立ち止まることなく『スーパーマリオブラザーズ』全32コースを走破!? 敵だけでなく土管に階段あらゆるブロックも壁となる縛りプレイがキツ過ぎる件

　日々多くのゲームプレイ動画が投稿されているニコニコ動画の中でも特に高い人気を誇る動画ジャンルである縛りプレイ。

　縛りプレイとは装備や操作方法をはじめ、プレイ内容の一部を制限することで通常とは異なる難易度のゲーム体験を楽しむやり込みプレイの一種だ。

　ゲームを繰り返しプレイするゲーマーにとっては通常プレイの延長線上にある縛りプレイだが、ニコニコ動画においては定番ジャンルとなっており、シンプルなものから素人には到底マネできないような過酷なものまで、さまざまなチャレンジの様子が投稿されてきた。

　今回紹介するのは過酷な縛りプレイに挑戦し、多くの視聴者を泥かせた動画。天邪鬼スイーツさんがニコニコ動画に投稿した『【スーパーマリオブラザーズ】走り続ける縛りマリオ#1【VOICEROID実況】』だ。

　この動画は“立ち止まってはいけない”という特殊な縛りを設けてアクションゲームの金字塔『スーパーマリオブラザーズ』に挑戦するというもの。

　今回は敵・土管・ブロックあらゆるものが障壁となる『スーパーマリオブラザーズ』縛りプレイ。全32コースを一度も止まることなく駆け抜けた過酷なチャレンジをご紹介する。

右入力＆ダッシュ押しっぱなしのノンストップ縛り

　今回紹介するのは1985年に任天堂よりファミリーコンピュータ向けにリリースされた『スーパーマリオブラザーズ』で過酷な縛りプレイに挑戦した動画だ。

　これまで多くの実況者によってさまざまな縛りプレイが行われてきた『スーパーマリオブラザーズ』だが、本シリーズで制限されているのはアクションの中心となる移動。

　本プレイでは「走り続ける縛りマリオ」と題し、ノンストップで本作に収録される全32コース攻略に挑戦している。

　今回の挑戦では立ち止まることが禁止ということで、プレイ中はゴール方向への移動である右方向キーとダッシュとなるBボタンを押し続けながらコースを疾走。

　キー入力をやめてしまったり、壁などにぶつかって立ち止まってしまった場合には、Nintendo Switch Online版のどこでもセーブ機能を用いてコースを最初からやり直すという。

　なお、左入力が避けられない一部ステージや、ジャンプ台などのギミックにより壁への接触が避けられない場面では縛りの緩和対応がとられている。

W2から200回弱の苦戦!? 全てが敵の過酷すぎるチャレンジ

　通常プレイでは敵を倒すためであったり足場に登るためであったりと、タイミング合わせなどで何かと立ち止まることのある『スーパーマリオブラザーズ』でノンストップ縛りに挑戦する本シリーズ。

　ルールを聞くだけでもふんわりと本縛りの過酷さが感じられるが、実際のプレイはどのようなものだったのだろうか？

　通常プレイであれば早々苦戦することもない序盤のコースをプレイするPart1だが、本縛りでは全てのコースがそれなりの難所と言える。

　特に序盤から天邪鬼スイーツさんを苦しめていたのは縛り内容にもある壁の存在。

　敵や段差とブロックが重なるというのは本作では珍しくなく、敵や段差をジャンプで突破した際にその先にあるブロックに引っかかってしまうようなパターンが頻発。

　地下ステージなどでは低い天井と敵、絶妙な高さのブロックといった本プレイだからこそ難所となるポイントに何度も苦しめられる様子が収められていた。

　また、「スーパーマリオ」シリーズでは定番となるゴール直前の階段も本プレイでは地味に嫌な難所のひとつで、タイミングを合わせられず引っかかってしまえばゴールを目前にリセットという妙なプレッシャーに苦しめられるゾーンとなる。

　なお、序盤で最も苦戦していたのはPart2にて収録されたコース2-1で、タイミングのシビアなジャンプやパックン入りの土管に大苦戦。全32コース中5位となる200回弱のリテイクを記録した。

　『スーパーマリオブラザーズ』全32コースを立ち止まらずに駆け抜ける本シリーズは執筆時点で完結済み。

　実況シーンだけでなく、各コースの成功シーンをまとめた動画も投稿されているため、過酷なチャレンジの様子と併せてチェックしてみてほしい。

文／富士脇 水面

【スーパーマリオブラザーズ】走り続ける縛りマリオ#1【VOICEROID実況】

https://www.nicovideo.jp/watch/sm41785127

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