっちで何が違うの? そんな感じの動物図鑑
ヒョウとジャガーはどう違うのでしょうか? どちらも哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に属し、このヒョウ属には他にトラやライオンなどがいます。
まずは生息域です。ヒョウはアフリカからユーラシア大陸の下のほうに住んでいて、ジャガーは主に南米にいます。どちらも絶滅した地域があり生息域が飛び飛びになったりしていますが、全く異なる地域に住んでいます。
次に、ヒョウとジャガーは体格が違います。並べてみるとわかるのですが、ヒョウに比べてジャガーのほうが四肢が太く、顔も大きくがっちりした体型をしています。
大きさにはあまり違いがなく、どちらも2メートルいかないくらいです。ただし体重はジャガーのほうが重く45~158㎏、ヒョウは30~80㎏となっています。画像では左がジャガーで右がヒョウですね。
わかりやすい違いは模様です。左がヒョウで右がジャガーの模様でどちらもいびつな丸ですが、ジャガーは丸の中に点があります。また、全体を引いて見ると、ヒョウは小さいが丸がたくさんあり、ジャガーは一つ一つが大きい丸になっています。
ただし、この特徴的な斑点は胴体部分にしかないので、顔のアップや角度によっては見えなかったりします。さらにヒョウは生息域や個体差によって模様が大きいものもいます。
ジャガーも丸の中の点が小さかったり薄かったりしてわかりにくいことがあります。こちらは丸の中の点が見えにくいジャガーですね。
ヒョウとジャガーはどちらも木登りが得意です。そしてヒョウは獲物を捕らえたら木の上に持っていき食べます。ジャガーの住む地域は他に大型の動物がいないのに対し、ヒョウはライオンやハイエナなど大型の肉食獣がいる地域に住んでいるためです。
また、ジャガーはネコ科では珍しく水辺を好み、泳ぎも得意です。
あとは捕食の仕方も違い、ヒョウはライオンなどと同じように喉元に噛みついて窒息させ、ジャガーは頸椎などの急所や頭蓋骨に噛みついて捕らえます。ジャガーという名前は原住民の「yaguara」という言葉から来ていて、「一突きで倒すもの」といった意味だそうです。
ヒョウとジャガー、その違いについての解説動画でした。いかがだったでしょうか?
視聴者のコメント
・面白かった
・アクロバットww
・ワニを獲って食べる猫がいるとは
・模様がゲシュタルト崩壊してきた
・ヒョウ柄とか言ってジャガー柄の服結構ありそうだね
・俺のオカンの服ジャガー柄やん
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