海上自衛隊「掃海母艦うらが」の一般公開に行ってきた! 珍しい装備の説明や艦橋の光景にワクワクが止まらない
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『ひとりでとことこツーリング256 ~掃海母艦うらが~』というそーき(爪楊枝P)さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
初めて掃海母艦というものを見てきました。
海上自衛隊の「掃海母艦うらが」の一般公開を、鹿児島港へ見に行くことにした投稿者のそーき(爪楊枝P)さん。
偶然見かけた知人の聖芳さんに声をかけ、一緒に行くことになりました。2人で駐輪場にバイクを停めて、てくてくと歩きます。
掃海母艦うらがです。掃海母艦というのは掃海艇などの母艦として、司令塔として、そして燃料や物資の補給をするための船とのこと。そして、掃海艇は海洋に敷設された機雷を処分する船を指します。
乗艦できるとのことなので乗り込みます。
「艦首に立つと、見学に来たという感じがする」とそーき(爪楊枝P)さん。
掃海母艦ということで、通常の艦では見ない装備が沢山ありました。大きなホースは給油と給水用のものです。
頭の上にあるポッドのようなものは膨張式の救命いかだでした。中には食料や飲料水だけでなく、酔い止め薬や釣り道具なんかもあるのだとか。一般公開ということで、わかりやすく説明があるのはいいですね。
こちらの小さな船は作業用のもので、物資や人員の輸送に使うそうです。
かっこいいアームもありました。デッキクレーンといって、うらがには4台あるそうです。
艦尾の甲板までやってきたところで、桜島をバックに撮影するそーき(爪楊枝P)さん。
ボートのエンジンがスズキ製だったので、同行の聖芳さんは興奮していたそうです。バイク乗りの方らしい目の付け所ですね。
格納スペースにも行ってみたところ、訓練用の沈底機雷や係維機雷がありました。
奥には潜水服があり、再圧タンク装置がありました。再圧タンクは減圧症などが発生したときの治療をするための設備です。
うらがでは艦橋の中へも入れました。
スイッチの沢山あるメカメカしい機械が並んでいます。海図らしき画面には、今いる北ふ頭の形が描かれていたとのこと。
窓の上に置いてあるのは金毘羅宮の護符だそう。海上守護の神様がいらっしゃる神社です。
艦内を見ていると目立つ椅子がありました。右側の赤と青の椅子が艦長席で、左の赤い椅子が隊司令席です。座る方の階級で色が変わっているのだとか。
順路の途中で気になる物を見つけたそーき(爪楊枝P)さん。たずねてみると、共同訓練をしたお相手からいただいたものだそうです。こういう質問ができるのも一般公開の醍醐味ですね。
降りようとしたところで、自衛隊らしさある顔出し看板を発見。そーき(爪楊枝P)さんは「こういう遊び心、大好きです」とのことでした。
思わず「へえー」「ほう」「おー」と感嘆のコメントが出るような光景が、次々と登場する動画です。詳細に興味を持たれた方はぜひご視聴ください。
視聴者のコメント
・コミュ力お化け…
・ナイス偶然
・やっぱ釣具有るんだw
・あー掃海って機雷除去のことだったのか(今さら)
・大変なお仕事やでぇ…
・へぇ~
・ヤー
▼動画はこちらから視聴できます▼
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