料理ガチ勢が作ったフランス語だらけのレシピに挑んでみた! “ブッフをさっとデゴルジェ”しておいしいステーキ丼を作ろう
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【肉料理飯テロバトル】に勝つために送ってもらったレシピが全部フランス語だった【徒然おとまちwithとーほく】』という山上りすこさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今日は何の日? そう、視聴者に肉料理で飯テロする日ですね。というわけでりょの字さん主催の肉料理飯テロバトルへと参加します。完璧な飯テロを遂行するために料理ガチ勢であるよんでわるさんからステーキ丼のレシピを送ってもらいました。
「ブッフをさっとデゴルジェし、入念にエスュイエする」から始まる怪文書のようなステーキ丼のレシピに、投稿者の山上りすこさんが挑みました。
山上りすこさんは、以前、安い肉でステーキ丼を作る動画を投稿しました。そのときは、おいしいけれど安いなりの味になってしまいました。
動画に対しボイロキッチン動画投稿者であるよんでわるさんが「安い肉でもレシピ次第でずいぶん変わりますよ」をアドバイスをくれました。
そこでひらめきます。よんでわるさんにレシピを作ってもらい、その通りに調理すればめちゃうま飯テロ肉料理が作れるのではないかと考えたのです。
よんでわるさんは料理ガチ勢。何日もかかるメニューをこなせる人です。コメントには不安の声がよぎります。そして視聴者の予想を超える大変なレシピが届いてしまうのです。
材料を見てみると、意外にも肉、ご飯、しょうゆ、みりんなど普通の食材ばかりでした。お肉を買いに行くだけで調理を開始できました。
最初の工程を読み上げます。すると、「ブッフをさっとデゴルジェし、入念にエスュイエする」と書いてありました。ほぼほぼ意味がわかりません。画面は「!?」など驚きの声で埋め尽くされます。
気を取り直してレシピ全体を見てみると、フランス語だらけで、ほとんど怪文書のようになっていました。ですが山上りすこさんは「完璧に理解しましたよ」と言い張り調理を開始します。
さっそく「ブッフをデゴルジェ」します。ブッフは白飯だと考え、さっと水洗いして入念に水分を切ります。その次は「デネルベをしてアンシゼ」です。フライパンに油を引いて炒めます。
このようにしてレシピをほぼ想像で読み込み、料理を作りあげます。完成したのは、バターライスに切ったステーキを炒めこんだ料理です。完全に和風チャーハンですが、普通に美味しそうです。
いい感じのステーキ丼ができましたが、正解はまったく違っていました。動画の後半は“解答編”です。よんでわるさんに日本語にしてもらったレシピで改めて調理していきます。
すると最初の工程「ブッフをさっとデゴルジェし、入念にエスュイエする」は、「牛肉をさっと血抜きをし、入念に拭く」との意味でした。このように、ほとんどの工程が解釈違いをしていました。
正しい方法で調理したところ、まったく違う料理ができあがりました。食べてみると、なんとも美味。オーストラリア牛独特の臭みが完全に消え、肉も柔らかく、ソースもいい感じでした。
フランス語だらけの怪文書にたじろんでしまいますが、実際はなかなかいいレシピのようです。下ごしらえをしっかりすることで、安いお肉をおいしく食べられます。
正解を見れば、さほど難しくなく再現できるかと思います。作ってみたい方は動画も参考にしてみてください。
視聴者コメント
怪文書タグがついてる
オフチョベット現象だこれwwww
…呪文?
あーなるほど、そういうことね
完全に理解した
日本語でおk
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【肉料理飯テロバトル】に勝つために送ってもらったレシピが全部フランス語だった【徒然おとまちwithとーほく】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43353585
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