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日本に4種しかない後発酵茶のひとつ“石鎚黒茶”を味わってみた! 苦味少なく普通のお茶漬け以上にすっきりさわやか

 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【ST発酵食品祭】石鎚黒茶と焼きおにぎり茶漬け【番外編】』というりおんさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

以前から紹介したいと思っていた「後発酵茶」を紹介します。
お茶で言われる発酵は微生物を使ってない!?
そんなことはないのです。微生物で発酵したお茶もあるのです。
しかも日本独自のものもあるなんて面白いじゃないですか?
後発酵の解説とその中でも石鎚黒茶を使った焼きおにぎり茶漬けを作っていきましょう!


 実は、紅茶やウーロン茶の発酵には微生物が関わっていません。微生物で発酵させたお茶は別に存在します。投稿者のりおんさんがこの“後発酵茶”について解説。そのひとつである石鎚黒茶をお茶漬けにして味わいます。

 紅茶は発酵茶、ウーロン茶は半発酵茶と言われますが、微生物は関わっていないので一般的な発酵とは異なります。では、お茶を微生物で発酵させたらどうなるのでしょうか?

 それを後発酵茶として存在します。有名なのはプーアル茶です。日本には「阿波晩茶」「碁石茶」「石鎚黒茶」「バタバタ茶」の4種が残っていて、それぞれ製法が違います。

 ではさっそく石鎚黒茶を味わってみましょう。製造過程でカフェインやカテキンが分解されるため、苦味が少ないお茶です。茶葉を手にしてみると、赤黒く変わった匂いをしていました。嫌な臭いではないですが、独特の発酵臭がします。

 お茶にして飲んでみると、苦味はなく少し酸味がありました。やさしく飲みやすいお茶でした。

 茶葉を使って、おにぎり茶漬けを作ります。土鍋に水と米を入れ、砕いた茶葉を入れます。浸漬が終わったら酒、みりん、しょうゆを加え炊飯します。

 おにぎりにして、ごま油をひいたフライパンで焼き目をつけます。卵焼きとお漬物を添えて盛り付けたら完成です。

 食べてみると、普通においしい焼きおにぎりでした。茶葉の存在感はありません。ですが、ここからが本番です。おにぎりをお茶碗に入れて、石鎚黒茶でお茶漬けにします。

 苦味がないので普通のお茶漬け以上にあっさりさわやかな味でした。実食風景は見てるだけで食欲がそそられます。「たまらん」「あぁ~~」「おいしそう」とたくさんの声があがっています。

視聴者コメント

あーっいけませんいけません!
はぁー、美味しそう
良いお茶知れた、ありがとう
こんなお茶もあるんだなぁ
学びになったありがてぇ

文/高橋ホイコ


▼動画はこちらから視聴できます▼

『【ST発酵食品祭】石鎚黒茶と焼きおにぎり茶漬け【番外編】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43314607

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