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海に生息する人食いバクテリア『ビブリオ・バルフィニカス』の紹介 感染すると引き起こす症状に「壊死はやばい」「うーん、恐ろしすぎる」の声

 今回ご紹介するのはtuyukusaさんがニコニコ動画に投稿した『【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【海編⑬】』です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

海は楽しく、お刺身は美味しい

VOICEROID解説のようでVOICEROID劇場のようでもあるゆるーい感じでやってくで
普段はスマブラ等のゲーム実況をしてます。良かったら見てや
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 近年、『人食いバクテリア』という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
 しかし、『ビブリオ・バルニフィカス』という海の人食いバクテリアのことは知らない方も多いと思います。
 そしてこのバクテリアによって引き起こされる『壊死性筋膜炎』とはなんなのかについて知っている方も同じく多くないと思います。今回はその疑問に迫っていきます。

 世界の温かい海に幅広くビブリオ・バルニフィカスは生息しています。バルニフィカスはラテン語で「傷を負わせる」という意味です。
 引き起こす症状を考えるとこの名前が付けられた理由が想像できますね。

 日本では九州西部の有明海に多く生息しています。

 これは有明海が閉鎖性海域であることで水が入れ替わりにくく、また、工場排水が流れることに理由があります。
 ですが、これならば同じように東京湾にも多く生息しているのでは、と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そうではない理由は細菌が増殖するためには鉄分が必要であることが起因しているそうです。

 とはいえ水温15度以上であればどこにでも生息はしているようです。
 それにしても海水温が高い時期では貝類の50%以上にいるというのは衝撃です。

 気になる人間への感染経路は傷口から感染する創傷感染と経口感染の二通りです。
 アニサキスもそうなのですが、生食にはどうしても危険は付きまとうようですね。

 感染し重症化してしまうと発熱、胃の激痛、皮疹、壊死性筋膜炎、敗血症などを引き起こします。

 特に壊死性筋膜炎と敗血症を発症してしまうと命の危機に瀕してしまいます。

 その致死率はなんと70%。身近にはまだこんなにも危険が潜んでいたことは驚きです。

 そしてこの致死率の高さや体を壊死させることから『人食いバクテリア』と呼ばれるようになり、一般のニュースでも耳にすることが増えたのです。

 アメリカではタトゥーを入れたときにできた傷から感染して死に至った事例もあるようです。
 まさに身近に潜む脅威です。
 では、そんな人食いバクテリアへの対策方法はというと、

 経口感染は魚や貝を焼くことや、70度以上で加熱することで対策ができます。

 創傷感染は傷があるときは夏など水温が高い時期は海に入らないことで対策が可能なようです。

 ここまで危険性が紹介されてきましたが、健康な人であれば感染しても軽傷で済むようです。
 では、どんな人が重症化してしまうかというと、

 風邪などで免疫が低下している、肝臓疾患を患っている人、鉄剤(造血剤)などを服用している人が該当するようです。

 これは『人食いバクテリア』が増殖するのに鉄分を必要とすることが原因なのですね。
 体の中が細菌にとって有明海のように住みやすい場所になってしまうのです。

 今回は近年耳にすることが増えた『人食いバクテリア』についての解説でした。tuyukusaさんは他の動画でも陸や海に潜む危険な生物について解説しているので、この機会にぜひあわせてご覧になってみてはいかがでしょうか。

視聴者コメント

・こんな動画が見たかった
・日本にもいるのかよ
・ヒエッ…
・同じような形の東京湾は水がすぐに太平洋に排出されて循環早いのにね
・今年は日本も多いとかいう記事見たなぁ


▼動画はこちらから視聴できます▼

【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【海編⑬】

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