仏像ファンアート「馬頭観音」を描いてみた! 菩薩に珍しい“怒り顔”をどう描くのか、9時間半の制作過程をタイムラプスで公開
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【仏像】馬頭観音描いてみた【7mm大仏の裏の顔】』という7mm大仏さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
7mm大仏の裏の顔 宇土野VS僕(udonotaiboku)です。
普段はかなり特殊な成人向けイラストを描いています。(18歳未満の人は調べないでね!)
今年は午年、かつ私は仏像好きなので馬頭観音描いてみました。(私の絵にご利益は無いよ)
仏像は私が異形好きになるキッカケでした。
私に絵の依頼をしたい方はskebで「宇土野vs僕」で検索してみてね。
ニコニコ動画での“描いてみた”カテゴリに、個性的なイラストメイキング動画が投稿されています。描くのは、なんと仏像のファンアート。2026年は午年ということで、「馬頭観音」を描きます。

馬頭観音とは、その名の通り「馬の顔」を頭に乗せた観音様です。「馬が草を食べ尽くすように、煩悩や災いを食べ尽くしてくれる存在」として信仰されています。
観音菩薩はさまざまな姿に変身するといわれており、有名なものとして千手観音があります。馬頭観音もそのうちの一つです。観音様は基本的にやさしい顔をしていますが、馬頭観音は例外的に怒りの顔をしています。

動画ではそんな説明をしているあいだに、イラストがどんどんとできあがってきます。今回の絵は「普段優しい人が怒っている」という表情を心がけて描いているそうです。一方で、馬の顔はちょっととぼけたような顔に。観音様の怒りの表情と対照的に描かれています。

大まかな描き込みが終わったらディテールを整えます。髪は面倒という投稿者。「描けば描くだけ終わりに近づいている」と言い聞かせながら筆を進めているそうです。冠に細かい装飾が入り、一気に神々しさが高まります。

衣は細い金色で模様を描き、まばらに濁らせます。こうして数百年を経た金箔のような色合いを作り、古びた仏像の味わいを作り上げます。

目玉を描き込むと、絵が一段と引き締まりました。光背も古びたように描きます。投稿者は「汚い色って綺麗」と表現。くすんで、はがれて、濁った色が好きなんだそうです。顔の周りに黒をまぶして、すすをかぶったような雰囲気にして完成。制作時間は9時間28分でした。

厳しい表情をしながらも、内面にやさしさを包含するようなイラストが描き上がりました。動画では完成までのタイムラプス映像を見ることができます。興味を持った方はぜひ視聴してみてください。
視聴者コメント
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文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【仏像】馬頭観音描いてみた【7mm大仏の裏の顔】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45854282
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