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SNSでストーカーに遭ったら? 専門家に対処法を聞いてみた「証拠写真を撮っておくと逮捕しやすいです」

「絶対にダメ」「許さない」という気持ちを持って対処することが大事

高田:
 次はやみんさんの被害体験のスライドを見ていきましょう。

高田:
 これはちょっと怖いですね。

やみん:

 私の後ろをつけて、写真に撮っている人がいたんですよ。家を出たところの写真を撮っていたりとか、横断歩道でお尻を振っているところとかを撮られちゃって。

 「こういう恥ずかしい言動を世間に晒してやるぞ」みたいなことをいわれて、警察に相談して何とかなったんですが、すごく脅されました。

高田:
 相手の方はどうなったんですか。

やみん:

 警察に逮捕されました。

サトウキビ:

 なんで脅されたの?

やみん:

 私に会いたいっていう人だったんですが、私が「それはダメ」といったんです。すると友達と会っている写真を見せられて「他の人とは会っているじゃん」っていわれて、会ってくれなければ「みんなに見せるぞ」って。怖かったです。

中山:

 基本的に警察に届けると、必ず「証拠はありますか」といわれるんですね。写真に撮られている場合は、その写真が証拠になりますから逮捕しやすいです。そういった証拠がないと実際はなかなか逮捕できないです。

 それがないと、様子を見ましょうということになってしまって、しょうがないかと諦めてしまうんだけれどそこで踏ん張ってください。やみんさんは絶対にダメ、許さないという気持ちを持っていたから、きっと逮捕できたんだと思います。

ストーカーから逃げ回るより向き合ったほうがいい?

高田:
 大沼さんはどういった体験をされているのかスライドをご覧ください。

高田:
 ちょっと都市伝説みたいだね(笑)。

大沼:

 すごく見てくる人がいて、怖いと思って走って逃げたんです。そうしたら走って追いかけてきて……。「キャー!」と叫んだらいなくなりました。でも、本当に腰が抜けちゃって足がガクガクで泣いちゃって。

高田:
 これも危ない話ですが、どうでしょうか。

中山:
 わかりやすくいうと、人間は動物ですから逃げたものは追いかけたくなるんですよ。

横山:
 習性なんですね。

中山:
 ストーカーは何か接触がほしいとか、自己アピールをしたい、わかってほしいという可能性があるので、スルーするとか逃げ回るよりはちゃんと向き合ったほうがいいですね。

横山:
 確かに自分のことを知ってもらえたら救われた感じがします。気持ちが満たされるんです。それまでは寂しいんですよ。

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